イスラエル終了。

　バイデンの方が一枚上手だ。

イスラエルによるガザ再占領「大きな過ち」 バイデン米大統領

　リンク先の記事でバイデン大統領の衝撃の一言にはイスラエルの政治家も言葉を失ったんじゃなかろうか。

　バイデン氏は、ハマスが「パレスチナ人全体を代表しているわけではない」としながら、ガザに侵攻して「過激派を排除」することは「必須」だと主張。 　その一方で、「パレスチナ当局はなくてはならない。パレスチナ国家樹立の道筋は必要だ」とし、イスラエルとの「2国家共存」を支持する従来からの米国の姿勢を改めて強調した。（リンク先引用）

　こりゃ強烈だ。ハマス対策はファタハがやるべきという恐るべき一言。そりゃそうだ。だがイスラエルが予備役まで招集して戦闘準備に入ってから言うか？それ。ネタニヤフの立場が無い。しかも挙句の果てにこれ。

アッバス議長「ハマスの行動はパレスチナ人を代表できない」

　これバイデンが後ろで何かやっただろ？ブリンケンに中東で外交させておいてハマスの後始末をファタハにつけさせようとか考えてない？ブリンケンも後ろから撃たれた感じか？これをこのまま抑え込んだらバイデンの方がプーチンより上手なんだが。

良く言うよ。

　最初からロシアを応援していてロシアの侵攻が上手く行かなくなってから停戦を言い出したんじゃないか（苦笑）。

鈴木宗男氏「つじつま合わない」ロシア渡航めぐる維新対応に反論も与野党議員は言動を疑問視

　つじつまが合わないのは鈴木宗男の方。維新の会は立憲民主党の議員がウクライナに行った時に議員辞職まで求めたのだから自党の議員がロシアに行った時には本来議員辞職を求めるのが筋だ。それを離党で済ませたのだからどれだけいい加減な処分なのか？そもそもロシアが攻め込まなければウクライナで誰も死ななかったのだからロシアが引くのが筋であり、それでもロシアに肩入れしている理由が判らない。しかもロシアは北朝鮮から武器を得ているのにウクライナが欧米諸国から武器を得ている事だけ批判するのはアンフェアだ。そもそもウクライナが小さい国で大国のロシアと戦争をするのが間違いだというのなら日露戦争で日本が勝利した事さえ間違いだというのか？無茶苦茶である。仮に日本がロシアに攻め込まれたら北海道民に降伏するよう促すのだろうか？そんな人間が日本国民の安全を守れるのか？この議論に参加した議員はそこまで追及すれば良かったのに。

安倍が死んだら大洪水。

　安倍政権時代の悪事がどんどん明るみになっているわけで、これなんか一番酷かったのだが。

Dappi訴訟「投稿は業務というほかない」 投稿元会社などに賠償命令　社長の「関与」も示唆…東京地裁

　自民党と関係の深い（複数の取引履歴がある）会社がここまでやって、自民党が関係無かったなどと言えるわけが無いわけで、裁判も安倍が死んだら忖度なんかしなくなったからここまで踏み込んだ判決が出たわけで恐らくはこの裁判は被告側は控訴しないだろうし原告側が控訴する可能性はあるのかもしれないけれども実質的な裁判はこれで終わりだろう。もっともこれで終わりという事にもならないと思う。今までネット右翼がやり続けてきた事について裏にどういう組織がいたのか？という総括は今後出て来るだろうし、そこにはこの企業だけでなく統一教会とか日本会議なんかも問題になるだろう。結局ネット右翼の司令塔だった安倍晋三が死んだという事がここまで日本を変える事になるとはなあ。かといってテロを称賛する気は全く無いのだが。

代償は大きかった。

　とはいえ戦略通りか？

自民が東京でまた敗北　立川市の都議選補選で都民ファ＆立民に及ばす　９月の市長選に続く敗戦

　東京の選挙区を巡って自民党と公明党で揉めた影響はこういうところで出てきたわけで自民党の東京の議員は今頃お通夜のような状況になっているんじゃなかろうか。結局都議も市長も野党に押さえられて、しかも都議の数に至っては自民党と都民ファーストの会が同数。公明党の支援が入っていれば１議席は取れたかもしれないし、市長選だって２０００票弱しか差が付いていないのだから公明党の全面的な支援が入っていれば十分引っ繰り返せる票数じゃなかろうか。これで統一教会との関係が深い東京の自民党議員は公明党の票も集められないとなると深刻である。しかも衆議院の補欠選挙が今行われているが、これで公明党票が思った程集まらなくて野党が勝つという事になると公明党に喧嘩を売った麻生の責任も問題になるんだろうが、麻生からしたら次の選挙には出ないという話があるから痛くも痒くも無いのだろうが他の議員はどう思うかねえ？世襲で後を継ぐ息子が痛い目に遭うかもしれないが。