北欧神話の黄昏。

　これで相当イメージが悪くなったんじゃなかろうか。

イケア・ジャパン、初の労働組合結成　着替え時間の賃金不払いで

　情けない話である。労働問題に対して進んだ国という評価が北欧にはあったが、結局労働者の人権に関してマトモな人権保護がなされているのは北欧諸国の中だけで、イケアのような有名企業でも海外の法人では賃金不払いを起こすぐらい労働問題に対する意識が希薄しているという事である。イケアが日本に進出してきた時には「ディズニーランドがライバル」みたいな話をしていたがディズニーランドと同じなのは労働者に対する扱いの悪さだけだったという悲しい話になりそうだ。まあもっとも日本で伝えられている北欧の労働環境や人権意識はいいところだけ採り上げられていて現実には多くの問題を抱えているという話は昔からある。そういった話がこの騒動をきっかけに採り上げられてくるとなるとイケアだけの問題では無く北欧諸国の評価にも関わる問題になるんじゃないのかねえ？

ショボくなった。

　余程金が無いのだろう。

「一帯一路」、質重視へ転換　国際会議で習主席が表明

　要は中国にもう金がありませんと宣言したようなものである。本当にお金が無いのかもしれない。今まで中国で経済問題を扱っていた部署が習近平体制の三期目で対応できないくなったという話を何となく小耳に挟んだ。そのために習近平の周りのイエスマンが経済政策を担当しているから上手く行かないという話だが多分事実だろう。今回の一帯一路で参加国の数も少なかったらしいがどれだけ内容のある議論ができたのか？良くも悪くも戦争で霞んでしまっていてせっかくの外交チャンスも大した成果を得られないまま会議が閉幕する事になるんじゃなかろうか。しかしロシアもこの会議でプーチンが出て行ってどの程度の成果があるのだろうか？終わってみれば大した成果も上げられないまま終わるんじゃないのかねえ？

多分また駄目だろう。

　せっかくのチャンスに蚊帳の外。

米下院議長選、第１回投票で決まらず　ジョーダン氏は２回目投票に向け支持獲得に奔走

　バイデンがせっかく外交で大失態を演じたのに肝心の議会では議長が決まらずにその話で大統領を批判すらできない始末。この状況ではトランプもバイデンの批判をできないわけで、保守強硬派は自分で自分を追い込んでしまった。完全に自業自得である。恐らくマッカーシー下院議長を解任したのと同じ条件を保守穏健派が望むだろうからジョーダンもそれを飲めるかどうか？という話になるだろう。拒否すればまた同じ結果になるはずである。となればジョーダンも最後は議長選から離脱するか？それとも同じ条件を飲んで議長になった挙句、また解任されるか？？のどちらかであろう。最初に解任決議をやった奴はパンドラの箱を開けちゃったなあ。

やっぱり梯子を外された。

　だから言わんこっちゃない。

ガザの病院に空爆、５００人超死亡とハマス発表

　バイデンが飛行機に乗って引き返せなくなってから意図的にイスラエルがやったのだろう。イスラエルにいたらバイデンはこの空爆をイスラエルのせいにはできないわけで、イスラエルが悪いなどとその場で言おうものならバイデンはすぐに不可解な死に方をするだろう。だから行くべきでは無かったし、そういう事をやる国だという事ぐらいバイデンも知っていたはずである。イスラエルは案の定自分達の攻撃では無いと言っているが、あの映像を見ればあんな速さで飛んでくるロケット砲は無いだろう。だからバイデンはイスラエルに行くべきでは無いと書いたのに案の定の結果である。今回の５００人の犠牲者はバイデンが殺したようなものだ。普段はバイデン贔屓でもこういう時は厳しく書く。しかしこの件はイスラエルがどんなに正当化しようとしても失敗するだろう。その後でイスラエルを支持した経営者がどうなるのか？投資ファンドとか中東の資金がどう流れるのか？そういうところを考えると自分で客を減らすところもあるんだなあ。