まあ、此の協議に至らずですが、米国は朝鮮戦争休戦協定を変更するなら、核兵器開発を止めろと毎度の恐怖心から云い立てており、朝鮮民主主義人民共和国側は其れなら体制護持を保証しろとの担保を求めた流れと報じられておりますが、米国の核兵器開発を止めろはまあ現状では短絡的な手法しか取れない流れで妥当な其れですが、北朝鮮の体制護持は粗眉唾ものと捉えておくのが其れ相当と考えられます。北朝鮮は米国の過去の所業から学習をしており、核を保持しているから手出しが出来ないと捉えており、口約束の体制護持如きをの流れを云い出す筈もなくとなっております。まあ、そんな訳で、端折りに端折りますが、折角の北からの協議の申し出も、間髪入れずに核兵器開発を止めろでは余りにお粗末過ぎる宗主国の拙い情緒的な対応が要因となっております。更には「米外交筋は、北朝鮮の核実験強行で交渉は事実上決裂したと述べた。北朝鮮は米側が体制保障の要求に応じなかったことを受けて核実験に踏み切った可能性もある。金正恩体制の核開発断行方針があらためて鮮明になった。(東京新聞・共同2/22)」とも報じられております。まあ、双方の恐怖心も有りですがはさて置き、宗主国も少しは孫子の兵法でも勉強して貰わんと此の様な子供染みた対応では、何処迄行っても対北に関しては現状が好転する事はなくと成り果ててしまいます。まあ、此の様な国に毎度毎度隷属して、戦争法制やらTPP等のお先棒を担いでいる日本もとんでない其れと成り果てておりますと取り敢えずはしときますです。其れにしても、宗主国ですが、敵を刺激する所業ばかりで、懐柔が粗なくの結果、平和協定締結も至らずと、くどいですが捉えておくのが其れ相当となっております。
其れにしても中国の永興島に配備されたミサイルの件に関しても、メディアの報じ方は妙な事となっております。例えば日米が配備に共同歩調の如くに報じて然も現状変更で南シナ海西沙の情勢不安定状態やら緊張が高まった如きの一方的なメディアコントロールの其れとなっております。南シナ海の戦後の歴史から捉えれば、永興島やら海南島等も日本が支配をしておりましたが、敗戦で、中華民国に返しておりとなっております。其の後は1970年代にベトナムと西沙南で諍いがありましたが、ベトナム軍は敗走して中国は実効支配してとなっております。其の後1980年後半に永興島に飛行場を造っております。まあ、此の様な事から、今回のミサイル配備ですが、中国が此処にデモンストレーションで配備したのは、一向に米国が戦略原潜の監視活動も一向に衰えずとなっており、単に其れが嫌だから対空ミサイルを置いての牽制となっております。其れと海南島の原潜基地を守る名目となっております。そんな訳で、まあ、どの様に捉えても、現状変更とは考えられずとなっておりますから惑わされん様にしとくのが其れ相当かなとなっております。因みに米国は永興島に飛行場を造った時は粗口を噤んでおりましたも覚えて貰っとかんとあれとなっております。更に序乍ですが、今回のミサイル配備は横須賀の基地周辺で他国が偵察を繰り返しやっているれば、其れを阻止する為に大島にミサイルを配備したと同等との田岡俊二さんの例えが的確と思われます。
今日は此処迄
次回を待て
P.S.
少し前のあれですが、総務大臣が放送事業者が、政治的な公平性を欠く放送を繰り返した場合に電波法に基づき電波の停止を命じる可能性について「将来にわたって罰則規定を一切適用しないということは担保できない」と云い立てましたが、此の様な流れは米国で戦後に蔓延ったマッカーシズムと同様と成り果てており、暗黒社会を目指す其れとなっており、惑わされてはあれと此れ又なっております。