レイン プロスタッフブログ

REINプロスタッフによる釣行レポート、製品紹介など。

牛久沼たまやボートペア大会~谷口 泰氏~

2009-09-17 | フィールドレポート牛久沼
9月6日(日)本日は牛久沼たまやボート年に2回のペアトーナメント、私と副会長の最高齢ペア「ハンドレッズ・チームレイン」ももちろん出場である。
実は我々はペア大会は結構強く、前回準優勝、前々回優勝とナカナカのものなのである!
ふたり合わせて102才を乗せたたまやの赤いジョンボートは6時半のスタートとともに船首を西谷田川へ向けたのだった。


8月大会優勝の絶好調副会長プラ情報によるとクランクとテキサスどちらでもそこそこ釣れるが型は小さいとのこと。
この時期はバスも高水温による夏バテから回復しておらず毎年結構厳しい。
大型はあまり釣れず300~400gを3尾そろえれば上位に入れるのだ。
できればキッカーになる大型を1本獲りたいが狙って獲れるような技術も知識もない。

まずはモーニングバイト狙いでシャロークランクを引きまくった。
水没した柳の際にキャストしリトリーブし始めてすぐにロッドが引き込まれた!「キタッ!」必要以上の大声で叫びながらハンドルを回す。比較的あっさり副会長のネットにおさまったバスは予想通りの400gだった。
しかしまだ7時、ナンカ行けそうな感じ・・・トーナメントの1尾めは何年(何十年?)やっても最高に嬉しいものであることだなぁ。ということでその後はクランクを引き続けたが・・ウームそれっきりあたりがない??
他のボートはわりと釣れているみたいで歓声が聞こえて来る。老眼は遠くは良く見えるという特徴をフルに利用すると、どうやら葦撃ちのようだ。てなわけでそそくさとテキサスに変更、当然リングクローの出番である。副会長はアックスクローを使っている。



西谷田川上流の細見橋を越えて細見広場と呼ばれるシャローに入った。コッコッという小さなあたりで合わせたがスッポ抜けてワームが丸まって帰ってきた。
やはり魚が小さいようで微妙なあたりは何回かあるがなかなか乗ってこない。水温は24℃、晴れたり曇ったりで結構強い南東の風、条件は悪くないので釣れるはずだと思い込み集中力を切らさないマインドコントロール作戦である。

西谷田川を下りながら葦撃ちを続けているとついに副会長にヒット!やった、結構良い型?・・・確認できぬままバスは水中へとお帰りになった・・・。
残念だが葦撃ちで良いことはわかった、さらに集中力を上げていく。時間はすでに12時だがここからが勝負、長年の経験から牛久沼のバスは昼ごはんを食べるらしくこの時間にまた喰いが立つことはわかっている(これを昼飯バイトと呼び秘密にしている我々なのであった)。
柳と葦の複合ポイントにリングクローをキャスト、ステイにはいったとたんクンックンッというあたり、すかさず電撃フッキングにドンッ重さがのった!き~もちいい~!!釣れた魚はやはり400g、ネットも使わずランディングしたがそれでいいのである気持ちいいのである。


さらにその30分後、葦のポケットで同じように1匹追加!なんと12時過ぎてから3尾のリミット達成してしまった。副会長とがっちり握手して岐路へついた。
しかし風の中一日中走り回ったのでバッテリーが風前のともし火、しかたなくオールを1本づつ持ちカヌーのようにこぎ始めた、体力ギリギリ帰着時間ギリギリで桟橋にたどり着いた。ヨカッタ・・・

結果は小さいとは言えさすがにリミット達成1120gで6位入賞し最高齢チームの面目躍如であった。


ちなみに全体の成績としてはやはり400g平均のバスがほとんどであったがウェイインは27組中16組と例年より良好であった。
優勝は鎌田兄弟、東谷田川上流の百本杭でテキサスとラバージグを使い2尾だが大型を獲って来た。


秋の減水にて、水深のある西谷田川が良かったようだ。テキサスの葦撃ちで結構あたりはありそこそこ楽しめた。
それにしてもリングクローは強い!私はノーシンカーを使うことが多くテキサスはあまり得意ではないのだが、リングクローを使うようになってからまっ昼間の釣れない時間帯に何匹も獲っている。
我が牛久沼にはリングクローテキサスがジャストフィットなのである。