9月4~6日にかけて、徳島県旧吉野川で開催されましたトップ50第4戦の様子を報告します。
会場となった旧吉野川は四国屈指のトーナメントリバーとして知られ、クリアな水質と豊富なベジテーション、そして河口堰の開閉によって生じる激しい流れと水位の変化があるのが特徴。
大会2週間前に行なったプラクティスでは主に増減水への対応を考え、
増水時→アシなど、ショア沿いの障害物。
減水開始→ウィードのアウトサイドの、ウィードが水中でオーバーハング状になった所。
減水時→地形の変化+ウィードなどの障害物が絡む場所の少し深め。
という感じで釣り方をシフトすることで魚の反応を得ることができた。
迎えた大会初日。
この日は大きく水位が変わる『減水日』。(ネットで河口堰の開閉予定を公開している)朝のうちは水位が高いのだが、8時半過ぎから一気に水を流して4時間ほどで1m近く水位が下がる予定。
スタートしてすぐに近くのアシをリトルレインズホッグのテキサスリグで釣り始め、ウロウロしていたバスをサイトフィッシングで2本キャッチ。
その後河口堰が開き、流れが出てきたので移動。
ウィードのアウトサイドを狙って1本釣るも、後が続かないので地形変化の絡むやや深めの場所に狙いをシフト。
するとこれが当たって短時間にグッドサイズを連発。
レインズスワンプJrのネコリグであっという間に4㎏を超えるウェイトで揃えることに成功。
ウェイインしてみると予想外のハイウェイト戦が展開されており、私は4185gで20位スタート。
2日目も初日同様の減水日。そのためスタート後はやはり同じアシへ。
そこで1㎏クラスをキャッチし、その後は流れが出ると同時に初日良かった地形変化スポットへ移動。
前日にキープした魚がライブウェル内でザリガニを吐いたことと、流れの中で深めの場所を探るので、扱いやすい3/8ozのフットボールジグ+レインズ アックスクロウをキャスト。
するとまたこれが当たり、グッドサイズの連発開始でリミット達成。
そして水没するコンクリート柱を狙ったジグ&アックスクロウにビッグフィッシュがヒット。
柱にラインを擦られながらもキャッチに成功したバスはビッグフィッシュ賞を獲得することになる1890gの魚だった。
これでウェイトは5㎏を超え、その後も入れ替えを繰り返し、この日は5345gをウェイイン。
単日の7位。総合8位で3日目に進むこととなった。
3日目は水位変動が少なく、ずっと水位が高い『平水日』。
セオリー的にはショア沿いのカバーが良いのだが、前日の魚が忘れられずにビッグフィッシュスポットへ。が、反応が悪くすぐにカバー狙いにシフト。リトルレインズホッグのテキサスで小型ながらポツポツとキーパーをキャッチすることができ、苦しみながらもリミット達成。
移動の合間に何度も前日の場所をチェックするが、この日はビッグフィッシュは出ず。
結局ウェイトを落として3450g。単日13位となり、総合ではなんとか8位に踏みとどまることができた。
今回はフィールドの状況が変化する中、上手く釣り方をシフトできたことが好成績に繋がったと思う。
今年も残すはあと1戦、桧原湖戦のみ。表彰台の真ん中目指して頑張ります!
使用ルアー1:リトルレインズホッグ(ウォーターメロン)+レインズTGスリップシンカー3/8oz
使用ルアー2:レインズスワンプJr(スカッパノンレッド)+レインズTGネイルシンカー1/16oz
使用ルアー3:3/8ozフットボールジグ+ハイパーFスカート(太、NE720)+アックスクロウ(グリーンパンプキンorウォーターメロン)