レイン プロスタッフブログ

REINプロスタッフによる釣行レポート、製品紹介など。

2011JB津風呂湖「復活への道」~寺田 裕貴

2011-10-17 | 西
2009年10月、JB津風呂湖シリーズ最終戦プラクティス日に病は突然私を襲いました。
病名はギランバレー症候群。

その破壊力は凄まじく、発症から3日で寝たきりになるほど。
その私の様子を見た誰もが「もう二度と釣りは出来ないだろう」と思われたそうです。

実際、ドクターからも手足には障害が残り、仕事はもちろん日常生活にも支障が出ると言われていました。

しかしながら私の「バスフィッシング」への想いは途切れることは無く、むしろ強くなるばかり。
約1年間の病院生活とその後の地獄のリハビリで、今シーズンのJB戦に復活することが出来ました。
(何事もあきらめたらダメですね。努力すれば奇跡は起こると思いました。)

まだ開幕戦の段階では、手足の動きは不自由で満足な釣りはしにくい状態でした。
そんな私を一緒に参戦している塩飽プロはさまざまな面で懸命に支えてくれました。
また、池田プロをはじめ平石プロ、そして琵琶湖の仲間達も私を励ましてくれました。(本当に感謝です。)

アイテムでは、大好きなエコスワンプシリーズ、特にエコスワンプジュニアとTGネイルシンカー1/64ozのネコリグ、エコスワンプミニとTGダウンショットシンカー3/64ozのダウンショットは多くの魚との出会いを導いてくれました。(カラーはエビミソ)



私の想いでは、全戦を通じ精一杯全力で戦い抜きました。(病にも勝ったと思いました。)







入賞には絡みませんでしたが、仲間達の熱い励ましと信頼できるアイテムに心から感謝しています。
そして今、再びトーナメントにフル参戦出来たこと、バスフィッシングが楽しめた喜びを噛み締めています。

※「頑張れっ!」と激励して下さった皆さん、本当に感謝しています。
ありがとうございました。

◆成績
・第1戦 バークレイCUP 22位     
・第2戦 ジャッカルCUP 84位
・第3戦 サンラインCUP 19位
・第4戦 ジャッカルCUP 32位

・年間ポイントランキング 20位(94人中)

100‘s(ハンドレッズ)の牛久沼トーナメントレポート~谷口 泰 氏~

2011-10-05 | 
我々は牛久沼たまやボート選手会の会長と副会長、二人の年齢をたすと100歳を超えるためその名も「牛久沼たまや100‘s(ハンドレッズ)」。牛久沼たまやボートで毎月行われるバストーナメントを報告します。

2011年9月18日、牛久沼たまやボート9月大会は晴天だが強風にて稲荷川を含む沼の東側は禁止区域となった。
数日前まで涼しく水温がさがったがまた夏がぶり返し条件は厳しそうだ。
美しい朝焼けの中で準備、6時半スタート時の水温は27.3℃だったが13時半終了時には29.1℃まで上昇していた。



 完全に夏の釣りなのでスタートしてすぐに桟橋左の複合ストラクチャーに入った。
いつも通りリングクローテキサスとムーヴァージュニアの猫リグで攻める。
本日は減水傾向でここは浅いためひと流しして東谷田川河口の島へ。
風がかなり強いので風裏を狙って行く。
感じはいいのだがここでもノーバイト、やはり牛久の夏は厳しい。

次にすぐ目の前に広がる広大なシャローエリアである住宅下へ入った。
ここはかなり浅いため減水のこの時期には奥はほとんど釣りにならない。
水深のありそうなところを選んでリングクロー5gテキサスでがまを撃つ。
風が強いので魚が葦から出ている可能性を考えあまり奥は狙わず手前、手前と探って来た。
しかしワンド奥の比較的浅いがまのスリット、すなわち最初の作戦とは全く逆のパターンでガッガッというはっきりしたあたり!思いっきり合わせた!しか~し!ズリッと歯形のついたリングクローのみ返って来た・・・。
あたりの感じははっきりしており、歯形からしてもそこそこの大きさだったか??残念。 

その後はウェッピングを含めシェードを重点的に撃っていった。
あたりは数回ありこの時期ノーバイトもめずらしくないなか選択はまちがいではないと確信した。
しかし結局魚は獲れず終了。悔しい一日となった。



 副会長は得意の西谷田川を選択したが、私とは逆に昼まで全くノーバイト。
11時半に水没した木にひっかけたクローテキサスをシェイクしてナント47.5cm1920gの本日最大魚を手にした。
順位も4位でまさしくワンバイトワンフィッシュの戦果であった。



 出場44名中ウェイイン16名40%、優勝は遠藤選手は西谷田川上流細見広場付近の沖目の杭をスピナーベイトとクローテキサスで攻め3本で3760gというこの時期驚異的なスコアで優勝・・・しかも8月に続き2連勝を成し遂げた。




嵐が去って・・・。(奈良県・津風呂湖)~寺田 裕貴~

2011-10-05 | 西
9/7、JB戦のプリプラクティスを兼ねて、奈良県の津風呂湖に行ってきました。
この日のコンディションは、3日前に猛威を振るった台風14号の影響で、まさに嵐の後といった状況。
水質は泥系のマッディ、水面には流木や木屑そしてゴミがいたるところに散乱し、いつもの津風呂湖の様子とは一変していました。

プランは、とりあえず状況を観察することも含め、中流域の岩盤や岬からチェックすることに。

リグは・・・
エコスワンプ、TGネイルシンカー1/32ozのネコリグ。
エコスワンプジュニア、TGネイルシンカー1/64ozのネコリグ。



エコスワンプミニ、TGダウンショットシンカー3/64ozのダウンショット。



の3タイプで、それぞれ「フォール」「リアクション」「ミドスト」「引っ掛けて放置」で使い分けました。

カラーは勿論「エビミソ」(寺田の大好きなカラーです。)
そして、濁りを考慮しマキモノとしてシャッド(ベビーシャッド)を用意しました。

急激な満水に備えたダムの放水で、通常よりも強い湖流が発生している津風呂湖。
探っていくと流れのあたる垂直岩盤や岬左右のシャローレンジで好反応。
同じシチュエーションのポイントを回り、25~46センチ18本の釣果となりました。









同行の阪上さんもクランクベイトとチャターベイトでグッドサイズをゲット。



状況からみて「今日はどうなることやらと・・・。」と思っていましたが、結果は相反しまずまず。
しかしながら、釣れ方から感じることはやはり「嵐の後」といった感じ・・・。
長年、津風呂湖に通っていますが、様変わりした風景も含め驚きの津風呂湖釣行となりました。


※同じ奈良県でも南部では大きな災害が発生し、亡くなられた方がおられます。ご冥福をお祈りすると共に一日も早い復興を願います。