10月20日。
もう過ぎてしまいましたが、皆さん何の日かご存知だったでしょうか?
『リサイクルの日』であったり、『頭髪の日』でもあるようですが、
文化財的には『近代化遺産の日』だそうです。
近代化遺産とは、幕末以降から第二次世界大戦期までの間に建てられた日本の近代化に貢献した産業などに係る建造物、だそうです。
全体的に和洋折衷でモダンな雰囲気の建物が多いです。
普段は非公開となっていることの多い近代化遺産ですが、『近代化遺産全国一斉公開』と銘打ち、
11月末まで全国で一斉に公開しようというイベント行われています。
全国100箇所以上の自治体で、300以上の近代化遺産が公開されます。
稲敷市でも『大日苑』(旧植竹庄兵衛家住宅洋館・和館・土蔵)が期間中(~11月24日まで)、公開されています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/07/35/5cbf87d142c0d4553939865f00c6dfe5.jpg)
大日苑は、稲敷地域の干拓事業を手掛けた植竹庄兵衛氏が昭和12年に建設した建物です。
アール・デコの影響がみられる洋館、内部の意匠を凝らした和館ともに細部まで見応えのある建物となっており、
ドラマなどのロケも何度も行われているそうです。
秋の行楽シーズン、日本の近代化をささえた建造物たちをご覧になってみてはいかがでしょうか?