先日から大河ドラマに関するパネル展のご紹介をしてきました。
おかげさまで、出演者の等身大パネル展の前では連日、写真撮影会が絶えません。
出演者パネルは自由に撮影いただけますので、パネルに触らないよう気をつけて、
遠慮なくご一緒に撮影してください。
そして、昨日から展示がさらにパワーアップ。
NHK 甲府放送局様のご提供により、
新たに大河ドラマの始まりや概要、登場人物相関図、制作秘話などをご紹介した
解説パネルを常設展示室に増設しました。
パネルは全部で6枚。
常設展示室入口側から、
①ドラマ初回のストーリー概要
②主演松本潤さんのフォトと今回の家康像の設定
③登場する徳川家の人々、その演者さんの紹介
④徳川家と関係する勢力、今川・織田・武田勢の演者さんの紹介
⑤制作側の人物の描き方や見どころなど
⑥制作秘話や制作の意図など
「どうする家康」の世界を制作側の思いも感じながらご覧いただき、
楽しく歴史にふれ、他の展示もご覧いただく一助になればと願っております。
当初は、常設展示室で大河ドラマ放送に合わせて、徳川家康との関係を武田側の
出来事を中心に紹介する武田家視点のパネル展でスタートしましたが、
そんなこんなで、展示物が後から諸々充実してきまして、今ではミニ大河ドラマ館の
様相を呈してきました。
今回は徳川家康が主人公で、その生涯を描くストーリーですが、
家康という人物を描く上で武田信玄・勝頼との関係は無視できません。
作品を通じて少しでも武田氏の歴史、武田氏三代が居住していた館跡についても
興味を持っていただければ幸いです。
もちろん、史跡武田氏館跡を語る上でも徳川氏領国下の歴史を語らないわけには
行きませんので、この先の展開で武田宗家が滅び、家康が甲斐国を治め、
甲斐国がどうなっていったのか、あるいは、武田家臣団はどうなったのか、
今後、家康時代の甲斐国、そして館跡についてもご紹介できればと思っています。