11月3日から期間限定デザインの御城印配布を開始いたしました。
今月30日で限定版を終了して、12月2日から通常版を枚数制限なしで配布
開始の予定でしたが、感染拡大を懸念されて外出を控える方もいらっしゃると
思います。そのため、現在の感染拡大状態で慌ててご来館いただかなくても
間に合うよう、限定デザインは、予定枚数が終了するまで配布を継続します。
まだ、残部はございます。
なお、通常版は、予定通り2日から配布しますので、ご希望のデザインを
お選びください。
お選びください。
新型コロナウイルス感染拡大が続いています。感染の疑いがある方は
もちろんのこと、体調に不安のある方もご来館をお控えいただき、体調が
もちろんのこと、体調に不安のある方もご来館をお控えいただき、体調が
万全になりましたらご来館いただきますよう、お願い申し上げます。
土日・祝日は、時間帯によって満員の日もありますので、事前のご予約
もお待ちしています。
さて、ここからは、御城印にも使用している朱印についてのお話し。
戦国大名たちの領国支配に欠かせなかった朱印。
印判が朱色なわけは、朱色のもととなる辰砂(しんしゃ)という素材の特性と
朱という色のもつパワーが理由(!?)と考えてみましたが・・・
ほとんどの武将が印判に朱色を選んだ一方で、その図柄・文言にはこだわりが。
朱印の使用が個人に終わらず、代々受け継ぐ大名家もあったことを考えると、
それは家と領国のシンボル、目指す姿だったと言えるかもしれません。
そんな大切な朱印の図柄として、信玄公が選んだものは「龍」でした。
意外にかわいいお顔です。初代・信玄's 龍朱印!
なぜ、「龍」だったのでしょうか。
信玄が龍の朱印を使いだしたのは、父・信虎を追放した後。
信虎は「虎」の朱印を使っていましたが、
ここはやっぱり新しい時代のための新しい朱印がふさわしい!?
残念ながら、「龍」を選んだ信玄の思いを、後世の私たちに伝えてくれる資料は見つかっていません。
そんなわけで、本当のことを知る由もないのですが・・・。
印判が朱色なわけは、朱色のもととなる辰砂(しんしゃ)という素材の特性と
朱という色のもつパワーが理由(!?)と考えてみましたが・・・
ほとんどの武将が印判に朱色を選んだ一方で、その図柄・文言にはこだわりが。
朱印の使用が個人に終わらず、代々受け継ぐ大名家もあったことを考えると、
それは家と領国のシンボル、目指す姿だったと言えるかもしれません。
そんな大切な朱印の図柄として、信玄公が選んだものは「龍」でした。
意外にかわいいお顔です。初代・信玄's 龍朱印!
なぜ、「龍」だったのでしょうか。
信玄が龍の朱印を使いだしたのは、父・信虎を追放した後。
信虎は「虎」の朱印を使っていましたが、
ここはやっぱり新しい時代のための新しい朱印がふさわしい!?
残念ながら、「龍」を選んだ信玄の思いを、後世の私たちに伝えてくれる資料は見つかっていません。
そんなわけで、本当のことを知る由もないのですが・・・。
「龍」と言えば、信玄は、信玄堤のある「竜王」(今日の甲斐市)を思い浮かべたかもしれません。
この地は、古来より釜無川と支流の御勅使川(みだいがわ)の合流地点であり、水害多発地域。
ここに、信玄をはじめとする為政者の下、大規模な堤防が長い年月をかけて築かれました。
現在は「信玄堤」と呼ばれていますが、これは江戸時代後期以降の呼び名。
問題の土地の名称ですが、川の氾濫を収めてほしいと願って「竜王」と名付けたと思いきや、
地名の起源は甲斐市竜王にある慈照寺の湧水・「竜王水」に。
しかも、この竜、元は悪竜で、住職に諭されて改心。湧き水をもたらしたとか。
この地は、古来より釜無川と支流の御勅使川(みだいがわ)の合流地点であり、水害多発地域。
ここに、信玄をはじめとする為政者の下、大規模な堤防が長い年月をかけて築かれました。
現在は「信玄堤」と呼ばれていますが、これは江戸時代後期以降の呼び名。
問題の土地の名称ですが、川の氾濫を収めてほしいと願って「竜王」と名付けたと思いきや、
地名の起源は甲斐市竜王にある慈照寺の湧水・「竜王水」に。
しかも、この竜、元は悪竜で、住職に諭されて改心。湧き水をもたらしたとか。
また、躑躅が崎の尾根は、江戸時代には龍華の峰と呼ばれ、柳沢吉里が
甲斐八景にも選定した場所。遠くから見ると、躑躅が崎の尾根が龍の尻尾
にも見えますが、何か関係があるのか、ないのか?
それはさておき、「龍」は、不思議な生き物です。
実在しないにも関わらず、世界各地それぞれに龍のイメージ・伝説が。
西洋のサタンなイメージに対し、東洋では神として、聖なる動物として信仰されました。
信玄の目には、どんな「龍」が映っていたのでしょう。
そんなところを探っていきたいと思います。
よろしければ、「ワケ」のその2にもお付き合いください🙇
それはさておき、「龍」は、不思議な生き物です。
実在しないにも関わらず、世界各地それぞれに龍のイメージ・伝説が。
西洋のサタンなイメージに対し、東洋では神として、聖なる動物として信仰されました。
信玄の目には、どんな「龍」が映っていたのでしょう。
そんなところを探っていきたいと思います。
よろしければ、「ワケ」のその2にもお付き合いください🙇
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