教授の言うとおり

車中で「AVANTI」を聴いた。
教授の言うとおり「人生には、経験すべきことがたくさんある。行かなければ、わからないこと。食べてみなきゃわからないもの。おいしいお酒、素晴らしい音楽。世の中には、それらのものが、たくさんあるんです」（概要）
・・・なるほどなー。
運転しながらだったんで、話半分しか聴いてないって感じだが、なんというか、心に残った。

高校３年生の時の担任が、「初めて富士山を見たとき、その大きさは想像以上だったよ。自分の想像を遙かに超えたものが、この世界にはたくさんあるんだ。それらのものを、生で観たり経験したりするのは、とても大切なことなんだ」（これも概要）
当時、１７～８歳だった私に、この担任の言葉は、非常に印象深く心に突き刺さった。

今の私。
当時の担任の言葉を、いろんなところでかみしめては、様々な形で実行しているのかなぁ・・・と思う。
やってみないと分からない。
生で観ないと、その感動は分からない。
経験しないと、この気持ちは生まれてこない。
勉強しないと、なにも感じない。

今、インターネットもあるし、バーチャルなんとかってモノもたくさん普及し、自分がさぞ経験したかのような錯覚に陥ることもある。

森に行かなきゃ、空気のおいしさは分からない。
海に行かなきゃ、自分の大きさや存在は分からない。
ライブに行かなきゃ、あの熱気と一体感になれない。
印刷物の絵じゃ、筆の迫力と画家の雰囲気は伝わらない。
他にもたくさんある。
３６年生きているが、まだまだ未経験なこと、会っていない人、体験してないこと、山ほどある。

私は、まだまだ生きなくっちゃいけない。
そして、子供達にも「経験する大切さ」を、伝えなくっちゃ・・・。

　今日のラジオ　「SUNTORY SATURDAY WAITING BAR　AVANTI」

歯磨き粉じゃない

今日も、鍼を打った。
今のところ、週２回ペースといったところか。
打つとしばらく楽になる。
打たないとけっこうつらい。
ここんとこ、ずーっとこんな感じ。
打つ場所も、腰、背中、肩、首、頭、足のいずれか。
背中をさらし出すことも、ジーンズを下ろすことも、慣れてしまった。
でも、先生が白衣を着ていないと、絶対にイヤだ。
先生が白衣を着ているから、服も脱げるし身体を触られても平気なんだろう。
もっとも、へんな事をしないのは、重々分かっているので。
（向こうも、するわけないじゃん！って感じだろうが）
白衣の力って、すごいね。
たまーに、それを逆手にとって、変なことをするとんでもない医者がいるが。

ブルーとホワイトの、細かいストライプのブラウスを着ていった。
ブラウスと言うよりも、Ｙシャツみたいで、Ｙシャツと言うよりも、パジャマみたいな・・・。
鍼を抜き、シャツを下ろしてもらい、ジーンズのベルトを留める。
「なんかさー、パジャマみたいなシャツ着てきちゃったよ」
「ブルーとホワイトのストライプねぇ・・・。なんか、こんな歯磨き粉があったよね」
「は、歯磨き粉ぉ？？」
・・・先生、そのたとえは、あんまりだよー・・・。