「輝く星座」と聞いて、THE 5TH DIMENSIONの
「輝く星座」(原題 The Age of Aquarius)を思い浮かべた人も、仲間ですよん。
3月下旬、オリオン座の南中時刻が、もう19時あたりになっているので、かなり春の星座が見えているはず。
春の星座は、冬のように大げさで華やかな夜空ではないのだが、それでも、獅子座あたりはきれいに見えますよ。
黄道12星座の一つである獅子座は、この時期にわかりやすい星座だと思う。
スバルを擁した牡牛座、カストルとポルックスの双子座、わかりにくいが、プレセペ星団がある蟹座、その後に続くのが獅子座と、スピカが光る乙女座。
その乙女が持っている「正義の天秤」が天秤座・・・。
夏になると真南に大きなS字を描き、アンタレスを赤々と光らせるのが蠍座。
その「サソリの心臓」のアンタレスを、まさに打ち抜かんとしているのが、南斗六星を擁する射手座・・・。
獅子座は、ちょうど「?」クエスチョンマークを、反転させたような形が、獅子の頭になり、獅子の心臓の部分にはα星の「レグルス」獅子の尾の部分には「デネボラ」という獅子座のβ星が光る。
そのデネボラだが、牛飼い座のα星アークトゥルス、乙女座のα星スピカとともに、春の大三角形を担う。
冬の大三角形が、こいぬ座のプロキオン、おおいぬ座のシリウス、オリオン座のベテルギュースからなる。
また、夏の大三角形の話しも、今度書きますね。
晴れた日は、昼だけではなくて、是非、夜空も見て下さいな。
素敵な世界が広がっているから・・・。
ちなみに、冒頭に書いた「輝く星座」の原題「アクエリアス」は、水瓶座のことです。