晴れ。
今日は、臨時で会議が入ったので、朝から事務所に出かける。
事務所では、先に副支部委員長のHちゃんがいた。
「今日、朝から悲しいことがあった・・・」
「どうしたん?」
「・・・・なんでみんないなくなるん??」
彼女は大きな目に涙を溜めて、懸命にこらえるようにハンドタオルでぬぐっていた。
「・・・もしかして、聞いたん?」
「・・・・・・」
しばらくして、他の面々も揃い、会議が始まった。
その資料に、次年度の体制が掲載されていたが・・・。
他支部に異動になることが決まっていた私の名前は、当然そこにはなかった。
彼女は、今朝、この状況を知ったらしい。
この面々で、やっと発表になったのだが、まだ機関会議メンバーは知らない。
実は、1月の半ばから、私が他支部に配属される話が出ていて、私自身かなりの遠距離通勤になるが、この話を受けないと先には進まないため、了承した。
内心は、不安だらけなのだが・・・。
仲が良いHちゃんや、Iさん(私の後の委員長さん)のことを思うと、この話がある程度公に出るまでは口外できなかったので、非常につらかった。
彼女たちは、私がこのまま残ると、信じて疑わなかったのだ。
・・・まぁ、私自身もだが・・・。
夕方、Hちゃんから電話があった。
明日、例の「ピザ作り」の取り組みを行うのだが、彼女は所用で参加できないのだ。
「りあらさん、明日、よろしくね」
「うん。ありがとう。・・・・なんか・・・ごめんね・・・」
「・・・うん・・・りあらさんいなくなっちゃうなんて・・・寂しいよ」
「うん・・でもね、新しい人が来るよ」
「team食べもの、見事に解散だね。担当も異動だし・・・」
「・・・うん」
「こんなことになるなんて思わなかった」
「うん・・・私もね。HちゃんとIさんのことが心配でね・・・。つらかったよ・・・」
「うん・・・・」
ともに電話口で泣きながら話をする。
「春って、悲しいね。みんなと離ればなれになっちゃうね」
「うん・・・」
私は・・・。
6年近く、この支部にいた。
同期だったHちゃんとは、お互いに同じような苦労をしたので、仲が良かった。
途中、Hちゃんは出産で抜けた時期があったが、ちゃんと戻ってきてくれた。
一昨年だったか、一緒に博多まで研修にも出かけた。
Iさんは、私が副委員長だったときに、初めて「秋のつどい」で出会った。
「絶対に、この人と一緒に頑張りたい!」
初めて会ったときから、ずっと願い続け、彼女を委員にして・・・。
彼女が私とペアを組み、2年間副委員長を務めてくれた。
昨年、任期満了で私が退任し、彼女がこのまま委員長に。
そうそう、彼女のご主人に、私が通っている整骨院を紹介したんだった。
Hちゃんは、夜にもメールをくれた。
ゆっくり話をしようって。
私がいなくなることで、こんなに彼女が涙を流すなんて・・・。
嬉しかったけど・・・・やっぱり胸が痛いね。
寂しいね。
つらいね・・・・。
今日は、臨時で会議が入ったので、朝から事務所に出かける。
事務所では、先に副支部委員長のHちゃんがいた。
「今日、朝から悲しいことがあった・・・」
「どうしたん?」
「・・・・なんでみんないなくなるん??」
彼女は大きな目に涙を溜めて、懸命にこらえるようにハンドタオルでぬぐっていた。
「・・・もしかして、聞いたん?」
「・・・・・・」
しばらくして、他の面々も揃い、会議が始まった。
その資料に、次年度の体制が掲載されていたが・・・。
他支部に異動になることが決まっていた私の名前は、当然そこにはなかった。
彼女は、今朝、この状況を知ったらしい。
この面々で、やっと発表になったのだが、まだ機関会議メンバーは知らない。
実は、1月の半ばから、私が他支部に配属される話が出ていて、私自身かなりの遠距離通勤になるが、この話を受けないと先には進まないため、了承した。
内心は、不安だらけなのだが・・・。
仲が良いHちゃんや、Iさん(私の後の委員長さん)のことを思うと、この話がある程度公に出るまでは口外できなかったので、非常につらかった。
彼女たちは、私がこのまま残ると、信じて疑わなかったのだ。
・・・まぁ、私自身もだが・・・。
夕方、Hちゃんから電話があった。
明日、例の「ピザ作り」の取り組みを行うのだが、彼女は所用で参加できないのだ。
「りあらさん、明日、よろしくね」
「うん。ありがとう。・・・・なんか・・・ごめんね・・・」
「・・・うん・・・りあらさんいなくなっちゃうなんて・・・寂しいよ」
「うん・・でもね、新しい人が来るよ」
「team食べもの、見事に解散だね。担当も異動だし・・・」
「・・・うん」
「こんなことになるなんて思わなかった」
「うん・・・私もね。HちゃんとIさんのことが心配でね・・・。つらかったよ・・・」
「うん・・・・」
ともに電話口で泣きながら話をする。
「春って、悲しいね。みんなと離ればなれになっちゃうね」
「うん・・・」
私は・・・。
6年近く、この支部にいた。
同期だったHちゃんとは、お互いに同じような苦労をしたので、仲が良かった。
途中、Hちゃんは出産で抜けた時期があったが、ちゃんと戻ってきてくれた。
一昨年だったか、一緒に博多まで研修にも出かけた。
Iさんは、私が副委員長だったときに、初めて「秋のつどい」で出会った。
「絶対に、この人と一緒に頑張りたい!」
初めて会ったときから、ずっと願い続け、彼女を委員にして・・・。
彼女が私とペアを組み、2年間副委員長を務めてくれた。
昨年、任期満了で私が退任し、彼女がこのまま委員長に。
そうそう、彼女のご主人に、私が通っている整骨院を紹介したんだった。
Hちゃんは、夜にもメールをくれた。
ゆっくり話をしようって。
私がいなくなることで、こんなに彼女が涙を流すなんて・・・。
嬉しかったけど・・・・やっぱり胸が痛いね。
寂しいね。
つらいね・・・・。