曇り。
この時期特有なのか、時折晴れ間は見えるのだが、湿度が高くて汗がにじむ。
今日は、サークルの打ち合わせを事務所で行った。
私が担当(私自身はサークル員ではなく、事務的ことを行っている)なので、新しく決まった役員さん中心に、担当ワーカーさんと交えて、会計帳簿の付け方や、報告書の書き方などの事務的なこと、連絡網を作成したので、役員さんに手渡したりなど。
「楽しそうだったから応募したのに、この前出席しただけで役員に決まって・・・そんなはずじゃなかった・・・」
役員になったことで、とても不安がっている様子もあり、うまくフォローする。
「役員だからといって、なにもかも背負う必要はないですよ。
自分が出来ないときは、他の人に手伝ってもらったりしていいんですよ。
わからないことや不安なことは、私もいるし、担当のワーカーさんもいますし、サークル員も初めての人が多いし、相談して活動をすすめていけばいいんです。
自分が“やってみたい”と思ったこと、そんなことを出来る場なんです」
・・・うまく伝わったのかなぁ・・・。
なんというか、役員になったことで「とんでもない貧乏くじを引いた」と思う心境、私も
ものすごくわかる。
息子が3年生だったとき、学級委員長を(いわゆるPTA役員)をしたが、その時の選出方法も「この場にいた人」からの選出だったので、やりきれない思いでいっぱいだった。
・・・他にも、ごちゃごちゃいた理由はあるが・・・。
でも、済んでしまったから言えるかも知れないが・・・。
この経験は、決して無駄ではなかった。
打ち合わせ終了後、総括者に報告する。
「打ち合わせ、終わりました。次回のサークル活動の日程も決まったみたいです」
「どう??」
「なんかですね。役員になったことで、とても不安がって辞めようと思って・・・と電話してきた方がいらっしゃったんですけどね。でも、気負わずに、できることをみんなでしていければいいからって、伝えました」
「役を持つことによって、大変な事になったって思うでしょうけど、このことであなたが人として大きく成長するんですよ。いい機会なんですよね」
・・・ああ、そうか・・・。
私がぼんやりと思っていたこと、ずばりと言葉にした総括者は、本当にスゴイ。
今でこそ、こうやってブログという形で文章にしているが、その場でこんな言葉なんて、いくら私でも出てこないよ・・・。
いろんな経験が、自分自身の糧になっていく。
決して無駄ではない。
それは、私自身が己を通して、よくわかっていることではないのか?
今に限らず、私はキツイ毎日だ。
それは現在進行形で、ゆるくなることなどない。
ただ、後からこのブログを読み返したたとき、ハッと気がつく。
大変な日々は、無駄じゃないって。