晴れ、ときどき虹。

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神様はいるのか?

2009-07-27 23:47:55 | 日常生活
前支部でお世話になった方の息子さんの訃報は、大きなショックだった。

夏前から闘病生活をしているのは知っていた。
本人も、良くなることを思って、辛い治療をしているのも知っていた。
ちゃんと自分の病気に向き合って闘っていた。

現支部の面々も、千羽鶴を折って、彼の回復を心から願った。

娘も可愛がってもらったので、一緒に鶴を折った。

でも・・・。


帰らぬ人となってしまった。


まだ18歳。

今年の春、大学生になったばかりだった。
いろんな思いが頭を巡り、こんなにつらい通夜は初めてだった。



夕刻のヒグラシが鳴く時間、たくさんの参列者が斎場に。
私も、前支部の面々を始め、懐かしい顔と再会したのだが、こんな場所でみんなに会いたくなかった。

それぞれが思うことがあるようで、沈んだ表情をしていた。

やんちゃに微笑む彼の遺影と、目に涙を溜めた友人は、とても直視できなかった。


・・・なんで、彼がこんなに早く逝かなきゃならなかったんだろう・・・。

神様は・・・なんで彼を選んだんだろう。

本当に、神様なんているのか??

次々に涙が溢れ、目頭をハンカチで押さえた。

一緒に参列したにゃんちょるすさん、紫子さんが、私をそっと支えてくれた。


通夜も終わり、車が動かせる状態になるまで、しばらく紫子さんとお話をした。

なんだか生きるヒントをもらったみたいだった。


彼のためにも、私は・・・・絶対に生きなきゃね。
つらいことがあっても、私は顔を上げて生きていかなきゃ・・・。


斎場を後にし、自宅に戻ったら午後22時を回っていた。

  


平常心は保てない

2009-07-27 23:09:00 | 日常生活
曇り。
さすがに倦怠感は取れず、朝、ラジオ体操のために子ども達を起こした後、リビングで倒れ込むように伏せていた。

かろうじて弁当は作ったものの、どうにもならず、一旦総括者に電話を入れ、遅れて出勤する旨を伝えた。

「大丈夫?」
「はい。なんとか、様子を見ながら行きます」
「病院、行った方がいいんじゃない?」
「まだ・・・今のところなんとか・・・」
「気をつけておいでね」
「はい。ありがとうございます」

結局、10時半頃に自宅を出て、11時半頃出勤することになった。

タイムカードを押したとき、「訃報」と書いた紙が・・・。

・・・・・頭が真っ白になった。

前支部でお世話になった方の息子さんの訃報だった。

前支部の事務所で、娘に本を読んでくれたこと、やんちゃ過ぎて、散々お母さんである友人を困らせていたこと、でも、みんなから愛されていたこと・・・。

様々な事が蘇り、信じられない思いで一杯だった。

今日は、みんな早めに仕事を切り上げ、通夜に参列する。

「りあらさん、場所わかる?」
「はい。自宅から20分もあれば着くところですから」

私は地元だが、今度は逆に、みんなが遠いところに行くことになる。


とても平常心を保てるはずもなく、仲が良かった副支部委員長のHちゃんや紫子さんにも、知っているだろうな・・・とは思いつつも、メールせざるを得ないような、そんな状態だった。


帰宅し、礼服を出す。


こんなことになるなんて、夢にも思わなかった・・・。