今年も、年に2回のお楽しみ「クロスオーバーイレブン2016新春」が、1月3日から7日までの5日間、放送された。
今回は、遊民爺さんが登場し、主人公の40年ぐらい前の過去の出来事をほじくり返すような、そんな話だった。
らじる☆らじるを立ち上げて、ラジオに耳を傾けながら、実況にtwitterを開く。
なんとも忙しい(笑)
こんなのって、高校生の時にエアチェックしてた以来、この番組や「○○三昧」、過去の「AVANTI」で体験しているが、なんというか、そんな時間がいとおしいし感慨深い。
そして、当時エアチェックしていたテープが、クローゼットを探したら出てきた。
日付を見たら、’87年なので、ちょうど高校2年生当時だな。
我ながらきちんとデータまでとってるので、意外にびっくり。
こちらは、ライブを放送していたものを、そのまま録音しているテープ。
他にも数本あるが、とりあえず、この2本。
あまり趣味嗜好が変わってないね。
話がそれてしまったが・・・。
テープやラジオの話は、昨年の「クロスオーバーイレブン2015夏」がメインだったように思う。
今回、主人公のユキオは、高校生当時にすきだった悦子に告白できないまま40年の歳月が過ぎ、本人でさえもそのことを心の奥底にしまい込んでいたと思うが、遊民爺さんとの会話の中で、1%の勇気をもって、悦子に会いに行った。
会ったところで、それだけの年月が埋まるはずもない。
ただ、1%の勇気がなければ、これから先も決して交わるはずがなかった二人の軌跡が、一瞬交錯した。
本人さえも触れなかった心の奥のものに、遊民爺さんは手を突っ込んで目の前に突き出したのだ。
会ったからって、これからなにが変わるわけでもない。
でも、自分の心の中にしまい込んでしまった記憶に続きができるのだ。
私自身、すでに人生の折り返しを過ぎている。
このブログを始めた当初は、今よりも10歳若かった。
顧みたい記憶はあるし、続きとして現在進行形にしていけそうなものがあるのかといえば、それは今の私にはわからない。
ただ、1%の勇気で、大きく変化するわけでもない。
でも・・・その1%の勇気を、これからは持っていたい・・・そう思う。
記1月17日