16年度から公立大学になる某Y理科大にサクラは咲かなかったが、某F大学はなんとかサクラが咲いた。
地元一のマンモス大学で、ここの卒業生も周囲に多くいるが、私はここの大学が母校でもなく、ましてや受験すらしなかった。
某大学校に続き、なんとか合格を勝ち得た息子は、束の間の幸せを味わってはいた。
だが、その後届いた書類に書かれている入学金始め、諸々の校納金の費用が軽く30万円近いので、私も夫も息子も「どうしようか・・・」と悩むばかり。
同じ県内でありながら、実は微妙に遠い・・・。
いやいや、それもだが・・・。
この30万という金額を、どうやって絞り出そうか?
いや、大学に払い込むのか??
払い込んで、とりあえず進学先を確保して、国立大に臨むのがいいのか、もうどうしたらいいのかわからなくなってきた。
そして・・・「もう払わない!!」ということで、進学先確保ならずまま、息子は国立を受験することになった。
国立大学、前期試験前日のこと。
息子から電話。
「お母さん、自転車がパンクした」
・・・なんでよりによって、入試の、しかも本命国立の前日にパンクするんだよ??
息子の高校もよりのイオンまで車を走らせ、そのまま自転車売り場に駆け込み、パンクの修理をしてもらうことにした。
そして自転車屋さん曰く・・・。
「もう、この自転車も限界ですので、修理というか・・・買いなおされた方が・・・」
「あと5日しか乗りませんから、とりあえずパンクの修理だけしてください!!」
とりあえず、国立合格発表までは、卒業式後もこの自転車に乗って高校に通うことになる。
前期で残念なことになっても、後期までは高校で自習するためだ。
なんとかパンク修理も終わったが、私の代車では自転車が積み込めない。
息子に私のジャケットを貸して、息子は小雨降る中自転車に乗って自宅まで帰ってきた。
あー、ほんと、ごめんなさい。
入試(しかも国立大)前日に、雨の中、自転車で帰らせてしまった・・・。
翌日、入試当日を迎え、朝から電車に乗って戸畑に向かった。
・・・・そして、半泣きして帰ってきて、布団から出てこなくなった。
夕飯も食べずに、そのまま自室にこもっている。
が!やっぱり空腹には耐えられず、夕飯食べてアイスクリームも食べていた。
まぁ、なるようになるさ。
と、いろいろあったが、無事に国立大学に合格することができた。
塾にもいかず、自力で大学合格したにも関わらず、今度は「ここの大学じゃないような気がする」とか、今更ながらに目が点になることを言っている。
それでも、自分が選んだ道だし、もし違うようならば、卒業してから模索してもいい。
今、結果を出そうと急ぐのはよくない。
今まで、なるようになってきたんだ。
なんだかんだで、私もいるし、息子には大事な友人も多いだろうし、無遅刻無欠席で高校生活をきちんと送ることができたという自負もあるだろう。
生きていると、きついこと、くじけそうになること、多々ある。
なにもない人生なんてない。
息子よ、今はともかく、頑張った自分を時にはねぎらえばいいよ。
大きく環境が変わった中で、戸惑うことも多いだろうが、いつでも私はあなたの味方だ。
記4月29日
地元一のマンモス大学で、ここの卒業生も周囲に多くいるが、私はここの大学が母校でもなく、ましてや受験すらしなかった。
某大学校に続き、なんとか合格を勝ち得た息子は、束の間の幸せを味わってはいた。
だが、その後届いた書類に書かれている入学金始め、諸々の校納金の費用が軽く30万円近いので、私も夫も息子も「どうしようか・・・」と悩むばかり。
同じ県内でありながら、実は微妙に遠い・・・。
いやいや、それもだが・・・。
この30万という金額を、どうやって絞り出そうか?
いや、大学に払い込むのか??
払い込んで、とりあえず進学先を確保して、国立大に臨むのがいいのか、もうどうしたらいいのかわからなくなってきた。
そして・・・「もう払わない!!」ということで、進学先確保ならずまま、息子は国立を受験することになった。
国立大学、前期試験前日のこと。
息子から電話。
「お母さん、自転車がパンクした」
・・・なんでよりによって、入試の、しかも本命国立の前日にパンクするんだよ??
息子の高校もよりのイオンまで車を走らせ、そのまま自転車売り場に駆け込み、パンクの修理をしてもらうことにした。
そして自転車屋さん曰く・・・。
「もう、この自転車も限界ですので、修理というか・・・買いなおされた方が・・・」
「あと5日しか乗りませんから、とりあえずパンクの修理だけしてください!!」
とりあえず、国立合格発表までは、卒業式後もこの自転車に乗って高校に通うことになる。
前期で残念なことになっても、後期までは高校で自習するためだ。
なんとかパンク修理も終わったが、私の代車では自転車が積み込めない。
息子に私のジャケットを貸して、息子は小雨降る中自転車に乗って自宅まで帰ってきた。
あー、ほんと、ごめんなさい。
入試(しかも国立大)前日に、雨の中、自転車で帰らせてしまった・・・。
翌日、入試当日を迎え、朝から電車に乗って戸畑に向かった。
・・・・そして、半泣きして帰ってきて、布団から出てこなくなった。
夕飯も食べずに、そのまま自室にこもっている。
が!やっぱり空腹には耐えられず、夕飯食べてアイスクリームも食べていた。
まぁ、なるようになるさ。
と、いろいろあったが、無事に国立大学に合格することができた。
塾にもいかず、自力で大学合格したにも関わらず、今度は「ここの大学じゃないような気がする」とか、今更ながらに目が点になることを言っている。
それでも、自分が選んだ道だし、もし違うようならば、卒業してから模索してもいい。
今、結果を出そうと急ぐのはよくない。
今まで、なるようになってきたんだ。
なんだかんだで、私もいるし、息子には大事な友人も多いだろうし、無遅刻無欠席で高校生活をきちんと送ることができたという自負もあるだろう。
生きていると、きついこと、くじけそうになること、多々ある。
なにもない人生なんてない。
息子よ、今はともかく、頑張った自分を時にはねぎらえばいいよ。
大きく環境が変わった中で、戸惑うことも多いだろうが、いつでも私はあなたの味方だ。
記4月29日