Switch版『人形の傷跡』をクリアした。
ずっと前からタイトルだけ覚えていた作品の一つ。
ダイソーで扱っていた時代もあるという。
(昔ダイソーではPCゲームのディスクも売っていた)
主人公は、失踪した姉を探す中で陰謀に巻き込まれる。
最初のうちは、バッドエンドになるのが怖くて、恐る恐る進めていたが、実はこの作品では行き詰まる事は全く無い。
解き方に詰まったら、「図書室」の司書に尋ねれば、ほぼ答えのヒントをもらえる。
ゲームオーバーを食らっても、自動的にヒントが全て表示されるから、まず解けないプレイヤーは居ない。
私としては助けられて安心するが、ヒントを見たくない人もいるんじゃないかとも思う。
「ヒントを見ますか?」の選択肢あった方が良いんじゃないかな。
主人公の正体がほのめかされる下りや、事の真相が一気に明かされていく下りには興奮した。
ただ、全部読了してから振り返ると、不自然に感じてしまう部分も少なくない。
最初は純粋にミステリっぽい展開だったのが、最後にはホラーを通り越して、オーバーテクノロジーSFスパイアクションみたいな話になってて、複雑な気持ちになった。
ネタバレ知ってしまう前に読めて良かった。
書籍や映画に置き換えて考えれば、定価1500円分の価値は得られたと思う。
プレイに慣れてきた今は、見落としてるバッドエンドが無いかを探しているところ。
結果的に、「はい、また主人公殺されたー」と血染めの場面をリピートするというある種異様な事態になっているが。
後日、もう少しネタを書いてみたいかな。
それでは。また次回。