▶本ができる瞬間に立ち会ってきました。
会議室に用意されていた本番のお試し刷り(ピントが合っていませんが…)。
13日(金)、先週から楽しみにしていた印刷の見学で三度(みたび)、富士美術印刷に行ってきました。白石さんも来てくださいました。
工場内に入ると、前回強く感じたインキの匂いがあまり記憶に無いほど。多分、目の方に意識が行ってしまったのでしょうか。以下、流れに沿って写真を入れていきます。
[写真1] カラー印刷の機械です。この機械の向こう側から用紙が入り、順番に色を重ねながら(?)流れてきて、担当の方の手元に刷り上がった写真が次から次へと出てきます。
[写真2] 色合いを調整する機械と写真頁。印刷の合間にときどきご覧になっていたので、この色を常に意識して印刷をチェックしていらっしゃるのかと思いました。
[写真3] インキ缶の列。前回見学したときより缶の数がすごく増えていました。
[写真4] 機械の中ほどで見たのだったと思いますが、こんな青焼きの頁がぶら下がっています。でも今印刷している頁ではないようです。
[写真5] 印刷された用紙を木枠の中に落とし込んで、ときどきインキの具合などを見てくださっているようです。ある程度の枚数が重なると重みでインキが下の用紙に写ってしまうそうで、新しく板を載せ、木枠を載せて、重みがかかりすぎないようにしていました。
[写真6] このように刷り上がった1枚の用紙には表裏で16頁分が印刷されています。ですから費用の計算は16頁を一つの折りとして算出されるのだそうです。今回は予定より多くの写真を提供していただくことができたのと、私がぎゅう詰めで作った作品一覧や目次などを見やすく作り直していただいたことにより、当初の予定より大分頁数が増えて約260頁の写真集になりました。
色合いについては今までのやりとりで富士美術印刷さんにお任せしているので、それほど大きな食い違いは無いと思っています。この用紙が来週製本されて本となり、私の手元に届くのは再来週になる予定です。
※ このブログに掲載したすべての写真のコピーをお断りします。© 2015 Midori FUKUDA