リーメンシュナイダーを歩く 

ドイツ後期ゴシックの彫刻家リーメンシュナイダーたちの作品を訪ねて歩いた記録をドイツの友人との交流を交えて書いていく。

363. 福田緑写真展No.3 「リーメンシュナイダーと同時代の作家たち」のお忘れ物

2024年11月03日 | 日記

▶毎日たくさんの方とリーメンシュナイダートークを交わしています。



この帽子は11月1日のお忘れ物です。→ ご本人が見えました。帽子があったと喜んでおられました。

 

▶半世紀以上のつきあいだった教え子

 10月30日にはかつての教え子、カツベーも群馬から訪ねてきてくれました。私が教職について2年目の教え子で、彼女はそのとき7歳だったはず。今年で還暦だと言っていましたから53年のおつきあいになるということでしょうか??? 数えてみるとすごいことですよね。

 カツベーが1年生の時は私の学年主任だった鈴木孝雄先生のクラスで、孝雄先生は学校で山羊も鶏も飼っていたのです。「山羊の世話、どうだった?」と聞いて見ると臭くて乱暴で、しょっちゅうつつかれてすごくいやだったとのこと(^_^;)(^_^;)。それでも命を預かる体験はきっとカツベーの中に様々な思いやりの心を育ててくれたのではないかなと感じています。この日も受付の仲間たちと仲良くお喋りをし、ゆっくり本を開いて読み、夕方帰っていきました。遠くから高速バスに乗ってきてくれたカツベー、本当にありがとう!
 

▶途中のお休みをはさんで一気にお客様が増えました。

 以前「第22回自費出版文化賞グラフィック部門特別賞」の会場でたまたまお隣に座った瀧沢敬三さんが「ドイツ研究会」のお仲間とドイツ文学者の方と合計8人で来てくれたからでした。リーメンシュナイダーに関する質問や、2031年のリーメンシュナイダー没後500年の写真展の話しなど盛りだくさんで「あなたがリーメンシュナイダー学会を作らなくては」と檄を飛ばされてタジタジとする場面もありました。私は「リーメンシュナイダーの追いかけ人」ではあっても研究者ではないので、とても学会は…と冷や汗が流れましたが、活発なやりとりに元気をいただきました。皆さま、様々なアドバイスをありがとうございます。


「ドイツ研究会」の皆さまと

 この日は合計35名のお客様を迎えることができました。

 

▶お忘れ物が気になっています。

 会場の受付をしてくれている松井さんが、椅子の上に一つの帽子が残されているのに気が付きました。心当たりの方に連絡を取ってみましたが、その方の帽子ではないとのこと。となると電話連絡のできないどなたかのお忘れ物のようです。どこにでもある帽子ではないので大事なものではないかと気になって、ここに写真を載せました。もしお心当たりのある方はギャラリー縁(042-493-0002)にご連絡いただくか、このブログにコメントをお寄せくださいませ。

 ★トップ写真の下に書きましたが、帽子は無事に持ち主の手に戻りましたのでご報告しておきます。

※このブログに掲載したすべての写真のコピーをお断りします。© 2015-2024  Midori FUKUDA

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