▶日本の春とドイツの春 たまたま揃った花較べ
❤こちらは友人宅の春の花 立金花(リュウキンカ)
▶日本の春の花の写真を送ったら…
わが家には庭らしき庭がありません。仕方なくベランダにプランターで球根を植えたり、買ってきた花を植えたり、細い通路に自然に生えてきた花を楽しんだりしています。友人のKさん宅の庭はこの辺りでは広いのですが、K夫妻はご高齢なのでなかなか手入れができないと嘆いていらっしゃいました。そのため、数年前から娘と友人を含めた4人のグループでお庭の手入れをしています。
トップの写真は、このK宅で真っ先に咲き誇る春の花、立金花(検索先によっては姫立金花となっています)です。数年前に何本か自然に出てきた花ですが、今はどんどん広がってきました。この金色の花にはなぜか元気をもらいます。ブログ248で出てきた編み笠の説明の写真と共にこの写真をヴェニガーさんに送ったところ、折り返しドイツの花の写真が送られてきました。まさに立金花によく似た花がありますが、彼の書いた花の名前にはそれらしきものが入っていません。もしかしたら立金花の仲間かなとも思いましたが、葉っぱの形が違うので何とも言えませんね。その送られてきたドイツの花の写真を以下に載せておきます。
上から順番に、立金花に似た花(花の名前は不明)、Märzbecher スプリング・スノーフレーク、Schneeglöckchen スノードロップ、 Krokusse クロッカスです。ただ、検索した限りではスノードロップの画像はすべて白い花で、彼が送ってくれたような青い花の写真はありませんでした。ドイツにはあるのでしょうか。
それにしてもクロッカスの咲き誇る原っぱって、あまりこの辺りではみかけません。一度見てみたいものです。
❤マティアス・ヴェニガーさん撮影 春の花
▶紅梅白梅の写真から
そしてまた面白かったのが、近所のお宅に咲いていた紅梅白梅の写真も送ったところ、ヴェニガーさんは日本が左側通行をしていることと電線が地上に出ていることにびっくりしたそうです。ヨーロッパでは電線は地下に埋蔵されていて見たことがないと。地上に出ていて台風の時などに困らないのかと心配していました。ただ、地震も台風も多い日本ではどうなのでしょう。電線を地下に埋蔵したときに大きな地震があったら電線の修理も大がかりになるでしょうし、かといって台風で電柱が倒れる心配はなくなるし、景観を損ねていることも確かだし…、と考えてしまいますね。
それにしても花の写真を送れば日本の交通や電線に興味が湧き、玄関の写真を送れば編み笠に興味を持ち、ヴェニガーさんはやりとりしていて楽しい方です。その紅梅白梅の写真も載せておきます。
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