力丸ママの気ままな日記

時々日々の出来事を日記にします。

島崎藤村

2022-11-13 09:47:02 | Weblog

私は島崎藤村のことは千曲川旅情の詩」と小説「破壊」「夜明け前」くらいしか知りません。

小学生の説明で小諸塾の先生になったそうです。そこで結婚して女の子を3人授かったのに東京に帰って皆病死したそうです。そんな悲しい歴史もあったのですね。

直筆の歌碑の前で教えてくれました。

小諸なる古城のほとり
雲白く遊子(いうし)悲しむ
緑なす蘩蔞(はこべ)は萌えず
若草も藉(し)くによしなし
しろがねの衾(ふすま)の岡辺(おかべ)
日に溶けて淡雪流る
 
あたゝかき光はあれど
野に満つる香(かをり)も知らず
浅くのみ春は霞みて
麦の色わづかに青し
旅人の群はいくつか
畠中の道を急ぎぬ
 
暮行けば浅間も見えず
歌哀し佐久の草笛
千曲川いざよふ波の
岸近き宿にのぼりつ
濁(にご)り酒濁れる飲みて
草枕しばし慰む

水の手展望台から千曲川が見えます。

 

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22 コメント

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物語の中に (アナザン・スター)
2022-11-13 10:57:40
島崎藤村、作品は、夜明け前のみです。
それも高校生の時でしたから、内容も意味も判らない箇所が多かった記憶です。

千曲川は、1級河川なのでしょう。
河が荒れると、被害も甚大でしたね。
こちらにもそういった河が県内を3本流れています。

土地を肥やし、作物を育み、命へと繋げていく自然への畏怖にも触れ、自分成りの暮らしで居たいと思うこの頃です。

再度に読むのも楽しみです。
ありがとうございます。
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Unknown (オネ)
2022-11-13 12:07:34
島崎藤村の記念館が馬籠宿にあって、何度か訪れました。

しかし、もうそちらはすっかり秋なのですね。
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富士見台 初恋の歌  (tsakae)
2022-11-13 12:39:27
小諸から富士山は遠すぎて かすむと
富士見台から肉眼では難しいですね。
私はなんとかズームカメラでゲット出来ました。
https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/14/b9/736617a0503b3ed06f3cfe25a4110150.jpg

小諸 島崎藤村と言えば 初恋の歌
で 紅葉の懐古園舞台のアニメも
https://blog.goo.ne.jp/tsakaegoo/d/20220128
返信する
アナザン・スターさんへ (力丸ママ)
2022-11-13 16:11:29
千曲川は最後は信濃川に流れているのですね。
私も内容がうる覚えです
今日は腰に貼っていたビワ葉をお風呂に入れてみようと思っています。
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オネさんへ (力丸ママ)
2022-11-13 16:13:16
馬籠宿だいすきで姉と行きました。
宿場がいろいろなお店になっていて柘植の櫛を買ったり懐かしいです。
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tsakaeさんへ (力丸ママ)
2022-11-13 16:15:11
私は富士山見えませんでした。
素晴らしいお写真ありがとうございます
まぁ~アニメも出来ているのも知らなかったでってってありがとうございます
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Unknown (りぃ)
2022-11-13 16:59:24
小学生のみんなは立派なガイドさんですね(*^▽^*)

私も島崎藤村といえば「破壊」「夜明け前」と「初恋」
でしょうか。

素晴らしい秋景色、ありがとうございます!
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Unknown (たか)
2022-11-13 17:30:40
小諸と言えば島崎藤村は欠かせませんね。
未だあげそめし前髪のリンゴのもとに見えしとき・・・
小諸成る古城のほとり 雲白く遊子悲しむ・・・
余りファンでは無い私ですが、この部分だけは授業で聞かされたせいか覚えています。

懐古園に引き続き紅葉、堪能しましたね。
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リぃさんへ (力丸ママ)
2022-11-13 18:57:47
高校生の時にたいてい島崎藤村の授業がありました。
遠い昔です。
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Unknown (力丸ママ)
2022-11-13 18:59:04
私もたかさんと一緒pです
ただ部落民を題材にして破壊は今でも覚えています。
紅葉は本当に堪能できました。
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