気を引くだけの蹴りだったのよん

夕方のお散歩時間に雨が降りそうな雲予報

３時半に手が空いたので蒸し暑いけど雨よりはいいかと出発

歩いて家を出て神社からの河川敷へと向かう

バーベキュー跡に何か落ちて無いかと物色する僕ちん、何も無いし母ちゃんはつまらんよ

雨もポツポツ落ちてきたし

もう帰ろうと促して気を紛らわすのに足元に落ちてたスパークワインとかに入ってる

ワイヤーの付いたコルク栓を蹴飛ばしたら毎日そのそばを無視して歩いてた割に

この物体が心にヒットしたらしくめっちゃご執心

こんなとこで寝そべったらお腹濡れちゃうよ

「　とにかく雨降って来たから帰ろう持って帰ってもいいからさ　」

通じた・・・「じゃそうする」

「マジ持って帰るのね」　

「そうしたらって言ったじゃん」

「・・・だね」
速足でも落とすことなくしっかと家まで持って帰った僕ちんですが玄関を開けたら

中に入る前に　ポトッ　そのまま自分は家の中へ

齧れるおもちゃとしてとにもかくにも敷地内へと持って帰りたかったようです