心に刺さる言葉 桜梅桃李

「事を謀るは人に在り。
　事を成すは天に在り。」
計画を立てるのは人の役目だが、それを成功させるか否かは天命に委ねられる。
最善を尽くしても、結果は運命に任せるしかないということ。

「無欲でなければ志は立たず、
　穏やかでなければ道は遠い。」
欲望を抑えなければ高い志を持つことはできず、
心が穏やかでなければ遠い目標に到達できない。


「小善を必ず録し、
　小功を必ず賞せば、
　即ち士勧まざる無し。」
小さな善行や功績を必ず記録し、
小さな功でも必ず賞すれば、士気が上がらないことはない。
部下や仲間の努力を見逃さず、適切に評価し、
結果を認めることが、大きな動機づけにつながる。


「夏に扇を操らず、
　雨に葢（かさ）を張らず、
　衆（しゅう）と同じくするなり。」
夏に扇を振るわず、雨の日に傘を張らないのは、
人々と同じ立場で行動するためである。
他者と同じ状況に立ち、
他者と同じ苦労をすることが大切だということ。


「疎きは親しきを間てず。（うときはしたしきをへだてず）」
親密な間柄にものに部外者は口を出さない。
親しい関係者同士のやり取りに、外部の人が口をはさむことで、
関係が悪化したり、トラブルが生じたりする場合がある。
人間関係は信頼に基づいて構築されます。
他人の信頼関係を壊すような行動を避け、
自分と他人との境界を守ることの重要性を説く。

「桜梅桃李」
それぞれが美しい花を咲かせるように
他人と自分を比較するのではなく
個性を磨くこと


「いくらでも出会いはある」

この人以上の人はいないと
思ったとしても
いつかは忘れていく
もう誰とも付き合えないと
思ったとしても
また付き合える
その人がよかったのではなく
幸せだった頃の自分に戻りたいだけ
また出会えるのが怖いだけ
過去の幸せを求めても前に進めない
時間は戻らない

「多くの人は」

多くの人は「変われない」と悩む
でも、実は「変われない」のではなくて
変わるために必要な「苦痛」よりも
今のままで過ごす「快楽」を選んでいる
これに気づいた方がいい
つまり、思考停止したまま楽をしているから
いつまで経っても「変わらない」のだ
このままで終わる人生で幸せなのか
自分に問いかけてみよう


saitani