お気楽・極楽 おじさん生活  (旧ブログ名 お気楽 単身赴任生活日記)

「食べること」と「ばよりん」が大好きなおじさんのお気楽・極楽な生活を日記にしてみようかと…

土曜日にガンさんの工房に行ってきた

2021-08-31 20:37:07 | ばよりん

喉のガンの手術をして10年が過ぎました。

主治医(執刀医)の先生はお忙しく

外来は月に1回だけの診察です

 

コロナ禍であり、直前2回の診察は代理診察だったので

今回は、確実に先生に診ていただけるように、

緊急事態宣言下であったけれども

予約して東京に向かいました

飛行機も混まないように、朝一番の新千歳発 羽田行きの飛行機に乗り

空港からは、人混みを避けるためにレンタカーを借りて病院に行く計画でした。

 

ただ、診察は 13時から血液検査とエコー検査があり 15時から診察だったので

午前中は時間があることから、「おフランスさんす」を持って ガンさんの工房へ向かいました。

 

「おフランスさんす」は 良く響くようになったと思うのですが

最近では、G線だけ、反応が遅くなり(弾き始めてから音が出るまでの時間が田の弦に比べてやや長い)

もうすこし音量が欲しいとおもうようになり

更に A線のハイポジが弾きにくくなっていたので

ガンさんにこれらの解決の相談をしたいと考えていました。

 

あと、3ヶ月で私自身は響くようになったと思うようになったので

ガンさんの感想も聞いてみたいなとおもって お伺いしました

 

工房に入って、30分ほど別の話をしたあと

いよいよ本題です

「おフランスさんす」をガンさんに差し出すと

まず何も言わず、ガンさんは弾き始めて…

 

ガンさん「G線 弱いね、うん」

私「そうなんです、音も少し遅れて出てくる。調整でなんとかなります?」

ガンさん「ちょっとまってくださいね」

ガンさんは、さらに弾いたり、眺めたり 計ったりして…

 

ガンさん「きうちさん、これネック下がっているよね、これがとても気になる」

私「はい、Aのハイポジが弾きにくい。どうすればいい、駒削る? ネック上げる?」

ガンさん「ネックに修理の跡がありますね」

私「はい、ガンさんに以前おしえてもらいました」

ガンさん「この修理方法は、ボクを含め、ごく限られた人しか

やらない方法です。誰かな?

ボクの知っている人だと思うのだけれど…

それに、この修理痕は新しいので

つい最近やったとおもう。誰にいつ修理してもらったかわかりますか?」

私「私は、わかりません」

ガンさん「たぶん湿度で、ネックが下がったのだと思う。

修理したばかりだと、湿度による変化が大きく、落ち着くまで時間がかかることがある。

G線も湿度による変化だとおもう。でもここで魂柱の調整をするのは

良くない。うん。

今日は一切調整しないで、しばらくこのまま使ってみてください。

どのくらいネックが動くのか、様子をみたい。

もう少し乾燥する時期に来て見せて欲しい

今は何もいじらない方が良いこのままでいきましょう。」

 

ということで、何もしないまま

ガンさん訪問は終わりました

 

 

多少不便はあるけれども

意味を持って ガンさんは何もしないとおっしゃったので

信じて、しばらくはこのまま使ってみる予定です。

 

ネックの修理部の写真はこれです。

お恥ずかしい話

私には、何が特徴なのか良くわかりませんです。

グラフティングの痕にしか見えなくて

うーむ 良くわからないし

おそらく ガンさんに聞いても

私は理解できないんだろうなぁ とおもいました。

コメント
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