最近の照明は、LED化が進んでいます。
確かに、LEDは、消費電力も少なく、昔から比べれば値段も安くなりました
多くの方の ご自宅でも使用されていることと思います。
照明の購入にあたり、ちょっと思うことがあります。
家電量販店や、一般の電気屋さんでは
照明を買うとき、多くが、明るさ(光束 ルーメンと呼ばれる単位、光度 カンデラと呼ばれる単位、照度 ルクスと呼ばれる単位、輝度 カンデラ/平米 と呼ばれる単位)
と
色温度(電球色、白色、昼白色、昼光色など)
と
消費電力~どのくらい電気を使うのか…省エネ効果があるのか?
を検討材料にすると思います
なぜか、多くのお店、又メーカー側でも
演色性という「どれだけ太陽光に近い色を再現できるか」ということに
ついて、触れることが少ないことについて
いつも疑問に思っています。
家庭用蛍光灯は3波長型が一般的になり
比較的高くバランスの良い演色性を有しており
それほど違和感は感じませんが
昨今のRa80~84ぐらいのLED照明で再現する色は
とても違和感を感じます
昨年、実家の照明を全て交換しました
玄関、外灯、廊下は、演色性は気にしませんでしたが
生活する空間である、台所、リビング、各部屋、洗面所、風呂場、トイレ
は 基本的に PanasonicのIDシリーズという業務用の演色性 Ra95のLED(一部 東芝ライテックのRa90の製品)
を採用し、納得できる住環境ができました。
デスクスタンドもまだ、なかなか充実していません
バルミューダという会社が、目に優しいデスクスタンドを発売しました
また、Zライトで有名な 山田照明という会社が
「PRO」シリーズとして、現在3種類の製品を出しています
これらの製品であれば、勉強する子供用や自分用に購入したいと思います
それ以外は、なんだか生活の質が下がりそうで
躊躇してしまいます
買手の色の見え方に対する意識が低いのか
売手が色の見え方を重視していないのか
理由はわかりませんが
本当に残念に思います
(追記)
飲食店で、照明が良ければもっとおいしそうに見えるのに…
と思うことが最近、多々ありますです