お気楽・極楽 おじさん生活  (旧ブログ名 お気楽 単身赴任生活日記)

「食べること」と「ばよりん」が大好きなおじさんのお気楽・極楽な生活を日記にしてみようかと…

酒飲みとして 残念なこと マニアックかもしれない wineの話

2022-10-22 15:32:04 | お酒

お酒大好きで

10月8日の定期健診で

 

膀胱がんが再発するとは思っていなかったので

お酒に関しても かなり想定外の状態になってしまいました。

 

お酒は何でも好きで…

ワインだと、とくにピノ・ノワールのファン という小粒なブドウ品種で

つくられたブルゴーニュワインが好きです。

 

実家の ワインセラーに、私が若い頃に買った 2本の(私にとっての)とっておきのワインがありました。

 

Henri Jayerさんがつくる エシェゾー(1989)というワインです。 

 

Henri Jayerさんは、ブドウをとても丁寧に 選別して、そのブドウに適した方法でワインを作る方で

大量生産のワインと異なり、ブドウの作柄が悪くても、収穫されたブドウの良い所を引き出した

ワインを作ることで、当時は有名でした。

ブドウの作柄が悪い年は、 Henri Jayerさんの作るワインは あの! ロマネ・コンティより美味しいこともある

と 当時は言われていた方でした。

 

昔から、「普通に美味しい」「外れがなく、安定した、すっきり クリアなおいしさ」のワインでして

好きな生産者の一人でした。

 

8月に1本味見して 美味しかったので

10月8日の健診のあとに、妹夫婦と飲もうと思っていましたが…

再発がわかり、妹夫婦に飲んでもらい、私の口には、はいりませんでした。

Jayerさんは もう お亡くなりになられているので

この人のワインは 手に入りません。

 

 

ルロワ、ジャド、ラツール といった ネゴシアンのモノを選べばいいのですが

美味しいのは 値段が高くなってしまっています。

 

つい最近まで、酒屋さんから

ARNOUX LACHAUX さん という生産者を教えていただき

2013~2015年ぐらいのワインを箱で買っていました。

ドンピシャ 私の好みのワインを作っていましたが

今年になって、人気が上がり 値段が高騰

 

次の候補として

Cyprien Arlaud さんの ドメーヌ アルロー という生産者を紹介してもらい

ロンスヴィ(2019)と サンボール・ミュジニー(2018)をお試して買ってみたら

好みのワインだったので

 

ラショーに代わる 週末酒が見つかり しばらく安泰 だと思ってたのですが…

 

めっちゃ 残念です。

 

白ワイン辛口も

ブルゴーニュの白 は とんでもなく 高騰しているので

 

今年に入ってから、美味しいのを飲みたい と思ったときは

高額なのですが ボルドーの イグレック というワインを飲んでました

 

本当は、ルフレ―ブやルロワの ピュリ モンラッシュ を飲みたいですが

もう、手が届かない値段になってしまいました。

 

 

DRCの コルトン も呑んだことが無いので

何時かは呑みたいと思っていたのですが

まだまだ 先の話になりそうです。

 

北海道の居酒屋さんにキープしている 竹鶴12年&17年も

誰かに飲んでもらわないとです

 

健康であれば 吞めるのに…

 

 

健康は大事だと 再認識しましたです

 

 

酒飲みって 病気になった時 しみじみ 健康は大切だということわかるんだなぁ  

と今 わかりましたです(苦笑) 

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ワインが高騰しすぎて 人生がつまらない

2022-09-17 08:46:17 | お酒

父がワインが大好きで

若い頃から、父が週末呑む良いワインを 一緒に呑んでいました

当時は、ボルドーの1級の赤ワイン ラフィット、マルゴー、ラツール、ロートシルト、オーブリオンは1万円以下

ボルドー甘口の白 ディケムが明治屋さんで7~8千円

DRCの ラターシュが3万円、ロマネコンティが13~4万円でした。

ボトムのワインは千円ぐらいでしたので、安いワインと高額なワインの差はそれほどありませんでした

 

父はブルゴーニュが好きで

ボーナスの時期は、DRC、ルロワ、アンリジェイエ

 

普段の週末は、ルフレーブ、ジャド、ラツール、オスピス(三越さん専売だった)をのみ

来客時は、

箱買いしてた、ラフィット、マルゴー

教え子の学生が来たときは、当時はお値段が手頃な ペトリュス、ルパンを…

 

オーパスワンは、80年代初頭に 明治屋さんで売っていましたが

為替の影響なのか、ボルドーの1級よりほんの少し安いぐらいで オーブリオンと同じぐらいでした。

米国初の高級ワイン という触れ込みを覚えています

6~7千円だったような…

 

ワインを買いに行くのは、家では私の仕事で 父からメモを渡されて

近くの(武蔵小金井駅の南口に昔あった)明治屋さん

武蔵小金井南口にあった 菊池酒店(地下にセラーがあった)

日本橋の高島屋さんと三越さん、新宿の伊勢丹さん、吉祥寺の近鉄さんに

に買いに行ってました (当時ワインを扱っている店も少なく、保存方法もしっかりしている店は更に少なかったのです)

 

昔は、ワインはお酒とはいえ

単体で呑むよりも、料理とともに食し

料理とお酒の相乗効果を楽しむものでしたが

 

1990年代初頭のバブル期に

お金を使う=かっこいい

という構図が出来

 

高級なワインを、単体で飲む 

高級なワインで酔う

 

という風潮も出来

 

ワインの値段は高騰し、ワインを提供する店は増え

 

料理とワインは別々になってしまった時期もありました

 

それゆえ 赤坂東急ホテルにあった 葡萄亭 のような

ワインを楽しむための料理を出すお店は減ってきてしまいました

 

その後、 

マリアージュ といいながら 

料理とワインの合わせ方も楽しいよ という提案をする人も出てきて…

 

古くから、ワインを飲んでいたものにとっては、滑稽に感じられます

 

ワインもだいぶ変わってきました

特にブルゴーニュのワインを 父の影響で好んで呑んできた私にとって

ピノ・ノワール種の葡萄でできたワインは

1970~1990年の頃 の 標準と

現在の標準は

全く別物だと思います

 

昔ながらのブルゴーニュのピノは

ミディアムボディですが、しっかりとして重みがあり、香りも重厚でビロードのような舌触り

代表的なのが DRCのラターシュだと思います

コートドール のクローンが中心で 114 115 113 777 などが良いかなぁと思います

同じコートドールでも 236 667 は収量が多い分 凝縮感に欠けたワインになりがちのように思います

もちろん、醸造家の腕が重要ですが…

 

今は、黒葡萄の葡萄液を薄めたような…

明るい色で、軽く、果実風味だけが前面に押し出された

カフェで水代わりに呑むワインのような、ピノが主流です。

 

先日北海道の旭川では有名な酒屋さんに行き

昔ながらの ピノ の風味で 1万円以下のお手頃なやつ

という私の相談にたいして 提案されたのが

ガラブーのル サルスー 

お店のワイン担当の方が

全房でオーガニックに近い製法で、完熟収穫… と言って 期待十分でしたが

 

私の期待していた、昔ながらではなく、 薄く 立体感のない 現代風のピノ

おそらく 多産性の葡萄で、発泡酒向けに転用できる品種のような味わいでした

 

全房と言いながら、除梗してる ブルゴーニュの ラショーのピノより 薄っぺらい…

 

でもこれが 今の主流なら 飲みたいお酒は 少なくなってきているなぁと感じています

 

 

最近、昔を思い出し アンリ(Henri Jayer)を探そうとしたら

高級国産車が購入できる値段になっていてびっくり

 

確かに、ここ1年で 

コロナとウクライナ紛争の影響で

物流が滞るとともに、アジアの資本家が

酒類を買い占めているので

 

手が届く美味しいピノのワインとして呑んでいた 

ブルゴーニュの ラショーのワインでさえ

倍以上に高騰し

1万円では購入できなくなってしまいました。

※ アルヌー ラショーの ピノで作られたワインは、プチDRCといわれていますが

 その噂の通りの高品質なワインを作る方だと思います

 特に除梗して、葡萄本来の味を前面に出しても この重厚さと複雑さも兼ね備えているのは

 DRCを軸とした ブルゴーニュの腕の良い作り手の一人であることをがよくわかります

 

ワインが高騰してしまい

もう、今の稼ぎでは

好みのお酒は飲めないのか…

 

1980年代は、ワインは 

生産者、

葡萄の品種(クローンナンバー 接ぎ穂と台木それぞれの番号)を頼りに

自分の好みのワインを探すのが主流でしたが

今のソムリエ資格を持つ人の中では

クローン番号の存在を知らない人も多く

 

話が通じないことも多いのが 困りものです

 

品種とクローン番号をたとえると

 

ピノノワール という葡萄品種は お米でいう 日本米

 

ピノのクローン番号 114 777  828 という違いは

日本米でいう こしひかり ななつぼし 山田錦 ささにしき ミルキーウェイ という銘柄違い

 

というイメージです

大枠は 同じなんですがねぇ

 

予算がないことを理由に

美味しいワインをあきらめることは、簡単です

アンリやロマネコンティを毎月飲めるような稼ぎはありませんし…

 

でも 毎月好みのワインと好みの料理を合わせて食して 

幸せになりたい

その煩悩は消えませんので

 

頑張って このみのワイン探しを続けようと思います

 

ワイン探しについては 

クレジットカードのコンシェルジュに相談してみました

しかし

コンシェルジュさんにはワインに詳しい方が居らず

エノテカさんやワインアカデミー東京さんにも訊いてくれたそうですが

今はクローンの所まで、理解把握しているスタッフはいないとのことで

地道に 探すしかないようです

 

1本5,000円以下で手に入る 昔ながらの ピノのワイン 

どなたか 情報もちあわせていませんか~~~~~~~~(切実なさけび)

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食器の話(ガラス器 その1)

2022-02-06 00:49:11 | お酒

亡くなった母は、食器が好きで

和食器、洋食器を、お金を貯めては、少しづつ集めていました。

 

珍しい食器を買い求めるときは、百貨店から紹介された

オークションハウス(サザビースとクリスティーズ)を通じて、入手をしていました。

1970~90年頃の話ですから、まだインターネットは普及してなく

電話とFAXでやりとりをしてまして、オークションハウスと英語で連絡をとるのは

中学生~高校生だった私の役目でした。

 

 

当時の母は、日本なら、

カガミ(各務)さん

欧州は

サンルイ、ドーム、ラリック、バカラ、ローゼンタール、バルサンベール

北欧は

オルムガード(今は、ホルムガード というそうです)

を集めていました。

 

普段使いは

各務、バカラ、オルムガード、ローゼンタール

特別な食器は

サンルイ、ドーム、ラリック、バルサンベール、のガラス器、中でも古い時代の食器は

我が家の中でも、食器というより、飾り物で、使った記憶がありません。

 

当時は、バブル前の時代で、食器に注目する人は少なく

私も良く、その価値をわかっていませんでした

 

 

バカラは、高くもなく安くもなく、ブランドとしては手頃感もありましたが

当時の百貨店の方の説明では

一旦倒産して、会社がなくなり、その後サンルイとバルサンベールの技術を得て

クリスタルガラスを作り始めた、かなり後発の会社で

コレクション対象とするよりは、普段使いの良い食器

というポジションだったと記憶しています

 

でも、今や バカラと言えば、 高級なガラス器の代名詞で…

 

レミーマルタンのルイ13世という 高いブランデーの瓶は

サンルイ製とバカラ製があり、昔はサンルイ製が珍重されましたが

今は、バカラが大人気ですね。

 

 

時代とともに、人気が変わり、評価が変わるのは良いことだと思います。

無印良品やユニクロも 最初は 「安いわりには質が良い」というのが前面にでてたのに

今では、憧れる人が出てくるブランドに変わりました

 

 

そんな風に時代が変わってきたので

 

食器のことを知る人が少なくなり

 

サンルイやドームの食器が手に入りやすくなり

少しだけ、嬉しいなぁと 思っています

 

幼い頃、憧れだった ガラス器を

自宅で普段使いするのは

「ようやくここまで来たぁ」と

自己満足に浸れるきもちになれます。

 

最近は、仕事が忙しく、ささやかな幸せを

素敵な食器を使うことで 感じている今日この頃です

 

バカラのグラスも北海道に持ってきましたが

幼い頃憧れだった、ドームやサンルイに比べると

私の中では、憧れ感がない、大衆向け高級食器の印象なので

 

いま、バカラのグラスは、申し訳ないぐらい雑な扱いになっていて

松徳さんのうすはりグラスの方が大切に扱っているかもしれません…

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美味しい おそば 食べたいよ~

2021-10-11 07:50:16 | お酒

1時間ほど車で走ったところに

富良野という町があり

 

そこに あった「そば春」というお店が大好きでした。

普通のおそば、注文して、出てきたら、なんのストレスもなく食べることだけに集中できるおそば

口に含むと、上品な食感と美味しい出汁の風味が口に中に広がって…

 

何か美味しいモノを とおもい悩むときは、必ず行っていました

 

特に、そばがき が絶品でした。 香りはもちろんのこと

 

口当たりが最高!!!!!!

 

 

でも、今年の7月に、ご家庭の事情で、実家 稚内のおそば屋さんに戻ることとなってしまいました。

「実家の味を作らないといけないので、そば春の味はもう出せ無くなるのは残念だけど仕方ないですね」

と店主はおっしゃっていました

 

そこで、今、近所で新しい店を探しています

A店:脱サラして金融機関勤めだった店主が開店。独学とのこと、もり蕎麦は、出汁が固め、かけそばは…出汁が好みじゃない。

   2年間の間に10回行ったけど、かけそばの出汁、おそらく火にかけすぎているのか、酸味がきつい…

   私の好みではない

   もりつけも下手、蕎麦をたぐれない。

B店:奥さまが蕎麦職人だとか…スキー場の駐車場に回転した専門店

   太さがまちまち、長さが5センチ以下…口に含むと粉っぽい蕎麦もあれば、ぶよぶよの蕎麦もある

   「なぜ短いの?」と訊いたら「蕎麦のつゆがはねるので、短くしました」とのこと 

   いやいや 、だったら、きちんと一様に5センチのはず、1センチから5センチまでいろいろな長さがある

   食感悪く、つゆも生臭さもあり

   もりつけは、蕎麦そのものが短いので、気にならない

C店:伊達の翁というお店で修行した方が開いたお店だとのこと

   「修行しました」というのをウリにしているらしい。

   お値段が、2~3割高め。天ざるで1,400円 で 直径5センチ厚み3センチのかき揚げがつく。

   蕎麦は、太さがバラバラで、ゆであがると 固く粉っぽい蕎麦、丁度良い蕎麦、ぶよぶよでぐにゃっとした蕎麦が

   口の中で混ざり、美味しくない。

   出汁も、鮭でしょうか、ちょっと生臭さがある

   もり蕎麦のもりかたも、家庭で出すおそばのように、全くたぐれない。

   おそばをきちんと切るのは、難しい

   もっと大切なのは、おそばを食べやすく 盛る こと… これもできていないなんて…

   そばがきも ダマがあったり、ぐちゃぐちゃだったり、均一に作ることができない腕前…

   これでいいのだろうか??? 

 

D店:ミシュランの星1 ととったというお店

   メニューになくても、花巻そばを出してくれるのは

   蕎麦好きにとっては、とても嬉しい。

   ただ、人気店なので、忙しいのか

   2回に1回は「いかだ(麺がつながって いかだ の様になっている)」に遭遇する。

   かけそばのつゆは、ちょっとものたりない。

   そば春さんには、蕎麦の完成度としては及ばない。

   雰囲気と接客がすてきなお店

 

   ※

   花巻そばは、昭和のころは、どこでも普通にメニューにあった かけそばにもみ海苔を散らしたおそば。

   今はメニューから消えた店も多いです。 

   出汁が難しいかけそばに良い海苔という組み合わせ、そば屋の腕が試されるメニューです

   東京で昭和40年代ぐらいからやってるおそば屋さんなら

   メニューから消えていても、言えば作ってくれるおそばです

   東京国分寺の老舗店店は、メニューになく、注文すると

   店主が納得できる海苔があるときだけ注文を受け付けてくれます

   ないときは「ごめん、今日は海苔がないからできません」と言ってくれます

      

 

こだわっているよ~~~ というそば屋さんに行くのですが

なかなか、自分好みのおそばに出会えないのが残念です

 

 

好みのおそばやさんは

・ 江戸前風のおそば 二八が好きです。

・ もりそば は 丁寧に蕎麦を盛ってくれ、たぐりやすく蕎麦が変に絡まないのが好み。

・ おそばの太さは 均一に切れているのが好み。

・ 天ぷら別添えで そばつゆとは 別に天つゆが出るなら、お箸を2膳出してくれる店。

・ 薬味のネギは芯は取り除いている

・ 花巻そばは蓋をして、わさびを添えて提供してくれる。

・ そばがきが美味しい。

・ かけそばのつゆが美味しい(最後まで飲み干したくなる味)

 

というお店を探すのが 今の煩悩です。

 

ああああ~~~ 食べたいよ~~~~~ 

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久々にワインを呑もうと買いに行ったけど…

2021-09-24 22:25:45 | お酒

葡萄酒

私は ワインと言うより 葡萄酒の方が まだなじみが有る世代です。

父がお酒…特に洋酒が好きで

葡萄酒も時々購入しては、家で呑んでいました。

当時、葡萄酒を色々選べる店は少なく、家の近くにあった明治屋さんか、日本橋の高島屋さんに

父に連れられて、買いに行っていました。

 

父のおかげで、私も多くの美味しい葡萄酒を口にすることができました。

昔は、 DRCのロマネ・コンティは13万円で買えました。ラ・ターシュも3万円ぐらいで

ボルドーのロートシルト、シャトー・ラ・トゥール、オーブリオン、マルゴーは1万円以下で、ちょっと背伸びしたいときに飲むお酒

今では有名になった アメリカのオーパスワンは、「50ドルワイン」と称してボルドー風葡萄酒として1980年代前半に出てきたことを

覚えています。その葡萄酒がこれほどプレミアがつくとは思ってもみませんでした。

 

1990年代前半は、まだそれほど葡萄酒の値段は上がっておらず、月に1本のペースで美味しい葡萄酒を楽しんでいましたが、

子供が大きくなるにつれ、学費にお金が費やされるようになってからは

お手頃な価格帯の葡萄酒に移行して、1,000~5,000円ぐらいのお酒を時々、年末には奮発して一本

というペースで楽しんでいます。

 

でも、北海道に来てから、お店も少ないので

比較的外れが少ないと私は思っている、

米国のロバート・モンダビの3,000円前後の葡萄酒か 

イタリアの大衆的ブランド フォンタナフレッダのバローロやバルベラ・ダルバ

関東で展開しているOKストアのオリジナルワインのなかで高めの1,000円ぐらいのを

買ってのんでいました

 

先日、今住んでいる町の 実験農場に行ったとき

葡萄酒用品種のピノ・ノワールを植えているのをみて

 

たまには 奮発して良い葡萄酒でも飲むかぁ!!

と気合いをいれて、葡萄酒を買いに行きました。

 

車に乗って、100kmちょっと走って 旭川へ

ネットで調べた ワインショップに入る。ここはオーパスワンも売っているというお店

期待してお店に入る。

お店の人「いらっしゃいませ、何かおさがしですか?」

私「はい、赤を1本買いたいなと…できればピノ…」

お店の人「ピノ・ノワールですね、いろいろございますよ」

私「ありがとうございます、いつもクローン114や115、新しいところだと667や777を軸にしたモノを選んで呑んでいました。

タニックな感じは大好きで、今回まだ試したことがない828を軸に醸造した葡萄酒があれば購入したいのですがありますか?」

お店の人「ん?なんですかそれ」

私「ワインの穂木の番号ですけど…ヴィティス(穂木を挿す台木)との組み合わせでまたその味も変わるらしいですが、あまり葡萄酒には詳しくなく ヴィティスについてはフランスは110RかSO4、アメリカだと1103が多いということぐらいしか知りません。ヴィティスはこだわりませんので、828を軸に作ったピノの葡萄酒をいくつか選んでいただけますか?」

お店の人「すみません、ワインに詳しい人がおりませんので、クローンとか番号の意味がわかりません」

私「いや…わからなければ結構です。」

といって店を出た。 そのあと 3軒ほど店を回ったが どこも こちらの話すことを理解してもらえませんでした。

結局、最初の店に戻り、もう口の中は赤葡萄酒の気分になっていたので

ネゴシアンで有名なルイラツールのコルトン グランセイ2010年を買うことにしました。

 

家に帰って、牛すじの赤ワイン煮込みをつくり 

翌日それを肴に、美味しく頂きましたが

 

なんだか 納得できず

 

クレジットカード会社のコンシェルジュデスクに相談

帯広でワインを相談できるお店がないか探して貰うことにしました

が…

その回答は次のとおりでした。

「クローンナンバーについて詳しくお話が可能なソムリエがいる店舗が見つからない状況でございます。
北海道ホテルのソムリエにはシニアソムリエが何名かいらっしゃるという情報を得たので、問い合わせをいたしましたが、お話として
すぐに理解はいただけるものの、クローンナンバーについて自信をもって対応ができると仰っていただけるような方はおりませんでした。

十勝のワイナリーにも問い合わせしましたが、ピノ・ノワール クローンナンバー828を軸としたワインとなると
ヨーロッパやアメリカのワインを好まれると思うので、お好みの商品が提案できるか分からないとの回答でございました。

また、東京都内とはなりますが、弊社が懇意にしているワインショップのエ***や、アカデミー・**・***というワインスクールなど、情報があるか、問い合わせを行いましたが、あいにくどちらもクローンナンバーに詳しいソムリエの方はいらっしゃらないという回答でございました。」

 

うーん、いつの頃から 穂木や台木で葡萄酒を選べなくなったのだろう…

 

お米にたとえると

ジャポニカ米が ピノ・ノワール とか シャルドネ という葡萄の品種だとすれば

穂木の番号は、お米の 水稲農林**号 と同じような感じで

きちんと栽培できれば、持っている特徴を備えた実がなるので

 

コシヒカリはどこで作っても、それなりにコシヒカリの風味を持つ米ができ

コシヒカリが土地が変わればササニシキの風味に変わることはない

葡萄もこれと同じで

自分の好みの葡萄酒を探すときは、穂木の番号を頼りに探すと 

見つけやすいと私は教わったのですが…

 

時代は変わり、葡萄酒選びも変わってきたのでしょうね。

もう葡萄酒は楽しめないな…

どうやって 好みの葡萄酒を探せば良いのか わからないや。

楽しめないなら もう呑むの やめようかな と本気で思うようになった

今日この頃です

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北海道で知った 美味しいお酒の飲み方

2021-04-03 12:36:08 | お酒

北海道では、本ししゃも という美味しい魚があります。

 

この 本ししゃも を 寒干し といって よく干したものが

売っています。

 

東京では 本ししゃも は高級品でした、

 

この本ししゃも の雄をあぶって

熱燗に浸して いただくと

 

とても 美味しい。

 

本ししゃも の骨酒と言うそうです

 

ふぐひれ酒のような濃厚さ

イワナの骨酒のような 野趣

とは異なり

甘く 軽い感じで なかなか よろしいです。

 

2合に3~4匹が 良いようで

 

この冬 週末は自宅で よくいただいていました

 

美味しいですよ~ お・す・す・め です

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どーでもいいと思われるかもしれないけれど、真剣に悩んでいること

2019-12-29 02:55:29 | お酒

物心ついた頃から

半熟ゆで卵が大好きです。

お酒の肴としてもOK

 

最近のお気に入りは

モリタの醤油で食べること

お気に入りのスプーンをいつも使っているのですが

これ、銀製なのですぐ黒くなる

そして、手入れが面倒

 

というわけで、スプーンを探しているのですが

なかなか 納得のいくものが見つからない

もう1年以上探しています

 

銀の食器は、

昔から口当たりが優しいとされていますが

まさにそのとおりなんです

こまったなぁ…

銀食器の手入れは面倒だし

今年の3月まで探してみようと思います

その中で見つからなければ

あきらめようかな…

 

 

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