りとるぱいんわーるど

ミュージカル人形劇団“リトルパイン”の脚本の数々です。

“ケイト” ―全4場―

2011年08月16日 12時48分54秒 | 未発表脚本


   
       今まで書きためた脚本の一部です(^^)

  脚本の途中に、中程にある“絵”のように、セットの構想図や、
  ここにはありませんが、衣装図など・・・色々な細かい指図が
  書き込んでありました・・・した・・・とは、改めて見て自分自身
  思い出したことだったので・・・^^;
  今では、そこまで細かい指図は、書き込まなくても、自分で
  見ながら指図できるので、多分書かなくなったんでしょうね♪


 ― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪ 


  このページでは、今まで沢山書きためた、未発表の
  脚本の数々を紹介していきたいと思っています。

  勿論、未発表と言うことで、舞台にはなったことがない為、
  写真など、お見せするものは、あまりないかも知れませんが、
  お許し下さい<(_ _)>

  また、未発表と言うことで、以前お話ししたように、タイトル
  を中々決めない私ですので、殆どの作品にタイトルは付いて
  いません^^;・・・なので、タイトルのない作品は、主人公の
  名前を、タイトル代わりと致します。

  後、作品内容に関しては、ファミリー向きに限らず、色々な物
  を紹介していこうと考えていますので、またその辺も、
  “リトルパイン”作品とは違う作風を、お楽しみ下さい。
  (私わーるどは、どの作品にも、共通しているものなので、
  飛びぬけて、“え~っ!!”と言うようなものはございませんので、
  ご安心下さいね^^;)   
   
  それでは、いきなり全く今までとは異なる作風作品も何なので・・・
  タイトルにあるように“ケイト”ちゃんのお話しを、ご紹介したいと
  思います。

  この作品は、実際に“リトルパイン”作品として、セリフ練習にまで
  入っていたものですが、なぜ途中でやめちゃったのか・・・^^;
  多分、違う作品に取りかかった為に、公演予定のなかった、この
  作品は、後回しになってしまい、そのまま・・・状態になったのだと
  思います。作品としては仕上がっていたものなので、このお話し
  には“曲”も決まったものが付いています。(普通は、歌詞は付け
  ていますが、作品として仕上がっていないものには、決まった曲
  は付いていません。)
   
  “キャシー”に登場したクルトが出てくるお話しは、まだ他にも
  あるんですよ(^^)v



                                  どら。


 ― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪ 


   〈主な登場人物〉

  ケイト ・・・ 貧しくて、クリスマスケーキも買えない女の子。

  クルト ・・・ 心の森に住む、青い羽を持つ小鳥。

  長老 ・・・ 心の森に住む、願いを叶えてくれる老人。


  その他


 ― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪



       クリスマスソングが流れる中、幕が開く。

     ――――― 第 1 場 ―――――

       上手より、1人の少女(ケイト)ゆっくり登場。

  ケイト「今日はクリスマスイブね・・・。(後方に駆け寄る。)わあーっ
       ・・・沢山のケーキが並んでるわ!!綺麗ねぇ・・・。一度
       でいいから、こんな素敵なケーキを食べてみたいなぁ・・・。
       」

       下手より、ケイトの友達の少女、登場。

  少女「あら、ケイトじゃない。」
  ケイト「(振り返り、少女を認める。)」
  少女「そんな格好で、寒くないの?」
  ケイト「え・・・あの・・・」
  少女「何見てたの?」
  ケイト「・・・別に・・・」
  少女「私はママに頼まれて、クリスマスケーキを買いに来たのよ!
      どれでも私の食べたいケーキを、買っていいって言われて
      るの!」
  ケイト「へぇ・・・」
  少女「じゃあね!早くケーキを買って帰って、クリスマスパーティ
      をするのよ!」
  ケイト「・・・さよなら・・・」

        少女、上手へ去る。
        音楽流れる。

  ケイト「羨ましいなんて思わないわ・・・!ケーキも・・・プレゼント
      も・・・何もないクリスマスでも・・・。家族がいれば、それ
      だけで・・・。」

        ケイト歌う。

        “輝いた星のきらめきが
         心に染みてくる いつもよりも・・・
         溢れそう 心に思い描いた夢
         叶うならば願うわ
         羨ましいこと 沢山あるけど
         素敵な女の子になるわ
         昨日よりも”

        下手より、仲良さそうな母娘、話しながら登場。

  娘「ママ!早く帰って、ケーキを食べましょう!!」
  母「えぇ、そうね。」
  娘「サンタさんのプレゼントは何かしら!」
  母「あなたが一番、欲しいものじゃないかしら。」
  娘「楽しみねぇ・・・!!」

        母娘、上手へ去る。
        ケイト歌う。

        “素敵な女の子になるわ
         明日こそは”

  ケイト「ろうそくの火が灯ったケーキも・・・ピンクのリボンの掛った
      プレゼントもないけど・・・私には暖かな家があるもの・・・。
      パパやママがいるもの・・・。」

        ケイト歌う。

        “素敵な・・・”

        途中、上手よりクルト登場。ケイトを認め、近寄る。

  クルト「こんにちは、ケイト!」
  ケイト「(振り返ってクルトを認める。)・・・小鳥さん・・・?」
  クルト「僕はクルト!君、僕のことが必要なんだね!だから僕が
      見えるんだ!」
  ケイト「え?」
  クルト「僕は心の森に住む小鳥だから、僕のことを必要とする子
      にだけ見えるんだ!」 ※
  ケイト「心の・・・森?」
  クルト「うん、そうさ!ケイトの願いは何?」
  ケイト「願い・・・?」
  クルト「うん!僕に付いておいでよ!ケイトの願いを叶えてくれる
      長老のところへ、連れて行ってあげるよ!」
  ケイト「願いを叶えてくれる長老・・・?」
  クルト「うん!」
  ケイト「本当に・・・?」
  クルト「本当さ!」
  ケイト「私も、あなたと一緒に行っていいの・・・?」
  クルト「うん!」
  ケイト「私、ずっと前から、どうしても叶えて欲しいことがあるの
      !!」
  クルト「一緒に行こう!!」

        音楽流れる。
        2人歌う。

    クルト“さあ 来て 不思議な森
         誰にも分からないさ”

    ケイト“ねぇ”

    クルト“大丈夫 付いて来て”

    ケイト“本当にあるの?”

    クルト“こっちだよ 手をかして”

    ケイト“少し不安だわ”

    クルト“心配しないで
         誰でも行けるんだ”

    ケイト“ねぇ どこ 不思議な森
         私に行けるかしら”

    クルト“ほら”

    ケイト“少しだけドキドキね”

    クルト“もうすぐ入り口”

    ケイト“信じるわ あなたのこと”

    クルト“怖くはないから”

    ケイト“私の願いを
         叶えてもらうのよ”

  クルト「さぁ、こっちだよ!!」
  ケイト「ええ!!」

        クルト、ケイト下手方へ。 

     ――――― 第 2 場 ―――――

        下手方に、1人の人が倒れている。

  ケイト「(クルトに付いて行きかけて、倒れている人に気付く。)
       あら・・・?どうしたのかしら・・・?」
  クルト「・・・本当だ・・・人が倒れてる・・・」
  ケイト「(駆け寄る。)こんにちは!!どうしたの?・・・しっかり
       して!」
  倒れている人「・・・う・・・ん・・・」
  ケイト「どうして、こんな所に倒れているの?」
  倒れている人「・・・お・・・な・・・かが・・・」
  クルト「お腹が・・・?」
  ケイト「痛いの!?」
  倒れている人「(首を振る。)・・・す・・・い・・・て・・・」
  クルト「すいて・・・?」
  ケイト「なんだ!!お腹が空いているのね、あなた!!」
  倒れている人「(頷く。)」
  ケイト「困ったわ・・・私、今、食べるものって・・・そうだ!!今朝
       ママが、今日はクリスマスだからって、チョコレートを
       兄弟みんなに分けてくれたの!それを食べないで、持っ
       てたんだわ!!」
  クルト「ケイト・・・」
  ケイト「(チョコレートのかけらを取り出し、倒れている人の方へ
       差し出す。)はい!こんなものしかないけれど・・・。」
  倒れている人「(チョコレートを奪うように取り、食べる。)はあ・・・
            生き返った・・・。これでまた、仕事に戻れる・・・。
            はあ・・・良かった・・・。」

        倒れていた人、上手へ去る。

  クルト「なんだよ、あの人・・・ケイトにお礼も言わないで行っち
       ゃった・・・」
  ケイト「良かったわね!」
  クルト「ケイト・・・」
  ケイト「さ!行きましょう!」
  クルト「うん・・・」

        音楽流れる。
        2人歌う。

    ケイト“いざ!歩を進め前に”

    2人“2人で目指す場所へ”

        (音楽、フェード・アウト。)
        クルト、ケイト下手へ去る。

     ――――― 第 3 場 ―――――

        上手、下手より、其々少年、走り登場。
        中央でぶつかり、尻もちをつく。

  少年1「痛っ!!」
  少年2「いってぇ・・・!!」
  少年1「どこ見てんだ!!」
  少年2「おまえこそ!!」
  少年1「そっちがぶつかってきたんだろ!!」
  少年2「おまえがぶつかってきたんだ!!」
  少年1「なにをーっ!!」
  少年2「なんだとーっ!!」

        少年2人、掴み合う。 ※2
        下手より、ケイト登場。慌てて少年2人に駆け寄り、
        引き離すように。 

  ケイト「ちょ・・・ちょっと、やめて!!」
  少年1「止めるな!!」
  少年2「邪魔するなよ!!」
  ケイト「やめなさい!!(無理矢理、2人の間に割り込んで、
       引き離す。)」
  少年1「畜生!!」
  少年2「こいつ!!」
  ケイト「喧嘩なんてしないで!!」

         音楽流れる。
         ケイト歌う。

         “喧嘩するのはやめましょう
          恐い顔はしないで
          大きな声出さないで
          ニッコリしましょう
          ほんの少し優しい気持ちあれば
          イライラすることもいらない
          みんな笑顔になる”

         少年1、2歌う。

    少年1“だけど怒りたいとき
         どうすれば笑えるの”

    少年2“優しい気持ちになんか
         なれる筈もない”

    少年1“そんな”

    ケイト“笑顔で”

    少年2“なれない”

    ケイト“優しく”

    少年1、2“難しいことだよ”

    ケイト“平気よ 大丈夫だわ”

    少年1“怒りたいとき”

    ケイト“笑顔で”

    少年2“笑顔になると”

    ケイト“優しく”

    少年1、2“優しい気持ちになる”

    ケイト“できるわ”

  少年1「ごめんなさい・・・」
  少年2「僕もごめんね・・・」

        2人の少年、其々上手下手へ去る。

  クルト「あ・・・!」
  ケイト「良かったわね。」
  クルト「でも、あの2人・・・!!ケイトにお礼も言わないで・・・」
  ケイト「私にも、2人の弟がいるの!すぐ喧嘩もするけど・・・でも
      ・・・すごくいい子たちなのよ・・・。」

        ケイト歌う。

        “恐い顔より笑顔
         優しい気持ち溢れる
         相手の気持ちになって
         ニッコリしましょう”

  ケイト「さ、行きましょう!」
  クルト「・・・うん・・・」

        ケイト、クルト下手へ去る。








        さて、クルトについて、長老に会いに行くケイト
        ですが・・・一体どんな願い事があるのでしょうか?
        それでは“2”へ続きます・・・。












  ※ 勿論、キャシーのお話しが一番最初なので、この理由は
    “後付け”です^^;・・・が、なんとなく、「そうだったのか・・・」
    的に思えませんか(^^)vこんな風に、見てくれた子どもたち
    の心の中にも、誰にも味方の“クルト”はいるんだよ・・・と、
    思ってくれるといいな・・・と思います(^^♪

    でも実は、キャシーとケイトの間に、もう一人・・・男の子の
    お話しがあるんですよ(^_^;)そのお話しは、また今度・・・♥

  ※2、こんな場面・・・どこかで見たような・・・と、思われました?
    ・・・私も思いました~^^;音の妖精ティンクルちゃんに、同じ
    ような場面がありましたね~・・・(~_~メ)どちらが先に生ま
    れた作品かは、今となっては定かではありませんが・・・多分、
    同じ頃に書いたんでしょうね・・・(>_<)





 ― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪

  
   写真がない・・・と言うことは、必然的に“字”が多くなる・・・と
   言うことで、よって、とても読みにくいページになることを、
   お許し下さい<(_ _)>
   その内、何かまた、面白い写真などをこのページでも、紹介
   していけたらいいな・・・と考えていますので、それまでお待ち
   下さいね^^;
  


                                 どら。











      http://www.geocities.jp/littlepine2005/

    http://blogs.yahoo.co.jp/dorapontaaponta

       http://blog.goo.ne.jp/axizgoo7227














 


“花の妖精ティンクルの小さな冒険” ―全3場― 2

2011年08月16日 11時06分10秒 | 脚本


      
        “ティンクル”ちゃんシリーズより大王様。

   よく見ると、この沢山ある“おじいさん人形”、風貌は
   似ているのですが、表情などが、其々違うことが分かり
   ます(^^)v久しぶりに“大王様”をマジマジ見て、意外と
   カッコいいのに驚きました~^^;

 
 ― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪

 
       その時、上手よりピコ、走りながら登場。

  ピコ「ティンクルー!!」
  ティンクル「ピコ・・・」
  ピコ「僕も一緒に行くよ!!」
  ティンクル「え?」
  ピコ「母さんのことは、隣のおばさんに頼んで来たよ!!だから、
     僕もティンクルと一緒に、杖を取り返しに行くよ!!」
  ティンクル「本当!?(嬉しそうに。)」
  ピコ「うん!!」

       音楽流れ、ティンクル歌う。

       “あなたが側にいるなら
        力強い味方だわ
        どんなに怖くても
        みんなが恐れても
        私だけは泣かないわ
        あなたがいてくれるから”

       ピコ歌う。

       “本当は少し怖いんだ
        だけど君の為に
        力になるよ 僕だって”

       ティンクル歌う。

       “2人なら
        怖くない
        いつだって・・・
        あなたと力を合わせ
        大切なもの探しに
        きっと見つかる筈
        あなたと2人なら
        どんな場所に行こうと
        恐れるものはないから”

       ピコ歌う。

       “僕だって強くなりたいさ
        君と2人で向かうなら
        勇気も湧いてく”

       ティンクル歌う。

       “2人なら
        怖くない
        いつだって・・・”

  ピコ「ここだ・・・」

       2人、正面見上げる。洋館せり上がる。
       (紗幕開く。)※


  
                   ※1

  (ティンクルちゃんの髪・・・またもや乱れております・・・^^;
  どうも私の人形操作は、誰よりも激しいみたいで・・・
  客席から見てても、“私”だと分かるらしいです~(>_<))




  ――――― 第 2 場 ―――――

       洋館の扉、開く。 
       不気味な音楽流れる。

  
  


  ティンクル「あの・・・」
  ピコ「ごめんください・・・」
  ティンクル「どなたかいませんか・・・」

       その時、時計の音(“ボーン・・・ボーン・・・”)

  ティンクル「キャアッ!!(ピコにしがみつく。)」
  ピコ「わあっ!!」
  ティンクル「なんだ・・・時計の音ね・・・」
  ピコ「ははは・・・(作り笑いする。)」
  
       その時、床の鳴る音(“ギィーッ”・・・)

  ピコ「わあーっ!!」
  ティンクル「キャーッ!!」
  ピコ「・・・なんだ・・・床の音か・・・」
  ティンクル「もう、驚かさないでよ!」
  ピコ「ごめん・・・」
 
       その時、扉の閉まる音(“バタン・・・”)
       ティンクル、ピコ同時に叫ぶ。

  ティンクル「キャーッ!!」
  ピコ「わあーっ!!」

       2人、お互いにしがみついて、ガタガタ震える。 ※3

  少年の声「煩いな、さっきから・・・」

       下手より、少年登場。

  少年「何だ・・・おまえら本当に来たのかよ。そんなにギャーギャー
      叫ぶなら、来なけりゃいいのに。(笑う。)」

       音楽流れる。

  ティンクル「私の杖を返して!!」
  ピコ「そうだよ!!君が騙して取り上げた、ティンクルの杖を返して
     あげて!!」
  少年「いやだ。」
  ティンクル「私、それがないと妖精の国に帰れないの!!」
  少年「知らないね。」
  ピコ「そんな言い方ないだろ!!」
  ティンクル「お願い・・・!!」
  少年「この杖は、おまえが俺にくれたんだ!!」
  ティンクル「(首を振る。)」

       ティンクル歌う。

       “大切なもの 私にとって
        手放すことはできないものよ
        お願い返して私に”

       少年歌う。

       “返すもんか
        これは俺のものだから”

  ティンクル「違う・・・」
  ピコ「わあーっ!!(少年に飛び掛かる。)」
  ティンクル「ピコ!!」
  ピコ「返せ!!返せよ!!」
  少年「何するんだ!!離せよ!!」

   
  
  (決してティンクルちゃん、ボーっと突っ立ってる訳ではございませ
   ん・・・^^;)                


  
  (ね、向きが変わったでしょ^^;どうしてもお人形なので、横から
   見ると平面になる為、極力正面を向いて演技するように、演技
   指導しています~(~_~メ)・・・ティンクルちゃん、私でしたが・・・
   決して“言い訳”ではございませんので、あしからず・・・^^;
   ついでに、チラッと後ろに見えている黒子の手、怖い写真では
   ありませんので、ご安心を・・・(^^♪)





  ピコ「それはティンクルの大切なものなんだ!!」
  少年「離せ!!これは返さない!!これは俺のものだ!!」
  ピコ「違う!!ティンクルが僕の為に、君に貸したんだ!!
     あげたんじゃない!!見せただけだ!!」
  少年「煩い!!離せ!!(ピコを突き放す。)」
  ティンクル「ピコ!!(駆け寄る。)」


  
              「ピコ!!」ティンクル。



        ティンクル歌う。

        “大切なもの 私にとって
         あなたにもきっとある筈だから
         分かってお願い返して”

        少年歌う。

        “返すもんか
         手に入れた宝物さ”

  ピコ「友達が、大切にしているものを取り上げるなんてよくない
     よ!!」
  少年「友達・・・?俺に友達なんかいるもんか!!」
  ティンクル「そんなことないわ!!私たちがいるじゃない!!
         あなたに会いにここへ来たのよ!!」
  ピコ「そうだよ!!友達に会う為に来たんだ!!」
  ティンクル「私たち、友達になりましょう!!」
  少年「・・・友達・・・。煩い!!こんな杖、こうしてやる!!(杖を
      折ろうとする。)
  ティンクル「やめて!!」







    

          ティンクルは杖を取り返すことが出来るので
          しょうか・・・!?
          それでは“完結編”に参りましょう・・・。
           

   












  ※ 実際の公演時には、紗幕はもっと早くに開けていると・・・
    思います。なので、写真の感じとは、少し異なりますが、
    お許し下さい<(_ _)>

  ※2、後ろの背景にへばり付く黒子・・・見えるでしょうか・・・^^;
    あれは、公演途中に背景が取れてしまい、どうすることも
    出来ず、仕方なくメンバーの一人がラストまで、あの状態で
    頑張った・・・絵です(~_~;)なので、これより以降の写真に、
    時々写りこんでいますが、気になさらないで見て下さい♥
    たま~にある、失敗シーンの一つです・・・^^;
    (今公演は、私はティンクルちゃん操作だったので、私では
    ありません(^_^;)頑張った団員に・・・m(__)m)

  ※3、この場面、効果音をいい感じに入れて頂いて、後ろの
    音楽、2人のセリフ・・・と相まって、とても面白い場面に
    仕上がっています(^^)v 余談ですが、この効果音・・・、
    扉の“バタン”だけ、思うような音が見つからず、スタジオで
    エンジニアさんにお願いして、実際の扉を使って録音して
    頂きました^^;“生バタン”・・・ここでお聞かせ出来なくて、
    残念です~(^_^;)




 ― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪


        おまけフォト(^^)
      
     これは、エリィちゃん作品で、うちの“大道具班”が、
     私の拙い説明から、その思い通りに書いてくれた、
     オープニングに登場した絵本の表紙です(^^♪
     下は、その1ページ目になります(^^)v
     公演写真では、ご紹介できなかったので、ここで
     ゆっくりお披露目致します(^.^)

      



                               どら。






      http://www.geocities.jp/littlepine2005/

    http://blogs.yahoo.co.jp/dorapontaaponta

       http://blog.goo.ne.jp/axizgoo7227