――――― 第 3 場 ―――――
犬の吠える声が聞こえる。段々大きく。
舞台明るくなると、犬のぬいぐるみ、楽しそうに
ぎこちない足取りで駆け回る。
犬のぬいぐるみ「わん!!わん!!わん!!わぁ、なんて気持ち
いいんだろう!!野原を駆け回るって、こんな
感じなんだワン!!足の裏がくすぐったいワン
!!幸せだなぁワン!!」
その時、下手より一匹のノラ犬、でかい態度で登場。
犬のぬいぐるみを認め、ふてぶてしく近寄る。
ノラ犬「ここは、おもちゃ犬の駆け回れるような場所じゃないぜ!」
犬のぬいぐるみ、驚いたように振り返り、ノラ犬を
認める。
ノラ犬「この野原は、俺たち本物のお犬様の遊び場なんだ!!
ただの人形野郎はさっさと出てってもらおうか!!」
犬のぬいぐるみ「けど・・・僕だって、駆け回りたいんだワン・・・。」
ノラ犬「愚図愚図言ってると、この鋭い牙で、その取れ掛けの
尻尾を食い千切ってしまうぜ!!(笑う。)」
犬のぬいぐるみ「(尻尾を押さえて。)い・・・嫌だよ!!」
ノラ犬「人形は人形らしく、お家に帰っておもちゃ箱で大人しく
してろ!!」
ノラ犬、犬のぬいぐるみを脅かすように歌う。
“おもちゃはおもちゃ
所詮 俺らと違うんだ!
ただ黙って大人しくしてればいい
そうすれば人間は可愛がってくれるかもな!!”
犬のぬいぐるみ、怯えるように慌てて下手へ
走り去る。
ノラ犬、声を上げて笑う。
“ここは俺様だけの場所!
他の誰も踏み込めない
俺の聖域 俺の家
ぬいぐるみはぬいぐるみ
所詮 ただの飾り物!
黙って大人しくしてればいい
だけど自由は俺たちのもの!”
その時、上手よりロボット登場。ノラ犬を認め、
ゆっくり側へ。
ロボット「へぇ・・・偉いんだなぁ、おまえ・・・。」
ノラ犬「誰だ!?(ロボットを認めて。)なんだ・・・またまた・・・
今度はおもちゃロボット様のお出ましだ!(笑う。)」
ロボット「おもちゃだろうが、本物だろうが、おまえがとやかく言う
権利はないんだ!!誰だって、自由に動き回りたいと
思ってるんだ!!折角、叶った願いを、おまえにどうの
こうの言って欲しくないね!!おまえだって、自由に
行動できるだけで、所詮、ただの野良犬じゃないか!!
卑しい考え方しかできない、ただ自由に動けるだけの
おまえより、俺たちの方が動けない分、ずっとずっと心
は豊かなんだよ!!」
ノラ犬「煩い!!(ロボットの胸元にパンチする。)いってぇ・・・!!
(手を押さえる。)」
ロボット「(笑って。)俺の体は超合金だ!!殴りたければ、いくら
でも殴っていいんだぜ!おまえの手が耐えられるならな
!!」
ノラ犬「くっそう・・・!!それじゃあ、おまえはおもちゃで幸せだって
のか!?覚えてろよ!!」
ノラ犬、下手へ走り去る。
ロボット「・・・ふん・・・。おもちゃで幸せ・・・な訳ないだろ・・・。馬鹿
野郎・・・。今夜、初めて自分の意思で動ける時を味わっ
て・・・今までの自分にうんざりしてたんだ・・・。それでも
クマ公が言うように、人間が俺たちのことを、友達と思っ
て大切にしてくれたなら、幸せだと思えたかも知れない
・・・。俺みたいに・・・」
ロボット、スポットに浮かび上がり歌う。
“今まで暮らしてきた毎日が
ただつまらなくて無意味に思え
心はあっても自由になれない
自分の形が悔しくて・・・
だけど生まれかわったなら
もう一度楽しいと思えることに
出会えるかも知れない
新しい友に巡り会うことが
できるかも知れない・・・
ただのロボットでもいいんだ
素晴らしい出会いがあったなら・・・”
暗転。
――――― 第 4 場 ―――――
明るくなると、舞台中央、バービィ人形、椅子に
腰を下ろし(鏡に向かって、座っているよう。)
お肌の手入れをするように、マッサージしながら
歌う。(途中、立ち上がり踊る。)
“まずクリームを手に
お肌に万遍なくつけたなら
両手でくるくるマッサージ
トントン叩いて適度の刺激
そして美しくなりましょう!
誰もが羨む綺麗なお肌
誰もが見惚れるナイスボディ!
お肌の手入れが済んだなら
お次は1、2、1、2、美容体操
ウエスト捻ってより細く
そして美しくなるのよ私!
誰もが羨む綺麗なお肌
誰もが見惚れるナイスボディ!”
そこへ、下手より一匹のノラ猫、気取った足取りで
登場。
ノラ猫「誰がナイスボディなのかしら、お人形さん・・・」
バービィ人形「(ノラ猫を認め。)誰よ、あなた・・・。」
ノラ猫「いくら、お手入れに励んでも、所詮お人形のあなたは、
それ以上のものにはなれない・・・ってことよ・・・。違う
?」
バービィ人形「酷い言い方しないで!」
ノラ猫「あら・・・だってそうじゃない。私たちは、磨けば磨く程
美しくなるけれど、あなたは磨いても磨いても・・・綺麗に
なるのかしら・・・?私は努力すればするだけ、その成果
が見えるんだもの、いくらだって頑張るわ!あなたは・・・
(バービィ人形を、上から下まで見るように。)まぁ、精々
頑張って頂戴。今と、どこが変わる訳でもないとは思う
けど・・・。(笑う。)」
ノラ猫、鼻歌を歌いながら、ゆっくり上手へ去る。
バービィ人形「・・・なによ・・・偉そうに・・・。いいじゃない・・・!!
私が好きでやってることに、とやかく口出ししない
で!!(涙を拭うように。)」
その時、下手よりロボット、犬のぬいぐるみ登場。
バービィ人形を認め、側へ。
ロボット「バービィ!何やってんだよ、こんなとこで!お肌の手入
れとやらは習ってきたのかよ?」
犬のぬいぐるみ「・・・どうしたワン?泣いているのかい?」
バービィ人形「・・・嫌なの・・・。」
ロボット「え?」
バービィ人形「もう嫌なの!!一晩だけの自由なんて沢山!!
私はこのまま、自由に動ける体が欲しい!!
こんな髪の毛にされても、黙ってるしかできない
お人形なんて真っ平よ!!」
犬のぬいぐるみ「僕だって・・・野良犬にあんなこと言われて、
悔しかったワン・・・。けど、それは・・・仕方ない
ことだワン・・・。」
ロボット「・・・そうさ・・・。それが俺たちの運命なんだから・・・。
何、暗い顔してんだよ!!ただのおもちゃだって、いい
ことあるだろ?探してみろよ!初めて子どもたちが、
俺たちを箱から取り出して、見た時の嬉しそうな顔・・・
。俺たちと楽しそうに遊ぶ、友達の笑顔・・・。それを、
一番間近で見れるのは、俺たちおもちゃの特権じゃ
ないか!」
犬のぬいぐるみ「・・・そうだワン!」
バービィ人形「・・・それは自由と引き換えにしてもいい程、
素敵なことなの・・・?」
ロボット「勿論!!」
ロボット歌う。途中、犬のぬいぐるみ、バービィ人形
加わる。
“体はただのおもちゃでも
心は自由だ誰よりも
みんなの思いを感じとる
それは何より僕たちの得意!
何も悲しむことはない
何も嘆くことじゃない
色んな思いに心を馳せて
心の自由で飛び回る
こんな素敵なことは
僕たちだけに与えられた
僕たちだけの特権だから!!”
ロボット「さあ!!残りの時間を楽しもう!!メソメソしてるなんて
勿体ないぜ!!」
犬のぬいぐるみ「そうだワン!!」
バービィ人形、大きく頷く。
3人、下手へ走り去る。
それぞれの思いを胸に、一夜の自由を楽しむ
おもちゃたちです。・・・が、クッキーはどうして
いるのでしょうか・・・?それでは“3”へつづきます。
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難しい言い回しが好きで、最近でこそ子ども向きを意識
して、なるべく簡単完結に言葉を選んで書いたりするのです
が、以前は好き放題、思いのまま書き連ねていたので、
今読み直してみると・・・「こんなん子ども分からんやん・・・」
と言ったような言葉も使用していて、あまりにも・・・と感じた
言葉に関しては、実は、書き直して載せていたりします^^;
どら。
http://www.geocities.jp/littlepine2005/
http://blogs.yahoo.co.jp/dorapontaaponta
http://blog.goo.ne.jp/axizgoo7227
(左)ピエローラ、(右)ミカエル。
これは、まだ幼稚園の講堂をお借りして、春公演を開催している
頃、その舞台を2階客席から撮った、ビデオ写真です。残念な
ことに、半分以上、上から違う作品を重ね撮りしてしまってて、
ラスト近くのビデオしか残っていませんでした(;_;)・・・が、
もう1本、同じ幼稚園で、お誕生日会か何かの時に、公演させて
頂いた時の、ビデオが残っていましたので、合わせて紹介して
いきたいと思います(^^)v
・・・が・・・(再びすみません・・・^^;)、テープが劣化していて、
なぜか、白黒状態になってしまっています~(>_<)今時・・・
見難い写真ですが、お許し下さい<(_ _)>
どら。
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〈主な登場人物〉
ミカエル ・・・ 本編の主人公。
勇気を確かめたいと思っている少年。
ピエローラ ・・・ 得意な芸を持たない、サーカス一座のピエロ。
ヒョウ ・・・ 何か悪いことをしてやろうと考えている。
カラカラ ・・・ 綺麗な羽を持つ鳥。
魔法で、大木に変えられている。
フルフル ・・・ 綺麗な羽を持つ鳥。
魔法で、真黒な羽に変えられている。
老人 ・・・ 山の山頂に住む魔法使い。
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音楽流れ、幕が開く。
――――― 第 1 場 ―――――
紗幕前、ミカエル歌い踊る。
コーラス“勇気の石 誰にもある
心に秘めた 求める勇気の石
誰でも”
ミカエル“勇気を確かめる
僕には心に思いがある
勇気を確かめる
誰にも負けない心がある
あの空 はばたく勇気
僕にもある筈 きっと
あの山 手に入れる今
目指すんだ 勇気の石”
紗幕開く。と、ピエローラ、玉乗りの練習を
しているが、上手く乗れない。
ピエローラ「よっ・・・おっと・・・」
ミカエル「(ピエローラを認め)何してるの!?」
ピエローラ「わあっ!!(引っ繰り返る。)」
ミカエル「ごめんなさい!!脅かすつもりじゃなかったんだ!!
大丈夫?」
ピエローラ「いってぇ・・・。うん。(立ち上がる。)」
ミカエル「何してたの?」
ピエローラ「玉乗りの練習さ。」
ミカエル「玉乗り・・・?」
ピエローラ「そう。僕は今、そこの広場に来てるサーカスの団員
でピエローラ。」
ミカエル「ふうん・・・。僕はミカエル。どうして練習なんかしてる
の?」
ピエローラ「僕は玉乗りが苦手なんだ。どうしても地面より、高い
所が怖くて・・・。少しでも練習すれば、上手くなれる
かなぁ・・・って・・・」
ミカエル「そうなんだ。大変だね。じゃ、僕行くよ。さよなら!」
ピエローラ「さよなら。(再び玉乗りの練習を始める。)」
行きかけたミカエル、何かを思いついたように、
ピエローラの側へ走り寄る。
ミカエル「ねぇ、ピエローラ!!」
ピエローラ「わあっ!!(玉乗りの玉から落ちる。)いってぇ・・・」
ミカエル「ごめん!!」
ピエローラ「どうかしたの?ミカエル・・・」
ミカエル「うん。僕、今からあの山のてっぺんにある“勇気の石”
を探しに行く所なんだ。」
ピエローラ「勇気の石・・・?」
ミカエル「その石があれば、どんな勇気も湧いてくると言われて
る。でも、その石のある場所に行くのは、すごく大変
なんだって。だから簡単には行けないんだ。」
ピエローラ「へぇ・・・。で、どうしてミカエルは、その勇気の石を
探しに行くんだい?」
ミカエル「僕は勇気を確かめに行くんだ!」
音楽流れる。(紗幕閉まる。)
ピエローラ「確かめに・・・?」
ピエローラとミカエル。(後ろに“ベンチ”が置いてあるの、分かり
ますか・・・?いやに平面的な“ベンチ”ですけど・・・^^;) ※
ミカエル「そう!僕にはもう勇気があるんだ!!だから、その勇気
が本物かどうか確かめに行くんだ!!」
ピエローラ「勇気は確かめたりするものじゃないよ、ミカエル・・・」
ミカエル「(聞いていないように。)ね!ピエローラも一緒に行かな
い?」
ピエローラ「え?」
ミカエル「勇気があれば、高い所が平気になって、玉乗りだって、
上手くなるんじゃない?」
ピエローラ「勇気があればいいってもんじゃないよ、ミカエル。僕は
練習が足りないだけなんだ。もっと沢山練習すれば、
玉乗りだってきっと・・・」
ミカエル「勇気の石があれば、そんなのすぐに上手くなるよ!!」
ピエローラ「僕は、そんな石いらないよ。」
ミカエル「どうして?」
ピエローラ「ねぇミカエル、勇気は石があるから湧いてくるとか、
そう言うものじゃないよ。」
ミカエル「でも、その石があればピエローラは勇気が出るかも知れ
ないんだよ?僕は無事に、その山のてっぺんまで、行く
勇気があるのかを確かめたいんだ。だから一緒に行こう
よ!!ね、ピエローラ!!」
ミカエル歌う。
“勇気の石 それさえあればもう”
ピエローラ「勇気の石なんか、ある筈ないよ。そんな石がなくても、
勇気は自然に湧いてくるものなんだ。」
“勇気の場所 そこに着いたなら”
ピエローラ「勇気を確かめる場所なんかないよ。みんなが言う、
ただの誤魔化しなんだ。」
ミカエル「勇気の石があれば、何もかも上手くいく気がする。ただ
の誤魔化しでも、その場所に行けたら、何かいいことが
待ってる気がする!!だからピエローラ!!僕と一緒
に、その石を探しに行こうよ!!勇気の石がある場所
に、2人で行こうよ!!ね?いいでしょ?」
2人歌う。
“勇気の石を見つけるんだ”
2人、上手へ去る。
――――― 第 2 場 ―――――
音楽流れ、紗幕開く。と、中央、吊り橋が掛っている。
吊り橋の上に一匹のヒョウ、ゴロンとなっている。
(吊り橋の上) ヒョウくん。
ヒョウ「・・・退屈な毎日だなぁ・・・。腹も減って、ペコペコだぜ、全く
・・・。何か面白いこと、ないのかよ・・・。毎日、毎日こう
やって昼寝三昧・・・。あぁあ・・・」
ヒョウ歌う。
“退屈毎日・・・
退屈だ今日も・・・
退屈だ昨日・・・
退屈だ明日も・・・
体が鈍っちまうぜ・・・”
ヒョウ「(上手方を見て。)おっ!!向こうからやって来るのは、
美味そうな人間じゃないか!!」 ※2
ヒョウ、欄干の陰に身を潜める。
そこへ上手より、ミカエル、ピエローラ登場。
ミカエル「随分山を登って来たね。」
ピエローラ「そうだね・・・」
ミカエル「僕、こんな高い所まで、今まで登ったことないよ。」
ピエローラ「同じく・・・。僕は地面より高い所に登ると、足が竦んで
震えてくるんだ・・・。ほら、現に今だって・・・」
ミカエル「大丈夫だよ!!高いって言ったって、足はちゃんと地面
に引っ付いてるよ。(吊り橋に気付く。)わっ!!見て!!
吊り橋があるよ!!」
ピエローラ「なんてこった・・・宙に浮いてる橋だ・・・」
ミカエル「みたいだね・・・(回りを見回して。)これを渡るのかな・・・
。でも・・・(下を覗き込む。)高いなぁ・・・」
ピエローラ「ぼ・・・僕に、この橋を渡れって言うのかい?無・・・
無理だ!!無理に決まってるじゃないか!!どこか
違う道を探して・・・」
ミカエル「平気だよ!!僕が先に渡って、お手本を見せてあげる
から!!(渡り始める。)ほら、こうやって下を見ないで
一歩一歩渡っていけば・・・。」
ピエローラ「(欄干に摑まって。)無理だ!!無理だ!!戻って
違う道を探して進もう!!僕には渡れないよ!!」
ミカエル「大丈夫だって!!思い切って渡っておいでよ!!」
ピエローラ「いいや・・・絶対に渡れない・・・渡らない!!」
ミカエル、反対側まで渡り切ろうとする。その時、
今まで隠れて、2人の様子を見ていたヒョウ登場。
(2人とも、吊り橋上にいる為、ちょっとお顔が見えていません。)
ヒョウ「やぁ、お2人さん・・・」
ミカエル「ヒョウだ!!(思わず後退りする。)」
ピエローラ「ヒョウ・・・!?」
ヒョウ「こんな人里離れた、誰もいない山の中を、何の用があって
お2人さんはウロウロしているのかな・・・?」
ミカエル「何の用って・・・ぼ・・・僕たち、あの山の頂上まで行きた
いんだ・・・」
ヒョウ「ふうん・・・あの山のてっぺんかあ・・・。そりゃあ、あの山の
てっぺんに行くには、この道を真っ直ぐに登って行くのが、
一番の近道だ・・・」
ミカエル「あ・・・ありがとう・・・。早く・・・早くピエローラ!!こっち
へ渡って来て!!」
ピエローラ「う・・・うん・・・(へっぴり腰で、橋に摑まりながら、渡ろ
うとするが、足が出ない。)」
ミカエル「ピエローラ、頑張って!!」
ピエローラ「・・・そんなこと言われても・・・ちょっと待って・・・今、
そっちに・・・」
ヒョウ「おっと・・・だが残念だなぁ・・・」
ミカエル「・・・え?」
ヒョウ「おまえさん達2人は、あの山のてっぺんには行けないぜ。」
音楽流れる。
ミカエル「・・・どうして・・・?(後退りする。)」
ヒョウ「どうして?(舌舐めずりする。)これから・・・俺様の食事に
なってもらうからさ!!」
ミカエル「ピエローラ!!」
ピエローラ「ミカエル!!」
大変!!お腹を空かせたヒョウに狙われてしまった
ミカエルとピエローラ・・・一体どうなるのでしょうか・・・?
それでは“2”へと参りましょう。
※ この頃は、人形劇の舞台と言えども、セットにもそれなりに
力を入れ(・・・今が決して手抜き、と言うわけではございま
せんのであしからず・・・^^;)“ベンチに座る”と言う動作を
付けたい・・・と思えば、より本物に近いベンチを作り、後で
出てきますが、吊り橋や岩と言ったものも、全て“・・・ような
もの”ではなく、その物的な大道具を準備していました^^;
勿論、準備はとても大変でしたが・・・。
確かこのベンチも、素材は“木材”だったと思います。
今では、程良い力の抜き加減を習得し、本物に近い偽物・・・
を、準備できるようになってきました(^.^)
※2、この“ヒョウ”くん、いつもお腹を空かせています(^_^;)
― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪
(どら余談^^;)
実はこのお話し、この後の場面が2種類あります(^.^)
先に書いた方の場面が、静かな感じの場面だったので、
子どもたちが長丁場を、中々集中して見れないのでは・・・
と、新しい場面に書き変えました。新しい場面は、“派手”
に・・・を念頭に置き、作り直しました~(^^♪
残念ながら、新しい場面の写真がなく、派手に羽ばたく
2羽の鳥さんが、登場する新しい方の場面はお見せでき
ませんが、お許し下さい<(_ _)>
下の写真は、先に書いた方の場面の写真で、中央にいる
のが、その場面の登場人物(?)のロボットくんです(^.^)
このロボットくんの操作は、私がしていたのですが、丈を考え
ずに作ってしまった為、とーっても背が高く・・・、操作に苦労
した一品でした^^;
今回は新しい場面での掲載になりますが、このロボットくんの
登場場面脚本も、機会があれば、またご紹介致します(^^)v
どら。
http://www.geocities.jp/littlepine2005/
http://blogs.yahoo.co.jp/dorapontaaponta
http://blog.goo.ne.jp/axizgoo7227