お人よしを自認はしてたが、コロッと騙された自分が、ちょっと、悔しい。👿
最近は、週に1回は中野の整形へリハビリに通っている。
ウォーターベッドでの全身マッサージのおかげで血流の流れが良くなった所為か、足のむくみは影を潜めている。🌸
何の努力もしてないのに、体重計も少し軽くなり、鼻歌気分だ。🌸🌸
中野駅は北口と南口の二つ。
我が家からのバスは、サンプラザ方面(北口)に停まるから、南側の整形へ行くにはガード下を通らなければならない。
そのガード下に、うずくまってる老婦人がいた。
歩いてる人は、皆、見ぬふりをして避けるように通り過ぎていく。
私も、いったんは通り過ぎたが、気になって仕方がない。
自分も、踏切の中で起き上がれなくなり、人様に助けていただいた経験を持つ身。
何処か、体でも悪いのではないか…と、気になったのだ。
引き返して、くだんの老婦人の元へ行った。
まぁ~、人様のことをあれこれ言える身でもないが、そこにうずくまっていたのは、山姥の如きの老婦人。
櫛はいつ入れたのだろうか…というようなぼさぼさ頭に、何やら垢じみた一風変わった衣装を身にまとっている。
旅行鞄のような荷物の中をごそごそと、つぶやきながら、うずくまっている。
「どうかなさったのですか?」
「お財布を取られたの…」
「すぐそばに交番がありますよ。 そこに行ったらどうですか?」
「あそこのおまわりさんは、話も訊いてくれないの…」
予約の時間に間に合わないといけないので、交番に行くよう言って、そこから離れた。
翌週、また、同じころ、ガードの下に、その老婦人はいた。(´;ω;`)😭
相変わらず、ぶつぶつと、同じように…。
鈍い私でも、ピンときた。
通りすがりの人がみんな、見ぬふりをして去っていくのも、交番のおまわりさんが相手にしないのも、わかるような気がした。
本当に、お財布を取られて、困っているのではないんだ…。
誰か、話相手をしてくれる人を探していたんだ…と。
ちょっと、認知もあるかもしれない。
私の手には負えない仕事だ…。
気は咎めるけれど、致し方ない…。
でも、騙される…って、気分が落ち込むものだ。 (´;ω;`)😭