今、はまりにはまってしまった本がある。
警察小説の一人者とでも言う、今野敏氏の作品だ。
読み始めたら、12作以上もある長いシリーズだと分かった。
今、６巻目。 やっと、主人公以外の周りの人物が面白くなってきたところだ。
警察のキャリア警察官の中でも、確実に出世コースに乗っていた、主人公、竜崎伸也警視長。
家族の不祥事により、降格処分となり、大森署の署長に左遷されることに。
本庁から来るお偉方よりも、階級は上と言う、ねじれ現象が、何やら、水戸黄門様の印籠を思い出し、かなり、ニヤッとする。
本来、降格処分が決まった時点で、依願退職をし、それなりのポストに天下りするのが通例だろう…。
が、我らが竜崎署長は、警察官が大好き人間と来てる。
『俺はいつも揺れ動いているよ。
ただ、迷ったときに、原則を大切にしようと努力しているだけだ』
この言葉に違わず、公私混同をせず、厳しく事に当たるぶれない姿勢が、部下たちの共感を呼ぶのだ。
「一緒に、仕事ができて光栄でした…」
「自分を信頼してくださり、ありがとうございました…」
こういう上下関係、好きだな…。
今夜も、また、夜更かしして読むことだろう…。
先が、一行でも先が、知りたくて仕方がないのだから…。
(⌒▽⌒)アハハ!🌞
