兄妹のように育った従兄(母方の伯母の息子)が居た。
その従兄が亡くなって、早いもので、12年が過ぎた。
ついこの間、藤沢のお寺に行ったと思っていたのに…。
その従兄の奥様(T子さん)から「引っ越し通知」のお葉書を頂いた。
手書きで、電話番号が添えられている。

即、電話を掛けた。
「まぁ~、〇〇子ちゃん!」
から始まって、女同士の話は長い。(笑)
両親亡きあと、私のことを、子供時代の名前で呼んでくれる人なんて、
少なくなった。
懐かしい! 思わず、昔のことを思い出した。
従兄とT子さんは中学校からのお付き合い。
小田急に乗って、よく、藤沢の家に遊びに来たものだ。
その彼女が従兄の奥様となられて…。
今年、88歳になられたT子さん。
一人暮らしに、今までの家は広すぎたから…と、小さなマンションに引っ越し
したそうだ。
処分する品が多くて大変だった…と話す。
話を聞きながら、我が家の大量のごみ(?)を思い出していた。
自分のモノなら、いくらでも処分できる。
きっと、T子さんも、従兄のモノは、処分するには長い時間がかかったのだろう…。
従兄の13回忌は、内内で済ませました…との報告。
世の中、変わってきたのだから、それで結構。
何事も、簡素がいいと、私は思う。
私の時は家族だけにしてね…と、今から、息子には頼んである。( ´艸`)