愉しい、お年寄り仲間の、目下の一番の話題は、「補聴器」の話だ。
まだ、私と同年の、仲間内ではお若いTさん。
お話好きなのに、耳が悪い所為か、会話が続かない。
補聴器をつけてるはずなのに…。
ざ~ざ~と、雑音が気になって、外されていることが多いのだ。
お隣のY氏は、30万円以上もする補聴器だとか…。
ご自分の耳の穴に合わせたものだそうだ。
言われなければ、装着してるかどうか、わからない。
世の中には、100万円以上もする補聴器もざらだとか。
一体、どこのお国の話なのか…と、耳を疑う。
幸い、私は、まだ、補聴器のお世話にならずとも、良く聞こえる。
主人に、「耳が遠くなったな!」と、叱られるけれど、それは私の耳が、
主人の言葉をシャットアウトしたいと思っているから、聞こえないのだろう。
息子の言葉や、TVの音は、それほど大きくしなくとも、聞こえるから…。
朝から晩まで、小言幸兵衛の主人に、いささか、うんざりしてるので、耳も
主人の声には蓋をしてるのかも…。
世の中、老人がますます多くなるのに、何もかも高くなって…。
生きずらい世の中になったものだ…。😢