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まぁ~、いつかは我が家もなるやもしれぬから、悪口は言いたくないのだけれど…。
空き家が増えた。
世代交代とでもいうのだろうか…。
親御さんが入院なさったり、亡くなられたりして、空き家のままの状態の家が増えた。
大きな夏ミカンのなってる木が通りに覆いかぶさるようになったままだとか…。
庭の雑草が人の背丈まで伸びてしまったとか…。
水ももらえず、枯れてしまった鉢植えが玄関前に並んでるとか…。
在りし日の光景を知ってるだけに、なんとも言えない哀しい思いがする。
我が家の2軒先の家は、私が嫁に来たときは、憧れの目で見ていた家だ。
ご主人は、都内の銀行の支店長さんで、奥様は、お茶の先生をなさっていた。
いつも、きちんとお着物をお召しになり、凛としたたたずまいのお姿を、憧憬の思いで眺めていた。
ある日、ご主人様が家の中で急死なさって、奥様は一人暮らしとなった。
成人した息子さんが二人もいらっしゃるのに、あまり、寄り付かず、96歳になられる奥様が、一人で生活していた。
一歩一歩踏みしめるような歩き方で、近所のスーパーに出かけられるのを、なんとも言えない思いで見送ったものだ。
その老婦人が、ある朝、救急車で病院に運ばれた。
その後、どうなさったのか、近所の方は皆、知らない。
たまに、息子さんが、家を覗きに来るくらいで、老婦人の症状は知らされていない。
息子さんたちは、なぜか、極力、近所の人とはかかわらないようにしてる…としか思えない。
道であっても、顔を背けて、帰って行かれる。
「今に、2軒は建つかな…。 否、3軒かな…」
などと、他人様の家のことなのに、主人は言う。
「空き家に、ハクビシンでも住みつかなければいいがな…」
と、嘆いたりもしてる。
こんな狭い地区に、空き家が4軒だなんて…。
ちょっと、異常でしょう…。
ご子息がお二人とも寄り付かないなんて、よほどお母様を嫌われているんでしょうね。
お子様時代、厳しすぎたのでは?
一般的に息子はお母様が大好きなので、お嫁さんをもらうとマザーコンプレックスでお嫁さんよりもお母様を大事にするので揉める元になるんですが。
東京だと狭い土地でも4軒も家が建つんだ。
やはり東京の土地は高いですね。
いづこも同じですね。私の住む町内会も空き家が目立つんです。更地にした土地に2軒分の家が建ったり、リフォームして住まわれる方もいる反面、空き家のまま草が生い茂る家も。世代交代がうまく行かないのか?辺鄙な片田舎だからなかなか売れないなかわかりませんが。それを考えたら実家を処分した事は正解だったと思う昨今です。
こちらにもタヌキやアライグマがいるんです。空き家は絶好の棲家ですものね。
都会の男の子は、お嫁さん側につきますよ!
母は哀しいものです。
私が仲良くしてる方のところも、息子さんが二人。
一人残されたお母様のところは、お正月くらいしか来ませんよ。
彼女が居なくなったら、売却して二人で分けるそうです。
杉並当たりだと、20坪でも1軒建っちゃうんです。
勿論、お庭なんてありません。
異常な世界です。
今、都会でも小動物がウロウロ。
棲家になったら、困ります。
最近、地域猫が減ったんですよ!
ハクビシンや狸が影響してるのでは…。
怖いです。
空き家は火災保険がかからないんですよ。だからもし、不審火で火事になって、もらい火になったご近所は泣き寝入りです。そして、空き家は鍵をこじ開けて浮浪者が入り込んだり、言われるように動物が巣を作ったりします。
息子さん、相続したら住んでない家の税金、大変でしょうに。ゴミ置き場に実家の相続、どうなってます?と張り紙してありました。
ご近所と目を合わせないって…。私、実家に風通しに言ったら、もれなく近所から声かけられますよ。どないしはるの?物騒やからねえ!雑草もすごいから蚊が出るし猫の糞も臭いしね。売れないの?
と、声かけられます。下町だしなー。
確かに近所には迷惑かけてるから、一度ジュースでも持って行こう、と思ってます。
母が存命でも、売却できる事がわかりました。母、あの家どうなるのー?とまだ、ぼんやり言ってますが。
いずこもある話なんですね~。
この辺は、下町と違って、皆さん、面と向かっては、モノ言いません!
息子さんも、一言、「母が迷惑かけてます!」くらい言ったって、罰当たらないと思いますが。
今の人ですね~。 と言っても、還暦くらいの息子さんですが…。
私も、実家、売却しました。
よりどころがないと言うことは、寂しいものですね!
ため息が出ますね。
今、我が町内で起こってる空き家問題。
日本の縮図なんでしょうね~。