「御侍史」(おんじし)とか「御机下」(おんきか)と言う言葉自体は知っていた。
でも、よもや自分が目にするとは…。
循環器と整形外科。 今まで通っていた病院を近くの病院に移すこととなった。
その際、二人の先生が紹介状を書いてくださったのだが…。
揃いも揃って、水色の封筒だ。
女性の医師は、〇〇先生御侍史…とあて名書きを。
男性の先生は、〇〇先生御机下…と。
知ってはいたけれど、まじかに目にしたその言葉に、なんとも言えない感情がこみ上げてきた。
御侍史とは、秘書やお付きの人のこと。
先生に直接、手紙を出すのは失礼なので、お付きの人が開けてください…と言う意味。
御机下とは、直接渡すのは、恐れ多いので、机の下に置いておきますね…と言う意味。
どちらも、病院ならではの言葉らしい。
渡した後の、先生方のお顔が見ものだ。
私としては、いささか、複雑な心境なんだけれど、また、新しい出会いも良いことあるかもしれない。
何事も、ポジティブに考えなければね!!