今回の集中講義では,NHKドキュメント番組,「A-Zスーパーセンター」の視聴を通じて,浮かび上がってくる地方での暮らしを見つめ,「鹿児島のいま」を考えました。 ▼ 2007年5月,NHK総合「ドキュメントにっぽんの現場」で,「千客万来,まちの“不夜城”,鹿児島・巨大スーパー」のタイトルで阿久根市(のAZストア(牧尾英二社長)が取り上げられ,一躍同社は全国的にも注目の的となった。 (参考 NHK ドキュメント にっぽんの現場http://www.nhk.or.jp/nippon-genba/200805.html#0517 ) . . . 本文を読む
右往曲折の末,天文館に来年5月オープン予定の複合型映画館(シネコン)の名前が「天文館シネマパラダイス」と決まったとのことです。この映画館は天文館周辺の事業者らで作る株式会社「天文館」が15億9000万円をかけシネコンを建設するものです。7つのスクリーンやテナントが入る地上6階建で床面積は6200平方メートル,座席数は820席。 来年3月の完成、5月1日のオープンを目指す,と発表されています。 . . . 本文を読む
今回の集中講義では,「天文館の持続的発展に向けのシナリオづくり」をテーマに,マーケティングの観点からの演習を主体とした授業を行いました。“マーケティングの観点”の意味するところの要点を講義録として以下に示します。 . . . 本文を読む
鹿児島市の中心市街地活性化基本計画では,中央駅・天文館・ウォーターフロントの3つの拠点の回遊性向上により市街地活性化に取り組むとしています。学生にも,マクロな観点,鹿児島市全体を見据えて「天文館の持続的発展」を考えてもらいたい,というのが鹿児島中央駅に集合し,駅そばの朝市見学から,タウンウォッチングをスタートしたわけです。 学生には,参考資料として鹿児島市の中心市街地活性化計画や天文館の現状を掲載の雑誌「財界九州」と南日本新聞の記事を配布しました。これに関連して残念なことが3点ありました。 . . . 本文を読む
今回の集中講義での,「天文館のタウンウォッチンと,それに基づく天文館の持続的発展を考える」の学習目的は,①問題は,マクロとミクロの両面,そして深く細かく考える。②マーケティングの3C(顧客,競合,自社の市場地位)に示されるよう,問題を多面的に分析する。 という問題発見・問題解決法の伝授にありました。いきなり天文館に出かけたのではなく,鹿児島中央駅に集合し,駅に近接する鹿児島朝市を見学をしたのは,いきなり天文館に目をむけるのではなく,アミュプラザなどの中央駅に付帯する商業施設,さらに駅の鼻先にある旧来の商店街や朝市の現状も踏まえて天文館のあり方を考えてもらいたいとの思いからでした。 . . . 本文を読む
今回の集中講義では,講義に終始することなく,ケーススタディを取り入れました。そのテーマは,「天文館の持続的発展に向けて」です。授業2日目の7~8限の授業では南日本新聞や経済誌「財界九州」天文館に関する特集記事をに基づく講義,さらに「大学図書館」「地域総合研究所図書館」とインターネットを使っての学生各自に天文館の現状,さらには活性化計画などに関するに情報収集を求めました。授業3日目の9~11限は,鹿児島中央駅に集合して,駅そばの朝市を見学し,その後は各自の自由行動で天文館のタウンウォッチングを行いました。その際,「天文館の魅力・強み」の確認とそれを生かしての「天文館のますますの繁盛ヒント」を掴んでくるようにと指示しました。 . . . 本文を読む
▼3年生C君 小林先生の授業でおもしろいと思ったのは,「A-Zは,いまがピーク,10年後は厳しい|」など,最初に自分の主張を発表して,その⑤に主張について説明していくという授業の進め方です。しかも,考えてもしないような主張をしていたので,興味・関心が湧いてしっかり聞くことができました。この授業で経営やマーケティングだけでなく,聞く人,読む人に興味を持たせる話し方や文章の書き方を学ぶことができました。 . . . 本文を読む
集中講義,一限での私の発言は学生たちの度肝を抜き,彼らの眠気を吹き飛ばしました。その要点は,次の通りです。 ①「マーケティングの観点」から言うと,鹿児島の“観光立県”はナンセンスであり時代錯誤もいいところだ。②九州新幹線の全線開通で浮かれているが,博多以外は,大きなメリットとはならない。③天文館にシネマ劇場(映画館)の設置が決まったようだが,箱物を作る前に,やるべきことがある。④セブン-イレブンが2年間で200店舗の出店を打ち出している。これは何を意味するか,県内の産業界はもとより,行政はどのように捉えているのか。 . . . 本文を読む
大学では一般的に、講義及び演習においては、90分/コマ(1.5時間)×15週=22.5時間の授業を修了すると2単位を与えられます。集中講義とは,この2単位15週分を3~7日間の集中的な授業で履修する仕組みです。学生にとっては,短期間で単位取得できるというメリットがあります。 朝9時から午後6時まで,昼休みの40分をはさんでのぶっ通しの授業は,さすがい疲れましたが,実りある授業ができたという充実感と達成感を持って授業を終えることができました。 . . . 本文を読む