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日本電産 http://www.nidec.com/ja-JP/ の2015年3月期の連結売上高は前期比9%増の9500億円を見込む。連結売上高が2兆~3兆円を超えた段階で,「当社が得意とするモーターや制御部品などを多く使う完成品に近い分野にも進出する」と意欲を示している。自動車関連やロボット関連を念頭に置いているとみられる。
なお,政府が検討している労働時間の規制緩和については「研究職など時間で成果をはかれない職種もある。導入後、以前と同じ成果を出した人にはこれまでの残業代を含めた給料を払う」との方針を示している。
なお,永守重信社長は,「2回のボーナスを増やすよりも、月給を上げた方がいい。(安倍政権の経済政策である)アベノミクスが失敗しないよう安倍政権を応援する」とも述べている。
>>> 日本電産株急騰
日本電産は,2014年4~6月期決算を7月23日に発表予定であるが,東京株式市場で3日に高値を更新した。アナリストは,「堅調な業績や、場合によっては会社予想が上方修正される可能性を期待し、発表を先回りした買いが入った」と,分析している。
>>>日本電産社長「インドに新工場5カ所」 会見で表明
日本電産の永守重信社長は6月18日、株主総会後の記者会見でインドで2023年ごろまでに5カ所程度の工場を建設する計画を明らかにした。自動車や家電に使うモーターや電子部品を生産する。経済成長でエアコンや洗濯機、自動車の需要が伸びるインドや中近東のメーカーに売り込む。
インドでは現在、北部のラジャスタン州の工業団地内にモーター工場の建設を進めている。約100億円を投じ、15年4月に稼働する予定だ。今後は取引するメーカーの生産拠点があるムンバイなど「市場に近いところに工場を持っていく」と話し、具体的な建設地や規模、投資額はこれから詰めるという。
国内では10月に日本電産リードなど上場2社を完全子会社にする。日本電産と子会社の余剰施設や人員を融通したり営業拠点を集約したりすることで「年間800億円くらいの収益の改善効果が見込める」としている。。
日本電産の15年3月期の連結売上高は前期比9%増の9500億円を見込む。連結売上高が2兆~3兆円を超えた段階では「当社が得意とするモーターや制御部品などを多く使う完成品に近い分野にも進出する」と意欲を示した。自動車関連やロボット関連を念頭に置いているとみられる。
>>> 日本電産 主要経営指標の推移
※ 日本電産ホームページ http://www.nidec.com/ja-JP/
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