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カゴシマの誇れる企業 山形屋 4

2010-11-01 07:59:48 | 「身の丈」経営
テレビCM 山形屋



 消費者の節約志向で地方百貨店の落ち込みは大都市圏以上に深刻化していることもあって,地方百貨店が連携の動きを強めています。九州経済産業局発表の2009年の九州・沖縄地区の百貨店の売上高は,前年比10・3%減の5757億円。このうち衣料品は11・9%減と,2000年以降最大の下げ幅です。

 こうした事態の乗り切り策として,山形屋(鹿児島市),博多大丸(福岡市),井筒屋(北九州市),トキハ(大分市),鶴屋 百貨店(熊本市)は2009年から,5店舗共同で紳士服を開発し,スケールメリットを生かして商品の調達コスト削減と価格抑制にとり組んでいます。

 地方百貨店が連携の動きを強めているのは、単独では大手に比べて商品調達力が不足しているという弱点を埋める狙いがあります。大手に比べて商品の発注量が少ない地方百貨店でも、数社がまとまって発注すれば調達コストが下がり、店頭価格を抑えることが可能となります。 この九州5社の連携は、地方でシェアを伸ばしている紳士服専門店に対抗する狙いもあります。

 アパレル側も消費不況が続く中,確実に売れることが見込める商品を販売することに注力するようになり,「九州独自の商品」という冠をつけた商品に魅力を感じた大手アパレルメーカーが協賛しています。



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「身の丈」を強みとする経営
小林 隆一
日本経済新聞出版社
 

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