輝らっと部活DO! 市来農芸高等学校
市来農芸高校(いちき串本野市)畜産部の生徒は,年間を通して,毎朝・毎夕牛の世話をして,県の共進会での最優秀賞を獲得することを目指して飼育に奮闘している。
生徒達は,牛の世話や調教をすることで,人としての成長を図っているという。毎日の飼育管理で命を預かっているので,いい加減なことはできない。責任を持ってやらなければならい。そこで,しっかりとした態度が自然と身につくというわけ。3年間頑張り通すことで,牛も信用し愛情で答えてくれるし,後輩の指導を通して人間の器も自ずとと出来ていく。
参考:鹿児島県立市来農芸高等学校HP http://ichiki.edu.pref.kagoshima.jp/article/
photo:http://ichiki.edu.pref.kagoshima.jp/article/
黒光りした立派な体つきの牛たちが整然と並んでいる。10月l日鹿児島県霧島市の姶良中央家畜市場で開かれた県畜産共進会。県内各地区の予選を勝ち抜いた黒毛和牛が勢ぞろいする年1度の大会には,県内外から多くの畜産関係者が訪れる。全国でも幸ップクラスの牛たちを見つめるまなざしは真剣そのものだ。
ベテランの畜産農家に交じり,ひときわ若い引き手がいた。市来農芸高校(いちき串本野市)畜産部キャプテンで3年のWさん(17)。若雌部門に出品した生築カ月の「あきな」を引く姿は自信に満ちている。
「3年間の集大成。ずっと世話をしてきたあきなで勝ちたい」。結果は見事,最優秀賞3席に輝きへ県の共進会に初めて駒を進めた2002年以来,14大会連続の最優秀賞受賞となった。
出典:信濃毎日新聞 2016/11/27 特集 27面
◆市来農芸高校
1934年創立。全生徒数167名。寮あり,1年生は全員入寮する。
設置学科 | 農業経営科( 農業/水産/環境 ) |
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生物工学科( 農業/水産/環境 ) | |
生活科( 農業/水産/環境 看護/福祉/家庭 ) |