「身の丈」経営,「身の程」人生

身の丈,身の程を知って生きる・・・・・

今夜(25日)のNHKラジオ深夜便は,鹿児島発『ぼっけもん』

2021-03-25 13:21:54 | 鹿児島県


毎晩,NHKラジオで夜11時5分から翌朝5時まで生放送の「ラジオ深夜便」。今晩-3月25日(木)から26日(金)にかけて-は,NHK鹿児島放送局からの放送です。

・没後40年の節目を迎えた、作家・向田邦子の魅力。
・幕末、国禁を犯して英国に留学した薩摩スチューデントの一人、長沢鼎の生きざまを伝え、
 コロナ禍,混迷する現代での生き方を探ります。



   

 

 

向田邦子さん 「おしゃれの流儀」

 10月22日に没後40年を迎える作家・脚本家の向田邦子(1929~81年)さん。没後三十余年を経てなお支持される。その理由(わけ)一端を向田さん流のセンスの磨き方、装い術などを、おしゃれ上手だった向田さんの衣装やポートレートからうかがい知ることができます。

 

 向田邦子さんの装いには二十代の頃から「これぞ向田流」と呼べそうな、いくつかの特徴が見て取れます。その流儀を、向田さんと末妹・向田和子さんのエッセイ、そして若き日のポートレートから探ってみます。

◆いいもの好き
 私は子供の頃から、ぜいたくで虚栄心が強い子供でした。いいもの好きで、ないものねだりのところもありました。ほどほどで満足するということがなく、もっと探せば、もっといいものが手に入るのではないか、とキョロキョロしているところがありました。玩具でもセーターでも、数は少なくてもいいから、いいものをとねだって、子供のくせに生意気をいう、と大人たちのひんしゅくを買ったのも憶えています。
                   「手袋をさがす」『夜中の薔薇』


◆末妹・向田和子さんのエッセイ『向田邦子の青春』-「手袋をさがす」

・p103-生き方
 エッセイ「手袋をさがす」には、気に入った手袋が見つかるまで、ひと冬を手袋なしで過ごし、「ないものねだりの高のぞみが私のイヤな性格なら、とことん、そのイヤなところとつきあってみよう」と決心した二十二歳の自分を書いている。そして、エッセイの最後の方では、それを書いた四十六歳の自分の気持ちを素直に語っている。

・p104-とことん追求
 姉の人生にはたしかにツキがあったと思う。でもそれだけではなくて、いろいろなことをやれたのは、自分に合う「手袋」を一生探し続けたからなのかもしれない。
 姉がさらに「手袋」を探し続けていたとしたら、次は何を手に入れていたのだろうか。

・p129-「好き」「嫌い」がはっきりしていた
 エッセイ「手袋をさがす」には、一つの気に入った手袋が見つからなくて、気に入ったものが見つからないなら見つかるまで、手袋ははめないと決心して冬を過ごす、というエピソードがある。「傘一本でも、私は一年かけて探す。嫌なものは嫌」と言っていたのを思い出す。「嫌なものは身につけたくない」ということははっきりしていた。いつも自分が好きかどうかだった。「好き」「嫌い」がはっきりしていた。それは、生涯一貫していたと思う。どんなにいいものでも、自分に似合わないと思うと絶対着なかった。

 

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