8月15日 五穀豊穣を祈る「伊作田踊り」(日置市東市来町)
日置市東市来町で五穀豊穣を祈る「伊作田踊り」が3年ぶりに奉納されました。
伊作田踊りは日置市東市来町の伊作田地区に江戸時代から伝わる郷土芸能で,日置市の無形民俗文化財に指定されています。当日は,保存会のメンバー約60 人が朝から地区内を練り歩き,約1ヵ月かけて毎晩練習したという踊りをカネや太鼓の音に合わせて踊ります。
3年に一度奉納される伊作田踊りは,五穀豊穣 や大漁を願うとともにかつてこの地を治め悲運の最期を遂げた領主・伊作田道材公の霊を慰めるもので,最初は勇壮で華麗な踊りも次第に哀調をおびたものに変わっていきます。
・日時:3年に一度,8月15日のお盆前後の日。
・場所:鹿児島県日置市東市来町伊作田地区( - ひおき し・ひがしいちき ちょう・いざくだ)
8月16日(水) 薩摩川内 久見崎盆踊(想夫恋)
薩摩川内市で8月16日,鹿児島県の無形民俗文化財に指定されている久見崎盆踊り「想夫恋」が奉納されます。想夫恋は約420年前の「朝鮮の役」に従 軍し帰らなかった夫や子どもなどを慕いその霊を供養するため毎年,月遅れの盆明けに踊られるようになったのが始まりと伝えられています。
出所:薩摩川内観光物産ガイド http://satsumasendai.gr.jp/spotlist/1902/
>>>久見崎盆踊(想夫恋)
川内川の河口左岸に位置する久見崎(くみざき)地区に,古くから伝えられた盆踊りです。慶長2年(1597),慶長の役に出兵した島津軍は,ここ久見崎港 から出航したと伝えられますが,朝鮮で戦死した帰らぬ夫や子らを,国もとに残った女性たちが供養するために踊ったのが,この踊りとされています。
この行事は,「久見崎盆踊保存会」が継承しています。毎年8月16日,御高祖頭巾をかぶり,男ものの羽織を着て,腰に脇ざしを落しざしにし,三味線と太鼓 に合わせて踊ります。七七七五調の歌につれて円陣をつくり,合掌したり,遠くを招くような仕草をくり返したりと,ゆっくりとしたテンポの素朴な踊りです。
1971(昭和46)年5月31日に,鹿児島県指定無形民俗文化財に指定されました。
・住所: 薩摩川内市久見崎町日和山
[想夫恋の歌詞]
御高祖頭巾に腰巻羽織,亡夫も見て賜れ 眉の露 切って供えた
みどりの髪は 今も逢瀬を 待てばこそ 盆の十四日 踊らぬ人は 目蓮尊者の 掟にそむく
出典:鹿児島県HP 久見崎盆踊(想夫恋) https://www.pref.kagoshima.jp/ab10/kyoiku-bunka/bunka/museum/shichoson/satumasendai/kumizaki.html
8月16日(水) 加治木町太鼓踊り(姶良市)
加治木町太鼓踊り(姶良市)は,毎年8月16日盆明けに開催される加治木町の伝統行事です。加治木太鼓踊りは西別府、小山田、木田、反土の4つの地区に保存会があり地区単位で隊列を組んで踊り、開始時間を変えて4箇所で踊りが披露されます。
8月16日午前8時から精矛神社,8時半から春日神社で庭踊り。10時から仮屋馬場通りで道太鼓と庭踊り。午後2時から端山・かもだ通りで道太鼓。3時から菅原神社で庭踊り。
・姶良市教育委員会=0995(62)2111
8月16日(火) はんぎり出し ( 霧島市)
霧島市国分広瀬では江戸時代から続くお盆明けの伝統行事,「ハンギリ出し」が毎年,8月16日に行われています。「ハンギリ」は底の浅い直径1メートルほどのおけや竹などを組んでつくるいかだです。
霧島市の公式ホームページでは次のように紹介されています。
江戸末期の新田干拓の時に作られた潮だまりの管理をするためにおかれた水守は,給料のかわりにこの潮だまりの漁業権を与えられました。
彼らが日をきめて許可証を出し,エッナ(ボラの子)を取ったのがその起源です。 「ハンギリ」とは馬の飼料桶のことで,「半切り」という底の浅い桶を使用したことからハンギリ出しといいます。
毎年盆明けの8月16日の精進落としの行事として広瀬地区で行われ,取れたエッナはその場で酢味噌を付けて食べられます。(引用終わり)
http://blog.goo.ne.jp/fpl/e/6c8c879dcbbd35480a008d01a78e611d<BR>
・はんぎり出し (はんぎりだし)
・ 開催場所:鹿児島県霧島市 国分広瀬潮遊池
・住所:鹿児島県霧島市国分広瀬
8月16日(水) 第59回川内川(せんだいがわ)花火大会
川内川花火大会は薩摩川内市の川内川河川敷で毎年8月16日に開催される川内商工会議所主催の花火大会です。観客が見上げる中,大玉・中玉・小玉(スターマイン)を組み合わせた連射・段発・同時打ち上げや,川内川を横断するナイアガラ(1000m)は見ものです。流れる火の粉が川面に映り,一面銀世界となります。フィナーレに打ち上がる3000連発の花火も見ものです。
・場所:薩摩川内市川内川河川敷開戸橋下流左岸((西開門町)
・時間:19:40~21:10 (荒天時は延期,日程は未定)
・アクセス:JR川内駅より徒歩15分
・駐車場:なし
・打ち上げ数: 1万1千発
・問い合わせ先:川内商工会議所 0996(22)2267
8月19日(土) 第17回 かごしま錦江湾サマーナイト大花火大会
鹿児島市の夏の風物詩として定着した「かごしま錦江湾サマーナイト花火大会」。活火山・桜島とおだやかな錦江湾を背景に開催される花火大会です。今年も8月20日,鹿児島港本港区で開催されます。約1500発の花火と音楽がシンクロするスターマインのほか, 1尺玉20連発をはじめ大玉の連続打揚や直径480mの大輪2尺玉の2発同時打揚など,南国鹿児島ならではの豪快で華やかな花火が晩夏の鹿児島の夜空を色鮮やかに染め上げます。有料観覧区域を設定。特等席でゆっくり花火を観覧できます。
当日,ドルフィンポート駐車場は観覧場所として開放されます。(16時以降の車の出入りはできません。)
・開催場所:鹿児島港本港区
・花火打ち上げ時間:19時30分~20時40分 荒天時未定
・アクセス: JR鹿児島中央駅からバス10分,バス停:金生町→徒歩5分,JR鹿児島駅から徒歩20分
(九州新幹線 鹿児島中央駅から市電いづろ通電停下車徒歩5分,JR鹿児島本線 鹿児島駅から市電朝日通電停下車徒歩5分 JR鹿児島中央駅より会場近くまで有料シャトルバスを運行)
・打ち上げ数: 約1万5000発
・有料席:南埠頭自由席:1名2000円(イス席,3300席)。発売中※売り切れ次第終了
・駐車場:会場(有料観覧席を含む)には,駐車場はありません。公共交通機関等を利用ください。
・問い合わせ:鹿児島市総合案内コールセンター サンサンコールかごしま TEL 099-808-3333
「かごしま錦江湾サマーナイトのHP」
・穴場9スポット
・城山展望台:人気の穴場スポットです。早い時間での見学場所の確保がおすすめ!
桜島のシルエットをバックに,眼下に町並みや港がパノラマ夜景が広がります。
・みなと大通り公園
市街地にも近く,手頃な見学場所です。
・多賀山公園(鹿児島市清水町)
比較的,人出の少ない混雑が少ない穴場スポットです。
・石橋記念公園(鹿児島市浜町)
花火大会当日は,駐車場混み合いますので,早い時間の来園がポイントです。
・祇園之洲公園
・与次郎エリアの海岸線沿い
潮風を感じながらの花火見学は,心をいやしてくれます。
駐車場の確保が難点です。市営バスの利用をお勧めします。
・イオンモール鹿児島の屋上
打ち上げ場所から距離があるのが難点です。
・桜島のなぎさ遊歩道
海越しに見る花火は,趣きがあります。
帰宅時の道路混雑を念頭において駐車場所を工夫ください。
・国民宿舎「レインボー桜島」
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