なぜ今,池口恵観なのか
在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)中央本部の土地、建物を45億1900万円で落札し,一躍注目を浴びた鹿児島 最福寺の池口恵観法主(80)。現総理である安倍晋三など多くの政治家と親交を持つともウワサされ,「永田町の怪僧」とも呼ばれているお方である。
その池口法主について,田原総一朗プロデュースで『なぜ今、池口恵観なのか』(バジリコ刊)が刊行された。田原氏は,次のように語っている。
ー-池口恵観という異色の僧侶は,「宗教と人問」という普遍的かつ優れた現在的なテーマにおいて、私が今も関心を抱く人物である。とにかく型破りな人物である。そのスケールの大きさと予測不能で破天荒な行動力は私を惹きつけてやまない (田原総一朗)。
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┗■ 朝鮮総連の土地建物-落札について 出典:「東京新聞」 2013/4/12
在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)中央本部の土地建物を45億1900万円で落札した宗教法人「最福寺」 (鹿児島市)の池口恵観法主が、西日本新聞のインタビューに応じた。「日本人を守るため、北朝鮮との話し合いの窓口を残したかった。金もうけや名誉は一切考えていない」と語ったていた。
-入札の経緯は。
「二年前に訪朝したときに,最高人民会議の高官から『総連本部は大使館。もしなくなったら宣戦布告と同じだ』と言われ,絶対にそうならない形で収まるよう頼まれた。いろいろな政治家や官僚にお願いしたが,競売になった。もし他の人が落札して取り壊したら,日本は韓国や米国と並ぶ敵対国になる。日本人がけがをするようなことがあってはならない。政治家や宗教家は日本人を守るのが務め。だから私がやらんといかんと思った。誰にも相談せず一人で決めた」
-用途は。
「ゆくゆくは寺にしたい。立派な建物で,天井も高い。護摩行もできる。総連側には,次の場所が決まるまでは,賃料を払っていてもらってもいいが、国の意見を聞いて考える。国がだめだと言ったら貸せない。
-総連側への貸し出しには批判もある。
「北朝鮮の回し者と言う人もいるが,対話もせずに,ただやーやー言っても何も解決しない。解決するには行動がいる」
出典:「東京新聞」 2013/4/12
◆金日成主席の生誕100年に出席の鹿児島「最福寺」,池口恵観法主
報道によると2012年4月15日の金日成主席の生誕100年に合わせ,北朝鮮で開かれる各種行事に出席するため,デヴィ・スカルノ元インドネシア大統領夫人ら日本の訪朝団が平壌入りしている。
2011年4月に「金日成主席観世音」を北朝鮮に寄贈するなど,親交のある「最福寺」(鹿児島市)の池口恵観法主も訪朝。今回は千手観世音像を寄贈する予定だという。
○ 池口恵観 鹿児島最福寺護摩行 Saifukuji Goma Gyo.m4v
◆
最福寺(さいふくじ)は鹿児島市平川町にある高野山真言宗の寺院。山号は烏帽子山。本尊は不動明王。
室町時代の創立とされるが,廃仏毀釈で廃寺となる。現在の最福寺は1989年(平成元年)に現在の住職である池口恵観により事実上新設された寺である。本尊の不動明王立像は京仏師・田中文哉の作。九州三十六不動霊場第十六番札所でもある。
私は,最福寺が勤め先(鹿児島国際大学)に近いこともあって,参拝させていただいたことがある。その時,境内に隣接する広大な墓地を目にして違和感を覚えた・・・。
ヘタな人生論より空海のことば---矛盾や不条理だらけのこの世の中を、どう生きようか (河出文庫) | |
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<最福寺の見どころ>--・百万枚護摩行者池口恵觀法主の護摩行--
・七福神根本霊場三重の塔
・光明館薬師如来
・大日如来像、不動明王、十一面観音(身丈140cm総高230cm、木曽桧の寄せ木造り)
>>>最福寺の護摩行
2メートルにも達しようかという火柱を目の前で約1時間、お経を唱え続ける最福寺(さいふくじ)の荒行。全高18.5メートルの木造大弁才天像を大仏殿に備える最福寺(さいふくじ)の荒行は,アスリートに人気があり、柏レイソルの選手達、清原和博、金本知憲、新井貴浩、他作家の家田荘子らがこの寺で護摩行を行っている。
なぜ今、池口恵観なのか | |
怪僧、大いに語る! |
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バジリコ刊 1,728円 |
◇【目次】
なぜ今、池口恵観なのか
憂国法話
第一話 憂国の祈り
・三無事件
・靖国の祈り
・戦没者慰霊・平和祈念公園構想
・怨親平等思想
・平和の祈り
第二話 真言の力
・灼熱の行
・仏教と治療
第三話 生きるための知恵
・祈りの力
・煩悩は悪か
・生と死について
・宗教と人間
・生きるための知恵
補遺 一問一答
あとがき
◆烏帽子山 最福寺 鹿児島市平川町4850-1 TEL (099) 261-2933
最福寺(さいふくじ)は鹿児島県鹿児島市平川町にある高野山真言宗の寺院。山号は烏帽子山。本尊は不動明王。
公式の寺伝では室町時代の創立とするが、廃仏毀釈等による空白期間が長く、現在の最福寺は1989年(平成元年)に現在の住職でもある池口恵観により事実上新設された寺である。本尊の不動明王立像は京仏師・田中文哉の作。
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