堀之内九一郎(ほりのうち きゅういちろう )氏-「そっとしておいてくれ」
2013年,リサイタルチェーンの生活創庫が経営破綻。取材を申し込んだものの「そっとしておいてくれ」との回答が。
FRIDAY(フライデー) 2014/12/12 31ページ ・ 講談社発行
堀之内さんは,1947年生まれで鹿児島県鹿屋市出身。全国にリサイクルショップ「創庫生活館」を展開。創庫生活館は,ピーク時にはFC加盟店158店舗,直営店32店舗に及んだ。
▼関連ブログ
・堀之内九一郎氏の「創庫生活館」経営破綻。別会社で事業継続 2013-09-16 13:12:21
・鹿児島出身 堀之内九一郎氏経営の「生活創庫」倒産 2013-07-23 20:38:34
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>> 堀之内 九一郎氏語録
◎ 山の頂上でなくていい、目の前のその一歩を目標にせよ
自分の描いた夢を実現させるために人は大きな目標を掲げ、そしてその日標を絶対達成してみせるぞと決意します。
でもいくら決意は固くても、目標だけでは絵に措いた併のようなもの。絵の餅でなく実物の餅にありつくには、行動を起こさなければいけません。
「私の夢は、生活創庫を日本の人口十万人に一人の割合である千三百八十七店舗まで増やすことです」、そう言うと昔は「寝言は寝で言え」と鼻であしらわれたものでした。現在の店舗数は二百数十店舗ですから、まだまだこの目標は近いとは言えません。
この目標に現実味をもたせるには、まず自分のやれそうな小さな目標、ゴールを設けなくてはいけません。そして、そのゴールをひとつずつ満たしていくことから始めてみましょう。一気に山の頂上には無理でも、いま、目の前の一歩なら誰にでも踏み出せるはずです。
これなら自分がすぐにでもやれそうな小さな目標の連続なのだから、誰にだってできないはずはありません。
私自身も、夢は千三百八十七店舗まで拡大することですが、その夢の大きさに足をとられて明日出店するそのひとつの店の大切さを忘れないように心がけていま す。一店舗一店舗、つぶれない店を確実につくっていくのがまず第一で、確実な四百店舗をつくるのです。これを力のある店に育てていきます。
その次の段階として、全店舗に二号店を出すことができれば、自動的に八百店舗になります。これはあっという間です。それからフランチャイズのなかで力のある人間に、もう一店舗出してもらえば、千三百八十七店舗以上はばっとできることになります。
これは数字上のことであり、こんなに計算どおりにうまくいくかどうかはわかりませんし、実際はうまくいかないことのほうが多いにちがいありません。
でも、小さい欲の実現を積み重ね、ひとつずつその欲求の段階を上げていき、その結果、知らないうちに高いゴールに近づいているという理想を、絶対に忘れたくないものです。
『どん底を生き抜く法』 p66~p67
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