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このままだと鹿児島は溶けてしまうぞ-⑤ 三越撤退のうわさ

2008-05-22 09:41:24 | 九州経済(地域経済)

  流通業界
 
鹿児島市では,山形屋、三越など店舗面積1万平方メートル以上の大型店4店舗が市中心部の天文館一帯に出店し、こうした集客力のある大型店を市電やバスといった公交通機関で結ぶことで、にぎわいは保たれ、商店街とも共存共栄してきた。

 ところが、近年、郊外にイオン鹿児島ショッピングセンター、ケーズデンキ(本社・水戸市)など大型商業施設が続々出店し、天文館など市中心商店街は転機にある。
 ちなみに、天文館全体の06年度の売上高推定は約1900億円で,ピーク時の022年度の約2400億円から5000億円落ち込んでいる。

 こうした状況のもとで、長く業績が低迷している三越の撤退が現実味を帯びてきているようだ。流通業界筋によると、三越の再生に向けて鹿児島店と四国の店舗は撤退の一番候補となっているという。
 
 天文館の核のひとつが崩れるのは、中心市街地の著しい地盤沈下の予兆ともなりかねず、由々しき問題である。

▼関連記事:三越,来春閉店へ


ブログ・バックナンバー:問題提起 鹿児島県経済の持続的発展に向けて(08年5月5日~08年08月2日)








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