日銀の企業短期経済観測調査-九州は2期ぶりに悪化
日銀福岡支店 https://www3.boj.or.jp/fukuoka/ が4月l日に発表した3月の九州・沖縄の企業短期経済観測調査(短観)によると,企業の景況感を示す全産業の業況判断指数(DI)はプラス13と前回調査から5ポイント悪化した。悪化は2期ぶり。
製造業は8ポイント下落し,プラス5と3期連続のマイナスになった。大部分の産業で下落しており,主力産業である電気機械はプラス4,はん用・生産用・業務用機械はプラス10といずれも12ポイント下落した。
非製造業は3期ぶりに下がり,プラス17と3期ぶりの悪化。
▼企業短期経済観測調査(短観)
四半期毎に日銀各支店管内の企業にアンケート調査した結果を取りまとめたもので,「企業短期経済観測調査」を略して「短観(たんかん)」と呼ばれている。
⇒⇒ 日銀 ⇒ 全国の「企業短期経済観測調査」 ⇒⇒
⇒⇒ 日銀福岡支店 ⇒ 九州・沖縄の企業短期経済観測調査 ⇒⇒
https://www3.boj.or.jp/fukuoka/date-tankan.html
>>>日銀鹿児島支店管内の企業の景気判断-
鹿児島支店管内 http://www3.boj.or.jp/kagoshima/ の日銀の短観=企業短期経済観測調査は,鹿児島,宮崎両県の149社を対象に2月下旬から3月末にかけて行わた。それによると,鹿児島支店管内の企業の景気判断は,前回の調査からやや悪化したもの,日銀は「景気が緩やかな回復を続けていることが確認された」としている。
それによると,景気が「良い」と答えた企業の割合から「悪い」と答えた企業の割合を差し引いた値はプラス6ポイントで,前回の調査を2ポイント下回った。
製造業はマイナス2ポイントで,前回を6ポイント下回った。3か月後までの先行きについては,最近減少していた中国向けの電子部品の受注の回復が見込まれることから,プラス5ポイントとなっています。
非製造業は,前回と同じプラス9ポイントでした。
先行きについては,年度末で大型公共工事の発注が一区切りしたことなどでマイナス1ポイントである。
⇒⇒ 日銀鹿児島支店 ⇒ 2019/4/1 「2019年3月短観(鹿児島・宮崎両県集計分)」 ⇒ http://www3.boj.or.jp/kagoshima/data/tankan.html