「身の丈」経営,「身の程」人生

身の丈,身の程を知って生きる・・・・・

ミスターマックスの15年3月期は純損益29億円の赤字,無配転落

2015-05-06 22:02:35 | 九州経済(地域経済)

 東証1部・福証上場のディスカウントストア「ミスターマックス」(福岡市東区 資本金102億円) http://www.mrmax.co.jp/ は,2015年3月期通期業績予想を下方修正し,当期純損益が29億8200万円の赤字に陥る見通しである。

⇒⇒ 特別損失の計上ならびに業績予想及び配当予想の修正(無配)に関するお知らせ 
                http://www.mrmax.co.jp/corporation/release/article.php?id=333

 売上高は,消費税増税の駆け込み需要の反動や夏季の天候不順による季節商品の落ち込みがあったが,新店効果と下期以降の日用消耗品を中心とした売上が好調だったことから,売上高(営業収益)は前期を上回る見込みである。

 利益は,上期の新規出店にともなう経費の増加と,第4四半期において不回転商品在庫の評価損約7億円を計上したことなどにより,営業利益,経常利益は前期を下回る見込みであす。
 当期純利益は,「固定資産の減損に係る会計基準」に基づき,特別損失として減損損 失9億17百万円を計上,加えて今後発生すると見込まれる店舗閉店にともなう損失額8億82百万円を店舗閉鎖損失として計上したことにより,前期を下回る見 込みである。

 最終的には,売上高(営業収益)は1,142億62百万円(前期比1.0%増),営業損失は8億76百万円(前期は6億36百万円の利益),経常損失は7億 83百万円(前期は7億18百万円の利益)、当期純損失は29億82百万円(前期は67百万円の利益)となる見込みである。

◆業績の推移

           出所:http://www.mrmax.co.jp/corporation/ir/transition/graph/index.php#syueki


◆店舗 60店(2014年12月6日現在)


東京都:2店舗
埼玉県:1店舗

神奈川県:1店舗
千葉県:4店舗
群馬県:2店舗
茨城県:1店舗


岡山県:1店舗
広島県:3店舗
山口県:5店舗


福岡県 25店舗
佐賀県 4店舗
長崎県 2店舗
大分県 4店舗
熊本県 4店舗
宮崎県 1店舗

 

 *----*----*----*----*----*----*----*----*----*----*----*----*

 

ホームページ『マーケティング&マニュアルゼミ』では,経営実務に役に立つ情報を発信しています。
 
 
マーケティング&マニュアル・ゼミ
   ・ エリアマーケティング 
 (リージョナルマーケティンク゛)
 流通のいま    マニュアル講座   
 
      県民性  身の丈経営  著作・論文集  
★。*・。.☆。・*・。.★.。*・。*・。.☆。・*・。.★.。*・。☆

 

   amazon
「身の丈」を強みとする経営―
縮小の時代に勝つ「新リージョナルマーケティング
小林 隆一
日本経済新聞出版社
「身の丈」を強みとする経営』 (日本経済新聞出版社刊)。本書では,性急な業容拡大は弊害が多いとして,堅実な発展を目指して,自らの分を知り,ライバルの動きに惑わされることなく, マイペースを貫きながら存在感を発揮するという経営姿勢を貫く経営姿勢を「身の丈経営」とし,縮小の時代の小売業経営のあり方を示しています。
 
ビジュアル 流通の基本 (日経文庫)
小林 隆一
日本経済新聞出版社
 

 


 




 

 

月刊激流 2015年 06月号
■ 緊急特集 ■■ ファミリーマート×ユニーグループHD ■■
大型コンビニチェーン統合の成否を占う

◎三つの難所の果てに得る最大手と真っ向勝負の挑戦権
■加盟店覆面座談会
・企業のための数合わせだけはやめてほしい
■池袋・稲沢本社周辺ルポ
・見えてきた両社の真の競合店
■決算分析(コンビニエンス)
・セブンの背中が遠くなる一五年二月期決算が示す量拡大の必然
■トップが語る 経営統合の課題/コンビニ、スーパーは経営統合をこう見ている


■■特集 小型SM「コンビニキラー」に進化■■

まいばすけっと・アコレ(イオン)
・二つの業態で追求する価格価値のブレない運営
マルエツプチ(マルエツ)
・生鮮を基軸に単身世帯のニーズに応え、異質化を実現
miniピアゴ(ユニー)
・教育とシステムでメニューの見える売り場作りを推進
食品館(イトーヨーカ堂)
・上質、簡便に地域性を取り込み独自の専門領域を開拓

 

  国際商業出版・発行  780円

 

 

月刊激流 2015年 05 月号 [雑誌]
特集 消費増税後の明暗 大手スーパー12社の経営戦

●イオン
GMSの立て直しと、ポートフォリオ戦略が同時進行
●イトーヨーカ堂
個店経営にグループ力を差し込む戦略が始動
●ユニー
強いカテゴリーと売り場の回遊性で楽しさを演出
●西友
日米英の融合で独自モデルの構築が進む
●イズミ
地域色を強め、新店、改装、シナジー追求で客数をアップ
●ライフコーポレーション
人の力を引き出す、第五次中期三カ年計画がスタート
●平和堂
SMと食品に軸足を移しリージョナルのドミナントを深耕
●ヨークベニマル
創業家から二つのテーマを託され新体制がスタート
●マルエツ
お客の失望をゼロに近づけ固定客化にすべてを集中
●フジ
「商いの原点回帰」で地域密着のドミナント戦略を進化
●カスミ
個店の自立と工夫を促し地域対応を強化
●いなげや
地域のお役立ち業が軌道に乗り大量改装を今期も継続


国際商業出版発行   780円


 


 


 


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 鹿児島市の旧集成館など,明... | トップ | 西友 九州での店舗閉鎖進む... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

九州経済(地域経済)」カテゴリの最新記事