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参加せざる得ないTPP

2013年02月24日 | Weblog
1999年に東京でアメリカと日本の相互認証で
打合せをした写真がアルバムに残っていた。

その時は「TPP」とは言わずに環太平洋経済連携協定に
向けての各国での公的試験機関で試験したデータを
相互認証することの話し合いだったと記憶している。

それ以前からISOの国際化標準が叫ばれて、
橋本首相の時代からJISのISO化が始まった。
その後、ISOは欧州中心の規格であり、
SEN規格が原案だった。
アメリカは独自の規格を持っていて、
そのベースはASTMだった。

世界はこの2規格が主流でした。
JISは日本と一部東南アジアや香港で流用されていた。
これは、日本企業が海外へ出で行き、
日本の規格が地元に根付いたものと考える。

アメリカは、欧州とは異なる環太平洋地域の自由貿易を
戦略的進める為に環太平洋経済連携協定を推進。
相互認証制度を手始めに取り組んだ。

わが国においてもその時代はさまざまな面で
国際化を目指す動きがあり、
建築の分野についても国際化へ展開が始まったのだろう。

その後APECの動きや、UIA(国際建築家連合)の動きなど、
経営資源である人、モノ、金、技術、サービスの自由化。

これが現在では、
環太平洋の国々の間で聖域なき関税の撤廃で完全に自由化しようと
云う環太平洋戦略的経済連携協定、環太平洋パートナーシップなどと
言われるTrans-Pacific Partnership(TPP)となったと想う。

過去の経緯から見ても、日本は参加せざるを得ないでしょうね!

安倍首相は、
アメリカへ行く前から条件付けての参加を決めていたのでしょう。


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