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雨漏りは10年保障

2012年02月20日 | 建物
今年で築10年になる住宅ですが、ボチボチ
改修すべき場所が出てきた。
昨年は、複層ガラスが曇ったので、ギリギリ10年前だったので
無償で交換して貰った。

後は、換気扇からの漏水です。

通常の換気孔(換気口)


長ノズル追加補修換気孔(換気口)

自分で外部排気孔部分に象の鼻のような形状にした
長さ15㎝程の円筒形の筒を
取付しましたが、やっぱりダメだった。
天井部分の換気扇を外して天井裏から見たら、
アルミダクトが下り勾配になっている。
隣に取り付けてあるダクトは一度上に上がって下っている。
ここが大きく違う点ですね!
個人的に治そうと思いましたが、
住宅性能表示法では、雨漏りは10年間保障なので、
念のため工務店にお願いしてダクトを隣にあるダクト形状と
同じように曲げて山形に修正して貰った。
それから雨漏りは、今のところない。
まだ、雨漏りはしていないのですが、
課題は外壁材の目地シールです。
我が家は夏過ぎに外部サイディングのシール施工をしました。
この時期は部材が熱伸びしている時期であることと、
我が家は吊り子固定方式の横張りサイディングです。
昔のサイディングのように釘打ちタイプはある程度
熱伸びを固定出来るが、吊り子タイプはほとんど固定しないので、
逆にジョイント部のシールの負担が酷いことになる。
窯業系といえども長手方向で目地間2.5メートルあれば、
1㎜程度の伸び縮みがある。
サイディングの目地幅は小さい・・・・10㎜程度・・・。
だから余計に負担も大きい。
釘タイプのムーブメントは少ないが、
熱伸びで釘打ち部分がグラつき易い。
我が家の場合は夏場施工だから、
冬場は特に部材が縮む。
大半の時期が縮む傾向になる。均等にするには、
春か秋の施工がいいのですが、
そんな訳には行かないのが現実です。
サイディングのシールの目地幅大きくない。
シールは変性シリコーンを使っており、
材料的には悪くはない。
変性シリコーンは後々他のシール材で
補修施工出来ることがせめてもの救いでした。

目地シール剥離部分

熱によるムーブメントに耐えられず、シールが亀裂ではなく
界面剥離している所が出てきた。
幸いにも、防水シートは万が一を想定し、
雨が中間に侵入しても入らないように
チェックは十分にこの目で確認してある。
また、屋根面は防水シート2重張りにて
施工してある。施工に来た職人さんは、
『2重張り・・・こんなのは始めです』と言っていました。

これも、某屋根メーカーと共同研究して得た個人的な知見です。
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