ロコ企画 in 大宮

大宮でのロコ企画の語り、お陰様で11年目になります

初めは、皆さんにお知らせする力が弱くて

多くの方においで頂く事が出来なかった為、辛い思いをしたこともありました

でも、継続は力　

平和を語り継ぎ、受け継ぐ世代がいなくなったら

大切な思いは途切れてしまう…


そんな気持ちを　メンバー達と話し合い　励まし合い

今日まで　何とか続けてこられました

皆さんの応援がなかったら　とっくにへこたれていたと思います


戦争って、前線の戦闘だけじゃないんですよね

豊かな自然や　虫たち　動物たちも　取り返しのつかない被害者になるし　

大砲の弾は、直接そこには飛んでこないけど

お父さんや愛する人が　突然にどこかへ召集されて

たった一枚の紙切れになって帰って来たりする

家では、一見普通の暮らしを続けながら　ひたすら無事な帰りを待っている

お母さん、奥さん、恋人達の思いがあり

子供たちの寂しさがある


ロコ企画は、そんな　人達の温かく優しく　素晴らしく美しい想いに焦点を当てて

これまで　語り続けてきました


今回も　さかもととしえさんの体験をもとにされて描かれた作品

「あの日、見たこと」と「あした　また遊ぼうね」の中から

作品を選んで　お届けします


更に第2部では　岩手県陸前高田の松原に１本だけ残った松の木を主人公に描かれた

「希望の木」

これは、千の風になっての作者　新井満さんが描いた作品です

あるイベントでご一緒させて頂いた時に　

この作品を上演させて下さいとお願いしたら　ご快諾頂き感謝しております


「それいけ！アンパンマン」の音楽を担当しておられる近藤浩章先生の音楽事務所で

長年　片腕として力を発揮している佐藤由理さんが　

素晴らしい音楽を　作って下さいました

今回が２度目の　お披露目となり　私も緊張しています


入場無料の公演は　皆さんがおいで下さるその力で　続いています

つまり、おいで頂ける方が減って行けば　いつの間にか　終わってしまうのです


どうぞ、お願いします

語り継ぐ想いが途切れぬように・・・

あの時、あんなに苦しくかなしい思いをしたお母さん、お婆さん　子供たち　若者たちが感じた思いを

二度と　味わう事がないように・・・


皆さん　ぜひ　お出かけ下さい

心より、お待ちしております