窓際日記・福島原発

窓際という仕事の雑感

・インフルエンザ情報及び18日放射能予報・汚染砕石は政府の責任ですね。

2012-01-18 08:55:46 | Weblog
・インフルエンザ患者発生の状況です。

・感染状況の経緯と予報                    
 ・第36週( 9月 5日~11日)   ・・・・2011年シーズンの始まり・・・・         
        ・・・・・       
 ・第1週 ( 1月 2日~ 8日)    ・・・・43県が定点1.0人超え・・・・             
 ・第2週 ( 1月 9日~15日)   
 ・第3週 ( 1月16日~22日)    ・・・・今週・・・・

・ウイルス サーベイランス状況(第1週)

 A(H1)pdm   42週に1件検出、その後11週連続未検出。
 A(H3)      51週に40件、52週に13件、1週に2件、検出されました。
 B          50週に13件、51週に3件、52週に2件、検出されました。

 ・2011年シーズンの累積分離件数推移です。
               48週   49週   50週  51週   52週   1週
   A(H1)pdm     2     2      2     2     2     2 
   A(H3)       137   183    278   338   412   464  
   B            21    23     36    38    44    48  

 今シーズンはA香港型主流で感染が広がりつつある状況です。

・定点状況推移(人)
               48週   49週   50週  51週   52週   1週
  2011年定点データ  0.57  1.11  1.98  3.34  3.75  3.76

 ・定点確定値です。                  
                        定点あたり   定点合計    全国推計
 ・第 4週( 1月24日~30日)    31.88人   157381人    176万人
  (ピーク到達)
 ・第34週( 8月22日~28日)     0.01人       43人   (0.04万人)
  (ボトム到達)
        ・・・・・       
 ・第51週(12月19日~25日)     3.34人    16401人  (16.2万人)
 ・第52週(12月26日~ 1日)     3.75人    17802人  (17.6万人)
 ・第 1週( 1月 2日~ 8日)     3.76人    18341人  (18.1万人)

 ・第 1週終了時点での累積患者数(全国推計値)           75.1万人

コメント

第1週の患者数は前の週から微増で、予想外に少いものでした。

やっぱり年始の医療機関の休診が影響してるのでしょうか?

今週時点での累積患者数は全国で90万~100万人規模と推定されます。

・定点順位     第51週        第52週       第1週  

  1位   宮城 25.47人    愛知 17.62人    岐阜 16.60人

  2位   愛知 16.12人    三重 15.36人    愛知 16.22人 

  3位   三重 13.28人    宮城 14.35人    三重 15.17人

  4位   岐阜  8.52人    岐阜 10.29人    香川  9.35人

  5位   山口  8.01人    香川  9.78人    滋賀  8.85人

1.0人超え    33県           38県           43県

第1週は上位43の県が定点1.0人をこえました。

1位は愛知にかわり岐阜が4位から浮上しました。

愛知、三重が第52週でピークアウトした模様です。

この様子ですと、第2週から3週で全国平均も前年度よりも低めの
ピークに到達しそうです。

ピーク値
宮城   25.47人(第51週)
愛知   17.62人(第52週)
三重   15.36人(第52週)

香川    9.78人(第52週)
山口    8.01人(第51週)

1.0人超え県名の状況推移(累積)

第46週  沖縄、宮城
第47週  三重
第48週  愛知、岡山、山口、鳥取、岐阜、大分  
第49週  兵庫、広島、愛媛、滋賀、長野  
第50週  香川、和歌山、福井、大阪、福島、千葉、島根、奈良、埼玉、
第51週  岩手、徳島、北海道、山形、栃木、宮崎、富山、青森、京都、群馬
第52週  秋田、福岡、静岡、高知、石川、
第 1週  山梨、熊本、鹿児島、長崎、茨城

PS

・・福島原発事故関係・・

コメント

例の浪江の採石場の汚染砕石の問題。

根っこには政府の「放射能汚染はたいしたことありませんよ。」という事故当初の
発表姿勢がありますね。

事故を小さく見せようとしていた態度です。

本来は浪江の汚染は爆発後の翌日には確認できていたのです。

そして、そのレベルからすれば当然周辺の放射能汚染も想定できました。

でも計画避難の指定が出たのは1か月もあと。

その間は経済優先の政府方針に従って採石場は砕石を出荷しますよ、枝野さん。

まあ、民主党政権もそろそろ交代ということですかねえ、野田さん。

・・放射線状況

・・・原発北西20km超え地点での推移(文科省発表)

3月15日PM8時40分・・・330μ・Sv/H(車外)   北西24Km地点
              ・・・300μ・Sv/H(車内)   
   ・・・
12月
14日予測値・・29.7μ・Sv/H
15日予測値・・29.6μ・Sv/H
16日予測値・・29.7μ・Sv/H
17日予測値・・29.5μ・Sv/H
18日予測値・・27.8μ・Sv/H

 ・・・3月15日15時からの推定積算放射線量

本日終了時点     推定値・・・310458μ・Sv (310.5m・Sv

到達実績
252.1m・Sv・・10月31日  予報250.6m・Sv 予報誤差ー0.6%
275.7m・Sv・・11月30日  予報274.4m・Sv 予報誤差ー0.5%
297.7m・Sv・・12月31日  予報298.6m・Sv 予報誤差+0.3%

到達予報
318.1m・Sv・・1月31日  
347.7m・Sv・・・爆発から1年後
474.7m・Sv・・来年の1月1日 今後1年間での被ばく量増加分177.0m・Sv  


・・・原発北西30km超え地点での推移(文科省発表)
   以下、すべて北西30km超え地点

3月15日PM・・・(147μ・Sv/H)   
   ・・・
12月
14日予測値・・17.7μ・Sv/H
15日予測値・・17.7μ・Sv/H
16日予測値・・17.7μ・Sv/H
17日予測値・・17.6μ・Sv/H
18日予測値・・17.6μ・Sv/H

 ・・・3月15日15時からの推定積算放射線量

本日終了時点   最大推定値・・・174690μ・Sv (174.7m・Sv

到達実績
140.1m・Sv・・10月31日  予報140.5m・Sv 予報誤差+0.3%
154.0m・Sv・・11月30日  予報153.2m・Sv 予報誤差-0.5%
167.0m・Sv・・12月31日  予報168.2m・Sv 予報誤差+0.7%

到達予報
180.0m・Sv・・1月31日  
201.4m・Sv・・・・爆発から1年後
308.3m・Sv・・来年の1月1日 今後1年間での被ばく量増加分141.3m・Sv  

・・福島市の状況(原発から北西65km地点)(文科省発表)

3月15日・・・24μ・Sv/H  
   ・・・
12月
14日予測値・・0.96μ・Sv/H
15日予測値・・0.96μ・Sv/H
16日予測値・・0.96μ・Sv/H
17日予測値・・0.96μ・Sv/H
18日予測値・・0.99μ・Sv/H

・・・3月15日17時からの推定積算放射線量

本日終了時点   積算最大推定値・・・13032μ・Sv (13.03m・Sv

到達実績
10.99m・Sv・・10月31日  予報10.99m・Sv 予報誤差+0.0%
11.76m・Sv・・11月30日  予報11.78m・Sv 予報誤差+0.2%
12.61m・Sv・・12月31日  予報12.55m・Sv 予報誤差ー0.5%

到達予報
13.31m・Sv・・1月31日  
14.2m・Sv・・・爆発から1年後
18.27m・Sv・・来年の1月1日 今後1年間での被ばく量増加分5.66m・Sv  

コメント

政府はもうモニタリングをまじめにやるつもりはなさそうです

毎日すべての測定点を報告していたのが昨年まで。

1日あたりの測定点はほとんど20分の1.

おまけに4日前の情報しか掲載されていません。

お仕事いやになりましたかね、文科省さん?

・・注意情報 ・・

・2012年1月~13年1月の1年間での外部被ばく量による区割り

原発から北西方向のエリアで今までの半減期カーブが継続するとした場合の計算です。


緊急避難相当(100m・Sv以上) ・・・32km以内          ↑ 
                                    帰宅困難区域
 避難相当  (50m・Sv以上) ・・・・40Km以内     -------   
                                    居住制限区域
計画避難相当(20m・Sv以上) ・・・・50km以内      ーーーーーーー   
                                   避難解除準備区域    
屋内退避相当(10m・Sv以上) ・・・・58km以内          ↓

放射線管理区域(5.2m・Sv以上)・・66km以内
                                      
 法律順守  (1m・Sv以下) ・ ・・・86km以遠     -------ー   
                                    法令順守区域
                                        ↓
                    (赤字は数値更新)

以上の長期予報は放射性物質の半減期による減衰効果を考慮しています。

但し、窓際日記推定は原発爆発以後の終日屋外での積算放射線量になります。

コメント
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