「なぜリベンジマッチはツツカナが狙われるか」、、、という件は後にして。
「リベンジマッチ」ではありませんでした。
「デスマッチ」でしたね。
「ふらふらになりながら殴り合う」というやつです。
それでも勝負がつかずに森下さん勝勢のまま「指し掛け」封印 で終了です。
「勝負の決着はまた後日」ということですが、もはやだれも興味は持たないでしょうね。
さて、事の起こりは「盤駒をつかえば負けはしない。」という森下発言でした。
それから「持ち時間切れ後は一手10分で指す」というもの。
これで「思い込みによるヒューマンエラーを排除できる」と言う主張ですね。
その結果は「ソフトに負けることはない」と。
まあそういうものでした。
さて実際にやってみるとNTT開発の音声認識ー>コメント変換ソフトの優秀さも手伝ってとても面白い番組になりました。
まあサービス精神旺盛な森下さんの性格もあったのでしょうけれどもね。
ぶつぶついう「ぼやき」までいちいち変換して表示してくれるのですから見ている方はたまりません。
ついつい「合いの手のコメント」を入力してしまいます。
さて外部ワーキングメモリとなっている「盤駒」のおかげで森下さん、お得意のヒューマンエラーを封じ込めています。
そうやって序盤、中盤をすぎて100手目に近い終盤の入り口までツツカナと均衡状態を保ち続けました。
これはこれで本当にすごい事でしたね。
何度もツツカナの評価値が森下不利(マイナス200~300)に振れるのですが、森下さんそのたびに「わからん、わからん」とぼやきながら踏ん張って数値をもどします。
この読み比べに最初に音を上げたのはツツカナの方でした。
森下さん有利になる手を指してきます。
極めつけは「タダの端歩打ち」でしたね。
このあたりを契機に今までずうっとマイナスだった森下さんの評価値がプラスに転じます。
そうして「指しかけ直前」では+1300まで行ってましたか。
これが元旦の明け方4時ころの状況です。
さてこの「デスマッチ」、音を上げたのは「運営」でした。
「もう勘弁してくれ」と。
それで「封印の指しかけ」となりましたとさ。
それでは森下さんは何を証明したのでしょうか?
「COM戦は体力勝負」と言うことを改めて見せてくれました。
「精神集中の継続にも限界がある」ということも再確認であります。
この2つの項目はどうしようもなく「COM君に有利」でありますね。
そうしてこの2つの項目については「どういうレギュレーションがフェア」なのかは今後の課題であります。
それから「内部盤駒を使うCOM君」に対しては「外部ワーキングメモリ盤駒を使う事」である程度は対抗できる事も分かりました。
「持ち時間切れ後の秒読み」も10分以上あればよさそうな事も見えましたね。
そうやって何とか条件を整えてやればプロ棋士はたやすくは負けないと。
あるいはイーブンの勝負ができそうであります。
さてこの時に競い合うのは一体何でありましょうか?
通常の「人対人」の場合は「体力、気力、そうしてヒューマンエラー」までを含めた「競い合い」でありますね。
そうして、それはそれでいいのでした。
でも「COM君対人」では「体力、気力、ヒューマンエラー」では一方的に「人が不利」でありました。
それをなんとか「イーブン」な状態まで持ち上げた時に残るもの。
それは「最善手の競い合い」であります。
純粋に「どれだけ深く、広く読んでいるか」の競い合いがのこるのであります。
本当に逆説的ではありますが、将棋が本来競い合うべきものは「最善手」でありましょう。
そうしてそれが「COM君との戦いの中で浮き彫りになってくる」というのは奇妙なものでありますね。
PS
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「リベンジマッチ」ではありませんでした。
「デスマッチ」でしたね。
「ふらふらになりながら殴り合う」というやつです。
それでも勝負がつかずに森下さん勝勢のまま「指し掛け」封印 で終了です。
「勝負の決着はまた後日」ということですが、もはやだれも興味は持たないでしょうね。
さて、事の起こりは「盤駒をつかえば負けはしない。」という森下発言でした。
それから「持ち時間切れ後は一手10分で指す」というもの。
これで「思い込みによるヒューマンエラーを排除できる」と言う主張ですね。
その結果は「ソフトに負けることはない」と。
まあそういうものでした。
さて実際にやってみるとNTT開発の音声認識ー>コメント変換ソフトの優秀さも手伝ってとても面白い番組になりました。
まあサービス精神旺盛な森下さんの性格もあったのでしょうけれどもね。
ぶつぶついう「ぼやき」までいちいち変換して表示してくれるのですから見ている方はたまりません。
ついつい「合いの手のコメント」を入力してしまいます。
さて外部ワーキングメモリとなっている「盤駒」のおかげで森下さん、お得意のヒューマンエラーを封じ込めています。
そうやって序盤、中盤をすぎて100手目に近い終盤の入り口までツツカナと均衡状態を保ち続けました。
これはこれで本当にすごい事でしたね。
何度もツツカナの評価値が森下不利(マイナス200~300)に振れるのですが、森下さんそのたびに「わからん、わからん」とぼやきながら踏ん張って数値をもどします。
この読み比べに最初に音を上げたのはツツカナの方でした。
森下さん有利になる手を指してきます。
極めつけは「タダの端歩打ち」でしたね。
このあたりを契機に今までずうっとマイナスだった森下さんの評価値がプラスに転じます。
そうして「指しかけ直前」では+1300まで行ってましたか。
これが元旦の明け方4時ころの状況です。
さてこの「デスマッチ」、音を上げたのは「運営」でした。
「もう勘弁してくれ」と。
それで「封印の指しかけ」となりましたとさ。
それでは森下さんは何を証明したのでしょうか?
「COM戦は体力勝負」と言うことを改めて見せてくれました。
「精神集中の継続にも限界がある」ということも再確認であります。
この2つの項目はどうしようもなく「COM君に有利」でありますね。
そうしてこの2つの項目については「どういうレギュレーションがフェア」なのかは今後の課題であります。
それから「内部盤駒を使うCOM君」に対しては「外部ワーキングメモリ盤駒を使う事」である程度は対抗できる事も分かりました。
「持ち時間切れ後の秒読み」も10分以上あればよさそうな事も見えましたね。
そうやって何とか条件を整えてやればプロ棋士はたやすくは負けないと。
あるいはイーブンの勝負ができそうであります。
さてこの時に競い合うのは一体何でありましょうか?
通常の「人対人」の場合は「体力、気力、そうしてヒューマンエラー」までを含めた「競い合い」でありますね。
そうして、それはそれでいいのでした。
でも「COM君対人」では「体力、気力、ヒューマンエラー」では一方的に「人が不利」でありました。
それをなんとか「イーブン」な状態まで持ち上げた時に残るもの。
それは「最善手の競い合い」であります。
純粋に「どれだけ深く、広く読んでいるか」の競い合いがのこるのであります。
本当に逆説的ではありますが、将棋が本来競い合うべきものは「最善手」でありましょう。
そうしてそれが「COM君との戦いの中で浮き彫りになってくる」というのは奇妙なものでありますね。
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